small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

世界食紀行

2007年11月30日 | 外ゴハンのこと
町田という街は不思議な場所で、老若男女の買い物が可能だ。
デパートや手芸屋があり、古着屋や中古レコード店もある。
それでいて混んでいる訳ではない。
人混みが苦手な私には、ちょうど良い街である。
中学生の私が足繁く通った街でもある。

最近、この街で友人と待ち合わせることが多い。
お茶をしたり、ゴハンを食べたり、ゆっくりと過ごす。
そして、この街には様々な料理店が多くある。
前にはカンボジア料理店アンコール・トムへ行った。
本日はタイ料理を選ぶ。
パッタイなるタイ料理店でランチをした。
タイ女性の笑顔で迎えられ、店内も国王の肖像画やタイ装飾で飾られている。
炒めた太麺(名前は忘れた)を頼んだんだけど、アローイだった。
スープ、サラダ、デザート付きで787
豊富なランチメニュー、本格的なタイ飯、こりゃディナーも気になるところ。

友人からカンボジア・ベトナム土産を戴いた。
アンコールワットサブレ、カンボジアシルクのスカーフ、ココナッツキャンディー
あー、東南アジアの風を感じるーーー
あー、東南アジア行きたいなーーー
次回はベトナム料理だろうか、インド料理だろうか・・・
この街だけで、世界中の料理が楽しめそうである。
今は旅に出ずに、それで我慢しよう。

タイでの事件

2007年11月27日 | 私の感じたこと
大阪在住の27歳の女性が、タイのスコタイで殺害された。
パスポートや現金がなくなっていたそうだ。
金品目的の強盗だと言われている。
自転車に乗っていた彼女は狙われていたのだろうか?
それとも偶然なのだろうか?

もしかしたら、それは私だったかもしれない。
もしかしたら、それは私の友人だったかもしれない。
もしかしたら、彼女とは旅先で出会い友人になっていたかもしれない。

そんなことを考えたら、今まで無事に旅をしていたことが奇跡のように思う。
現在も旅をしている友人の無事を祈らずにはいられない。
自分が気を付ければ避けられること、どうしても被害にあってしまうこと、これってもう運なのかな?
結局は運命なのだろうか?

箱根湯巡り 其の二

2007年11月26日 | 健康のこと
《其の一の続き》
蛇骨川から戻り、また温泉に入り、また休憩室で眠る。
充分に楽遊壽林自然館を堪能した私たち、ジョン・レノンや数々の著名人が宿泊したことでも有名な富士屋ホテルの探検へ向かった。
以前から、富士屋ホテルの噂は色々と聞いていた。
「箱根で一番良いホテル」
「古くてステキなホテル」
明治に建造されたクラッシックな外観、それに引き立たされた真っ赤な紅葉の木々、重厚な雰囲気が漂う。
広めの庭園には色付いた木々が並ぶ。
水車あり、プールあり、温室あり、野菜畑あり、何でもある。
館内は明治・大正・昭和の品々が飾られている。
日本らしいモノ、外来品のモノ、これまた何でもある。
イマイチ調和していない気がしてしまう。
昔の外国人の好みなのかもしれない。
全体的に暗い感じがして、少し怖い。
って勝手に地下とか行ったり、温室へ行ったからかもしれない。
とにかく怖いっということで、私たちの意見は一致した。

その後、宮ノ下駅前にオープンしたNARAYA CAFEまで歩く。
ここは足湯をしながら、コーヒーやビールが飲める。
カプチーノを頼み、早速足を湯に浸す。
あー、気持ち良い。あー、幸せ。
箱根の山を眺めながら、一日中ぼんやりと出来そうである。
江戸時代から2001年まで営業していた奈良屋旅館が母体となり、現在営業しているNARAYA CAFEは旅館で働く従業員たちの元寮を解体・改修しているそうだ。
店内にある照明や看板は奈良屋旅館のものである。
現在は足湯とカフェとギャラリーのみだが、将来的にはゲストハウスを営む計画だという。
この感覚、この趣味、この発想、多分元旅人だろうと・・・
ギャラリーのライブラリーに並ぶ本たちも旅を感じさせる。
ぜひ、ゲストハウスをオープンさせて欲しいものだ。

箱根湯巡り 其の一

2007年11月26日 | 健康のこと
いやー、温泉っていいね。
いやー、最高だね。
日本に生まれて良かった。
日帰りで行ける場所に温泉があって良かった。

色付く木々に囲まれた箱根宮ノ下にある日帰り温泉楽遊壽林自然館へ旅友達naoちゃんと行った。
ここは一日の入浴者を100名限定ということもあり、お値段は高め。
浴衣・タオル付で2,500円なり。

女湯には、小さな内湯と段々になった檜の露天風呂が三つある。
温度が低めに感じたのは最初だけで、体の芯がジンワリと温まる。
お湯は宮ノ下温泉から引いていて自墳泉という源泉で、少しヌメヌメしている。
目の前には箱根の山々が見下ろし、紅葉は緑・黄・橙・赤と色とりどり。
箱根の紅葉は来月上旬までは楽しめそう。
青空に紅葉が映える。
温まった体に静かに風が吹く。
木々が風に揺れる音が聞こえる。
久しぶりに自然の中に身をおいた。
心身ともに完全に寛いでいる。
あー、眠くなってきた。

そこで浴衣に着替えて、食堂で野草茶を飲み、休憩室へ向かう。
大きな窓のある畳敷きの休憩室は、目の前の早川渓谷が見える。
先客の人々は気持ち良さそうに寝ている。
私たちも置いてある枕を借り、持参の毛布を掛けて寝転ぶ。
窓からは自然の光が差し込み、静寂の空間に川の流れる音だけが聞こえる。
箱根の日帰り温泉って混雑しているところが多い。
芋洗い状態のところもある。
ここは本当に静かだ。
お値段高めだからか、家族連れはいない。団体客もいない。
夫婦やカップル、二人連れが多い。
一日ノーンビリと静かに過ごせるからだろう。
あー、お腹が空いてきた。

食堂で湯葉そばを戴く。
メニューはヘルシー志向で、私たち好みである。
温泉によくいる大酒飲んで大騒ぎしている人もいない。
やはり誰もが静かに食事している。
食堂の入口から渓谷に流れる蛇骨川まで歩けるというので向かう。
浴衣にトイレサンダルで山を下る私とnaoちゃん。
「なんかペルーのワイナピチュへ登った時みたいだね」
そう微笑み合う。
いやいや、ペルーで出会い、一緒に箱根温泉へ来ることになるとは・・・
岩場を下り、流れの早い川へ到着。
館内からの景色とここで見る風景は違う。
より自然を感じる。
自然に癒されている。

低空飛行中

2007年11月24日 | 私の感じたこと
昨日まで禁酒は続いていた。
が、鍋料理に負けて、ビールをグビリ飲んじまった。
この寒さで鍋料理が美味い。
私にとって、料理とアルコールは切っても切り離せない。
ってことで、適度にお酒を戴くことにする。
ストレスにならない程度に戴くことにする。

明日から長野へ湯巡りツアーへ行くはずだった。
が、あちらは大雪らしい。
長野で働く友人を訪問する予定だった。
紅葉を楽しむ予定だった。
一気に冬到来である。
秋はどこへ行ってしまったのだ。
ってことで、箱根へ日帰りツアーに変更。
我が家から箱根って一時間ぐらいと超身近。

毎日、決して楽しくない訳ではない。
が、どこか心が晴れない。
どうしてだろう、なぜだろう。
どこか低い位置を漂っている気分。
少しづつ高度を上げて行きたい感じ。

禁酒宣言

2007年11月17日 | 私の感じたこと
この私が・・・
この時期に・・・
ついに禁酒します。
当面クリーンな生活を目指します。

最近、お酒を飲んで記憶が飛ぶこと多々。
楽しいのだが、このままじゃいけない気がしていた。
別に酔っ払って、何かしでかした訳ではないんだけど・・・

昨晩はイタリアンレストランでワインを飲みまっくった。
次の日、ヨガなのにオーバードリンクしちまった。
そりゃ、今朝は頭と体が重い。
昨日の酒が残ってる。
まままずい・・・
夜にインド旅友達が講師をしているハタヨガ教室へ参加するのに・・・
「五時間前から何も食うな」との指示。
ヨガ教室により「二時間前から食べないでください」ってところ多いけれど、本当に体を空にするには五時間は掛かるとのこと。
空腹な状態のほうが、体の神経が研ぎ澄まされて、現在の体の状態を内観しやすいからみたい。
よく一緒に飲んだくれている従姉とハタヨガへ向かう。
二人とも会った瞬間「禁酒しようと思う」と言い合う。
彼女も昨日飲みすぎらしく、最近禁酒を考えていたよう。
先週一緒に参加したヨガリトリートの時から、酒と肉の害について話してたんだよね。
やっぱり飲みすぎた次の日って、体は重いし、思考力は鈍い。
さてハタヨガ教室は、動きは少なかったけれど、体の内側に効いたみたい。
アジャスタしてもらうと効く箇所が変わる。
最後のリラックスは本当に床と同化するほどリラックス。
インド、リシケシのヨガ講師の「リラーックス」って低音ボイスが蘇った。
あっという間に、2時間というヨガ時間が過ぎていた。
ヨガ終了後にビールを飲まなかった私と従姉。
自分たちを褒めたい。
ってことで、今日が禁酒の第一歩。

更にヴィパサナ瞑想へ参加しようと思っている。
それで申し込みしたんだけど、アンケートで酒が薬物と同じカテゴリーになっていた。
常習性になるほど飲んでいないけれど、少しショックである。
酒は百薬の長というのではないか?
そこそこ飲めば良いはずだが・・・
申し込んだヴィパサナ瞑想はキャンセル待ちだった。

そんなこんなで禁酒します。
今は飲みたくない気分です。
でも忘年会では飲んじゃうのかな?
あっ、ボジョレーヌーボ飲んでないや。

よしもとばなな本

2007年11月12日 | 読んだ本のこと
すごく心に響いた。
今の私にピタリときた。
本を手にした時、その本に出会うべくして出会ったと思う時がある。
すべては偶然じゃないんだな。

よしもとばなな『イルカ』
今まで流れるように生きてきた恋愛作家の私が、新たな生命を宿す。
彼女の選択は?そして今までとは違う生活が始まる。

文中にこうある。
このところの数年で、なにも生まない贅沢な時間が、じょじょにその豊かだったエネルギーを失っているように思えた。
自分の体が「いつまでもこんなことをしていられないよ」というサインをしきりに送ってくるのだ。

そうなのだ、納得した。
どこか自分の体が焦っているのだ。
それを過ぎると、楽になるとも・・・
女性の体とは不思議なものである。
30歳を過ぎたあたりから、何かを育てたいと思うものらしい。
子宮がそう感じるのだろうか。
子供を産んでいないと、それは犬や猫だったり、植物だったりする。
私も植物育て始めちゃったもの・・・
自分以外の何かを慈しみたいのだ。

更に人生についてこうある。
何かから逃げているだけにも思えるし、何かに立ち向かい続けているようでもあった。それはいずれにしても休息のない旅だった。

これって私のこと?
私のことを言い表しているのかと思った。
体からのメッセージ、人生のタイミング、常にそれらに気付ける自分でいたい。

すべては、遅くに母になった〝よしもとばなな〟からのメッセージだ。
とにかく今、このタイミングで、この本に出会えて良かった。

チャリティ・ヨガ・リトリート

2007年11月11日 | yogaのこと
昨日と今日はクンダリーニJP主催のチャリティ・ヨガ・リトリートに参加した。
二日間のヨガ三昧である。
クンダリーニヨガは初体験・・・
どんなヨガなのだろうか?

昨日昼からスタート
ハタヨガ
パワーヨガ
イブニングメディテーション

今日朝から昼まで
モーニングメディテーション
火の呼吸

ハタヨガのクラスはリラックス系。
ゆっくりとアサーナ(ポーズ)、シャバアサナ(屍のポーズ)が繰り返し続く。
普段、通っているのもハタヨガなので知っているアサーナが多い。
室内が寒く、あまり汗をかかない。
少し物足りなく感じた。

続いてパワーヨガのクラス。
久しぶりに、早めの太陽礼拝(サンサルテーション)
早くてポーズの停止が長い。
自分の体力のなさを痛感する。
最近、毎朝自宅で太陽礼拝していたんだけどなーーー
自分一人でヨガをやると、甘さが出る。
少しだけ汗が出た。

夕食後にイブニングメディテーション。
呼吸を用いた瞑想。
いまいち瞑想って分からない。
瞑想しているのか、妄想しているのか・・・
分かったような、分からないような・・・

長時間のヨガで、夜はグッスリと眠れた。

すっきりとした朝の目覚め。
肩の付け根と股関節が特に筋肉痛。
他にも・・・
それだけヨガが効いているってことだ。

クンダリーニヨガの真髄〝火の呼吸〟のクラス。
独特の呼吸法を用いて、体内エネルギーを活性化させる。
体内に七つあるチャクラを開いてエネルギーを満ち溢れさせる。
火の呼吸とは腹式呼吸を一分間に30回~60回するもの。
呼吸した後に体の変化を内観して、チャクラと結びつける。
一回やっただけでは、まったく分からなかった。
「しっくりとこない」ってのが感想。
自分に合うヨガに出会うには、様々なヨガを体験するしかない。

興味のある人は参加してみて。
チャリティってことで、費用はユニセフへの募金3,000円のみ。
宿泊や食事には別途費用が必要だけど・・・
お試しヨガには、オススメです。
詳しくは上記クンダリーニJPのホームページより。

こう見えて…

2007年11月09日 | 食べもののこと
結構、料理をします。
かなり料理好きです。

最近のヒット料理
●ハヤト瓜と豚バラ肉の中華煮
チキンスープとオイスターソースで味付けたら絶品でした。
●豚挽肉と納豆のピリ辛炒め
シャキシャキのレタスにクルクル巻いて食す。
またはゴハンに混ぜて食す。
●定番のひじきハンバーグ
ひじきと豆腐入り。

やはり豆好きで、ヘルシー料理が多いです。
更に気付けば、上記はすべて豚肉を使っています。
毎日料理をすると義務になり苦痛になるけれど、時々する料理はストレス解消になって脳が活性化した気がします。
私の場合、料理をしている時に今日は何を飲もうとか考えちゃいますが・・・
結局、料理はツマミなのでした。

最近、携帯電話を機種変更しました。
今までとは、まったく違うタイプにしたので未だ使い方が分からず・・・
ってことで、携帯のカメラのピントが後ろのレタスに・・・
あー、後2年はこの携帯電話を使うのかと思うと多少憂鬱です。
この件に伴い、ご迷惑を掛けてすみません。

根を張ること、根付くこと

2007年11月05日 | イベントのこと
いつまでも根なし草なayamです。
何かに縛られたり、どこかに所属するのは苦手です。
しかし、どこかに根付くことの素晴らしさを目にする機会があった。

11月4日(日)に大磯にて第十四回宿場祭りが開催された。
友人夫婦が大磯にて自家焙煎の珈琲店BEANS MART OIKOSを営んでいる。
彼らもこの祭りに出店する。
手が足りないということで、お手伝いに行った。
宿場祭りというだけに、品川宿や大磯宿など諸国街道名産市、大磯周辺の名産店の出店、寄席や大道芸、花魁道中、とにかく盛り沢山の内容だった。
そして人手も多かった。
大磯でここまで多くの人々を見たことがあったかな?
他の場所から来た人々もいるだろうけれど、ほとんどの大磯町民が遊びに来ているようだ。
お手伝いした珈琲店も忙しかった。
店の常連さんや友人たちの知り合いが引っ切りなしに立ち寄る。
この地に彼らの店は、すっかり根を張ったようだ。
三年で深く深く根を巡らせたようだ。
しっかりと大磯という大地に根付いたなと実感した。

ずっとずっと知っている友人たちのそんな様子を、どこかくすぐったい気持ちで眺めていた。