small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

シンクロの波

2008年10月31日 | 読んだ本のこと
先日、8月に参加した高尾山薬王院信徒峰中会の写真が届いた。
その時に仲良くなったこざるちゃんが、信徒峰中会の修行である月輪観(がちりんかん)という瞑想法について、mixi日記に書いていた。
この瞑想法って、自分が月に包まれ、月と一つになるってやつ。
自分と地球、自分と宇宙に境はないってこと。

こざるちゃんは、月との境がない感覚になったそう。
私は、イメージするこの瞑想にはイマイチ入れなかった。

彼女の日記を読んで、私はこうコメントした。
瞑想とかスピリチュアル本で思うこと。
私はあなたであり、あなたは私である。
私は地球の一部であり、地球は私の一部である。
結局、すべてが繋がっている。

ってなことを書いた。
ヴィパッサナー瞑想をしていて、世界に包まれているような感覚になったり、光に抱かれているような感じになったりすることがある。
瞑想法やアプローチは違えど、同じところへ繋がっているのだろう。

須藤元気著『風の谷のあの人と結婚する方法』を読んだ。
いやはや、繋がっている。
シンクロしまくっていた。
現在感じていたこと、迷っている答えが多く隠されていた。

「現在の環境に不満があったら、周囲を変えようとせず、自分を変える」
「人から得るのではなく、人に与える」
「選択するときは、損得ではなく、感情に従う」
「他者の利益は自分の利益を生み、調和は調和を生む」

更に、古代マヤ人の言葉<イン・ラケチ>
直訳すると、私はもう一人の私自身である。
これって、私はあなた、あなたは私。
《We are all one》

シンクロって気付き始めると、どんどん起こるという。
そんなシンクロの連続を、シンクロの波に乗るっていうらしい。
気付くこと、自分の感覚に素直になること、具体的に動くこと、他人に求めないこと、見返りを期待せず与えること。
最近感じていたことばかり・・・シンクロの波到来か・・・
須藤元気の本って、スピリチュアル本であり、哲学書であり、成功本であり、簡単に読みきれるが、しばし彼特有のユーモアに疲れて、最後は「あー、楽しく生きよ」って元気になれる。
次回は彼の『バシャール スドウゲンキ』を読みたい。

ちなみに、友人のlifanから高尾登山に誘われた。
これもシンクロだろう。
よく考えると、すべてが繋がっている。
lifanから高尾山薬王院信徒峰中会を教えてもらう。
 ↓
高尾山薬王院信徒峰中会に参加してこざるちゃんと知り合う。
 ↓
その時の写真が高尾山薬王院より届く。
 ↓
lifanから高尾登山に誘われる。
 ↓
こざるちゃんの月輪観日記を読む。
 ↓
コメントを書く。
 ↓
須藤元気の本を読む。
 ↓
今後どんなシンクロが、どこへ繋がるか・・・楽しみ。

布ナプデビュー

2008年10月29日 | お気に入りなこと
本日は、ちょっとガールズな話。
男子は読まないほうがいいかも・・・
月のモンの話なんで・・・

今更ながら、生理用の布ナプキンデビューしました。

健康で体に問題はないのですが・・・
結構、生理は重め。
一週間前に必ず、PMS(生理前症候群)あり。
軽い頭痛、腹部の張り、そして腰痛・・・
これが合図で「あー、もうすぐ生理だ」って分かる。
そして生理が始まると、一日目と二日目は生理痛・・・
やはり頭痛、胸や腹部の張り、腰痛・・・
しかも長めで、量も多い。

以前から布ナプ使用には興味があったのだけど、私の生理事情だと不安に思い躊躇していた。
そんな私に、ヴィパッサナー瞑想のサーブで一緒だったnaomiちゃんが地球洗い隊の布ナプをくれたので、今回初めて使用してみた。
ちょっと生理が軽くなった四日目。
恐々と使用する。
おー、ネル生地が優しい感触。
付けていることを忘れてしまうぐらい。
こりゃ、いいかも。
私が使っているのは、真四角なプレーンタイプ。
他に、ひし形タイプもある。
自分で作ることも出来るらしい。

布ナプキンの利点は・・・
生理痛が軽くなる人もいるという。
冷え性が治った人もいるという。
生理が苦痛なものではなくなるという。
ケミカルナプキンのように蒸れない。
ケミカルナプキンを使用したときのような痒みがない。
生理独特の臭さがない。

こりゃ、良いとこばっかり。
こりゃ、使うしかないでしょ。
当面は、ケミカルナプキンと布ナプキンの混合だな。
ガールズの皆さんは、何を使ってますか?
布ナプキンのオススメメーカーってありますか?
んー、自分で作っちゃおうかな。

以上、布ナプレポートでした。
新たな一歩をくれたnaomiちゃんに感謝。

浄化の末、変化の途中

2008年10月27日 | 私の感じたこと
昨日は、恒例の〝旅人BBQ〟だった。
これまた40名ほど大集合。
毎回、人数の多さに驚く。
久しぶりに会う友人、ここでしか会わない人、顔は知っているけれど、名前を知らない人も多い。

今回は主催者マリちゃん夫婦のアイディアにより、定番の肉+新たな試みあり。
秋らしくサンマ
アジの干物
ケバブ風肉ダンゴ
これまた秋らしくサツマイモ
ジャガバター
豚肉やらカルビ
黒豆餅やら赤米餅
焼きソバやら焼きうどん
とにかく盛り沢山である。
肉を食べない私はBBQは楽しめないか・・・
いやいや、満腹満足であった。

久しぶりに、ビールや赤ワインを飲む。
毎回このBBQでは飲みすぎて、途中より記憶なし。
メキシコで知り合ったsayakaとテキーラで飛んだっけ・・・
二人で最後まで同じペースで飲み続けたっけ・・・
あの頃は・・・
すごく飲んでいた。
かなり飲みすぎていた。
酔わなければ、気がすまなかった。
今は・・・
適度に飲む。
無理してまで、飲まない。
自分が美味しいと感じる量を飲む。

そんな私に、周囲が驚く。

そりゃ、そうだろう。
あれだけ飲み、あれだけ酔っていたのだから。
いつでも、昼でも、夜でも、どこでも、旅先でも、日本でも、あれだけ飲むことが大好きだったのだから。
ayamといえば〝酒〟ぐらいだったのだから。
〝酒〟が人間関係を円滑にすると思っていたのだから。
今思えば、無理して飲んでいたこともあった。
人に合わせて飲んでいたこともあった。

私の変化に、周囲が驚く。

今まで見えなかったことが見えてきた。
本当に必要なものが分かってきた。
まだ新たな自分に、自分自身がなれていない部分がある。
他者との距離感が分からなくなるときがある。
でも、今までの自分とは違うことだけは確かだ。
こんな私ですが、これからもよろしく。

和菓子屋のようなパン屋

2008年10月22日 | パンのこと
寺ヨガ終了してから、以前から行きたかったパン屋〝ぱん ほん多〟へ向う。
まるで外観は和菓子屋のようである。
中へ入ると、懐かしのパンが私を出迎える。
クリームパン、メロンパン、アンパン、焼きそばパン、コロッケパン・・・
どれも小振りで、お手頃価格。
んー、どれを買うか迷うな。
●角食パン
●玄米パン(くるみ入り)
●くるみマフィン
以上、3点を購入した。

あまりの空腹が我慢出来ぬ・・・
帰宅途中に歩きながら、くるみマフィンをパクつく。
ホッとする味。
なんだか昔、食べたことがある味。
余計なものが入ってない味。
体に良さそうな味である。
んー、他のパンも楽しみになってきた。

そして、今日の朝食。
角食パンをトーストして、バターを塗る。
みっちりとしているのに重くない。
程好い甘みがあり、サクサク頂く。
この食パンはバターだけで大満足。
ジャムなど余計なもの必要なし。
美味しいパンは、どれだけでも食べられる。
ってことで、玄米パンは薄くスライスして頂く。
ふわりと軟らかく、くるみの甘さも良い。
自家製トウフチョコレートクリームとの相性も最高。
もう一切れ食べよっと・・・
どうやら朝からパンを食べすぎたよう・・・

ぱん ほん多
住所:神奈川県藤沢市辻堂元町5-2-1
電話:0466-36-2408

寺ヨガ

2008年10月21日 | yogaのこと
偶然、インターネットで知った〝寺ヨガ〟へ出向く。
辻堂駅からトコトコ15分ほど歩く。
住宅街の中に、神社の隣にお目当ての宝泉寺はあった。
ここでヨガインストラクターのRyokoさんが毎週火曜日に教えているのだ。
しかも、破格の参加費:一回500円。
この安さ、さすが地元である。

香の薫り漂う本堂で、ハタヨガの昼クラススタート。
生徒は私を含め10名ほど、やはり昼なので主婦ばかり・・・
まずは呼吸を整え、今日の体の様子を観察する。
ゆっくりストレッチしながら、体を温める。
太陽礼拝、立ちポーズと続く。
一ヶ月ぶりのヨガで、体は伸びにくい。
でも気持ちが良い。
徐々に汗が出てきて、体もちょっと伸びた。
寺の本堂の空気は、人の集中力を高める気がする。
普段苦手な立ちポーズも出来た。
最後のシャバーサーナでは、すっかりリラックス。
もう眠い。眠くて仕方ない。
久々のヨガで、体も心もノビノビした。
この内容で、この値段はお得すぎ。
アグレッシブルなRyokoさんの教え方は丁寧で、アサーナの度にチェックして見てくれる。うん、当分はこの寺ヨガに通おうっと・・・

チャイナフリー

2008年10月20日 | 読んだ本のこと
またも中国から輸入した冷凍食品に問題が・・・
加工していないインゲンに、なぜ農薬が?
冷凍餃子問題って、どうなったんだっけ?
日本には中国製商品が溢れている。
それはアメリカも同様である。

あるアメリカ人一家ボンジョルニ家が、一年間中国製商品を購入しないというドキュメンタリー本を読んだ。
『チャイナフリー』サラ・ボンジョルニ
著書であるサラは、2004年12月末「来年は中国製を買わない」と何気なく思い付く。彼女の宣言により、二人の子供・夫・そして彼女の中国製品を購入しない一年が始まった。
壊れたプリンターの部品は中国製。
子供たちが欲しがるオモチャも中国製。
ビーチサンダルも中国製。
ブランドの洋服もほぼ中国製。
ケーキに載せるロウソクも、フルーツの缶詰も、アクセサリーも、小さなネジもすべて中国製なのだ。アメリカで売っているもの、ほとんどが中国製である。
店では〝made in china〟というラベルだったら購入しない。
通販の場合は、電話でいちいち確認する。
何となく始まった中国製品を買わない日々は、日を追うごとに大変なことだと実感していく。徐々にボンジョルニ家を蝕んでいく。
徐々に文章までギスギスしているような・・・
ただのストレス記に感じてきた。
ここまで苦労した一年の効果は・・・
今まで何気なく買っていたものを買わなくなった。
必要なものだけ、無駄なものを買わなくなった。

そんなに欲しくないのに、つい安いというだけで買ってしまうことがある。
だが実際は使わず、タンスの肥しが増えてしまう。
これからは本当に欲しいものだけを買おう。
そして、日本製のものを買うべきだと思う。
食べものは地産地消を目指したい。
日本の自給率を上げ、日本の技術を大切にしたい。
これって、理想論だろうなーーー

ホメオパシー効果か

2008年10月18日 | 私の感じたこと
久しぶりに都内へ出向いて、気分が悪くなったayamです。
まだ下界に馴染めていないよう・・・
心も体もフワフワと地に足付かず・・・
相変わらず異常な食欲止まらず・・・

今回はホメオパシーの話。
ホメオパシーとはホリスティック医療の代替医療の一種であり、ドイツ・フランス・インドでは一般的に用いられている。症状を抑える西洋医学とは違い、症状を出すようなレメディーを服用して治す。熱が出たら、解熱剤ではなく熱が上がるところまで上げて下げるという方法である。植物・鉱物・動物などから抽出したものを溶かせ砂糖粒に染み込ませたものをレメディーという。

説明はこの辺で・・・
実は、私もホメオパシー体験をした。
トベヨガキャンプに一緒に参加した友人naoちゃんはホメオパシスト。
彼女の薦めで〝レインボーレメディー〟を服用した。
レインボーレメディーとは、虹を水に転写したエネルギーをレメディーにしている。チャクラのバランスを整える効果があるという。チャクラはどこかが開きすぎるのも良くないし、閉じていても良くない。
以前ブログに載せたが、私は喉のチャクラが弱め。
どんな効果が・・・
のんだ瞬間、体が温かくなり、手先がボワボワした。
何なんだ、これ・・・
しばらくすると、通常と変わらなくなった。

そのままヴィパッサナー瞑想でサーブをした。
んー、特に異常なし。
ヴィパッサナー瞑想で座った。
んー、特に変化なし。
でも、でも、ヴィパッサナー瞑想10日間コース〝聖なる沈黙〟が終了した夜、9日ぶりに誰かと話せる喜び、興味ある同室の人々、皆で夜中まで語り合った。
次の朝、喉が痛い。
久しぶりに声帯を使ったからだろうか。
よく考えれば、〝レインボーレメディー〟を服用してから丁度一ヶ月。
レメディーの効果は一ヶ月。
これって偶然?
自分自身では意識していなかったが、この一ヶ月間すべてが安定していた。
チャクラのバランスが整っていたからか。
ホメオパシー効果なのだろうか。
今度、naoちゃんに確認してみよっと・・・

ヴィパッサナー瞑想再び

2008年10月16日 | 瞑想のこと
京都から戻ってから、体調が悪かった。
クリーンな体がジャンキーなものを求め、食欲止まらず・・・
チョコレートや甘いものを食べまくり、満腹になれば寝る・・・
きっと体が下界に慣れるようにしていたのだろう。
昨日から少しづつ活動開始。
そして今日は、久しぶりに茅ヶ崎で行われたヴィパッサナー瞑想会へ参加した。
やはり落ち着くーーー

さて、大阪よりヴィパッサナー瞑想センターへ戻ってからの話。
5月に引き続き、二度目の10日間コース。
部屋から外を眺めていると、3人の男女が話をしていた。
よく見ると、5月に座ったときにサーブしてくれた人々ではないか・・・
「うわー、すごい偶然」
「いや、これって必然かも」
5月のときはサーブをしてもらって、当然だと思っていた部分があった。
しかし自分がサーブをしたことにより、彼らに対する感謝は増していた。
それを直接伝えられるという幸運な機会。
な、な、なんか、サーブをしたことが、今回座るということが、すべてが自分の実りになっている。

10日間コースをが始まると、前回は何が何だか分からずにやっていたことの一つ一つを確認できた。
あー、こんなことしたっけ。
あー、こんな意味だったんだ。
あー、そういうことだったんだ。
そして、一度目に比べて・・・辛かった。
こんなに辛かったのかと感じるほど、辛かった。
一度目の辛さを忘れていたのか、今回のサンカーラ(反応・反発)が前回より強かったのか、深いところまで瞑想できたのか・・・

その瞑想・・・あるがままを見つめる瞑想・・・
嫌悪することなく、渇望することなく・・・
いったい、何が、どんなものが現れるか・・・
それは〝愛の渇望〟でした。
もう妄想族は卒業したはずなのに妄想三昧。
元々、私は恋愛妄想者だったのだけど、5月のヴィパッサナー瞑想後は治まっていたはずなのに・・・
出てくる、出てくる、ポジティブ妄想。
現れる、現れる、自分に都合の良い妄想。
川沿いのマンションで同棲。
彼に耳かきをしているときにプロポーズ。
ミャンマーへ新婚旅行。
そんな映像が次々に現れては消える。
その渇望によってか、妄想族だった際に蓄えられたのか、左膝下には強いサンカーラで激痛が走る。
この手強いサンカーラには、なかなか打ち勝てなかった。
つい痛くて嫌悪してしまう。
それがまたサンカーラとして蓄積される。
8日目辺りに、やっと客観的に見られるようになった。

あと前回との違いは、五感が異常に敏感になった。
整髪料・人の体臭などの匂いが気になる。
人の足音・ドア開閉の音が気になる。
他の人が着用している鮮やかな色が気になる。
目がチカチカして仕方ないのだ。
もう、鮮やかな色や派手な柄の洋服は着れない。
辺りを見回すと、古い生徒さんは地味、新しい生徒さんは派手な人が多い。
んー、ここまで瞑想が及ぼすとは・・・

前回のヴィパッサナー瞑想で、8日目に至福感に包まれた。
もう世界が、すべてが私を包んでいる。
これ際、あればもう何もいらないと思った。
しかし、そればかりを求めるのは間違っている。
至福感が現れたのは、一つのサンカーラが消滅したということらしい。
そして、また別のサンカーラが現れる。
ただ、それを静かに観察する。

最後に行われたメッターバーバナ。
ヴィパッサナー瞑想とは違い、愛と慈しみの瞑想法である。
前回は、何か胡散臭いという印象だった。
ところがである。
サーブをしたということが作用して、もう心に響く。
心の奥まで響く。
いつの間にか、頬を伝う涙。
いつまでも、いつまでも涙が出てくる。
それも静かな涙なのだ。
心が洗われた。
サーブ、座りという連続オススメです。
座り、サーブ、座りが一番らしいけれど・・・

通天閣界隈

2008年10月15日 | 私の感じたこと
ここは日本なのに、日本じゃない。
このパワー、このチープさ、ここにいる人々・・・
通天閣界隈は、まるで東南アジアのよう・・・

鴨屋のnaoちゃんオススメで、今回宿泊したゲストハウスは驚きの安さ。
更に、女性専用フロアーで、各部屋にはベッド・テーブル・テレビ付きである。トイレと洗面所は各階にあり、風呂は大浴場。朝にはコーヒーがフロント横に用意してあり飲み放題、一階にあるパソコンでインターネットは使い放題というお得さなのだ。
これでシングルで2,300円。
安い、安すぎる。
が周囲のホテルってば、1,800円やら2,000円やら・・・
どこまでも安い、あくまでも安い。
通天通貨なるものがあってもよさそう。
荷物一時預かり所、道端で寝ている人、200円の作業着が売っている店、昼から酒屋前で酒盛りする人々、立ち飲み屋・・・
ここは日雇い労働者が暮す界隈なのだ。
私が宿泊しているところは、韓国人やら外国人が多かった。

通天閣へ向うため、ジャンジャン横丁を通過する。
人気の串揚げ屋には行列が連なる。
寿司屋の寿司は3貫で100円という驚き値段。
将棋クラブで渋いオジさまたちが対戦している。
薄暗い照明に、ジューサーで作られたジュースが不味そうに照らされている。
まだ夕方だというのに、立ち飲み屋は混み合う。
通天閣へ近付かば近付くほど、派手な電飾が増え、色に溢れ始めた。
この何でもありの風景・・・やはり東南アジア。
私の想像よりも通天閣は小さかった。
通天閣の真下で、旅友のコウイチ君と待ち合わせて、串揚げ屋へ。
この「呑めやーーー」空気が漂う中、一滴もアルコールを摂取しなかった。
酒飲みの私が呑まないことを、コウイチ君に驚かれる。

別の日に、通天閣へ上った。
散々ビリケンさまを撫でまくり、まったく見晴らしの悪い風景を楽しんだ。
この通天閣って、天気予報機能あり、時計あり、季節により色を変え・・・
本当に大阪らしい建造物である。
今年はビリケンさま生誕100周年らしい。
作家のアメリカ人女性の夢の出てきた神さまを元に制作されたビリケンさま。
初っ端から、驚くべき始まりである。
そんな神さまが祀られてるって・・・
やはり大阪らしい。

きっとヴィパッサナー瞑想後に、この界隈は無理。
駅から一歩も動けなくなりそう。
サーブ後だからこそ来れた。
久しぶりの下界を、存分楽しんだ。

下界で繋がる

2008年10月15日 | 外ゴハンのこと
サーブが終了して、久々に下界へ。
し、し、しかも大阪へ行っちゃった。
5月の瞑想合宿で会ったhanaeさんの車で向う。
私がサーブしていた10日間、偶然にもhanaeさんは座っていたのだ。
パワー溢れる大阪、クリーンな状態で大丈夫か?
5月の瞑想合宿終了後、京都の街で気持ち悪くなったけれど・・・

まずは、午前中にボリビアで知り合ったダイチ君と待ち合わせ。
お茶を飲みながら語らう。
サーブで一緒だったmasumiさんに薦められた本『ザ・シークレット』ロンダ・バーン著を、ダイチ君にも薦められる。しかも彼ってば持参してた。この本に引き寄せられてますな。こりゃ、絶対に読むべきだ。
昼近くになり、彼の写真展が行われている店「つけ鴨めん 鴨屋」へ移動する。
カウンター席ばかりの店内に、ビッシリと写真が貼られている。

9月イベント:世界を旅した男 伊藤大地写真展

あー、ダイチ君って伊藤さんなんだ。
そんなことを最初に関心する。
旅先で知り合った人の名字って知らないからね。
アフリカや南米の写真が一番光っている。
空の、海の、砂の色が違う。
自然の色が濃い。
どこでも大阪弁で、構えず旅するダイチ君だからこそ、現地の笑顔の写真も多い。
彼の人柄が出ている。

写真を見終わって、鴨屋店長umaちゃんやマネージャーnaoちゃんたちと語りタイム開始。
彼らも旅人、我らも旅人。
話題は尽きませぬ。
その内、ダイチ君が三線を弾き始める。
私は本を読み始める。
店は混んでくる。
umaちゃんとnaoちゃんはチャキチャキ作る。
お客さんは食べ終わると、即帰る。
でも私たちはダラダラと過ごす。
肉抜きで鴨そばを食べる。
肉抜きでも充分美味しかった。
食べ終わっても、ダラダラと過ごす。
コーヒーを頂く。
また店は混んでくる。
お客さんは食べ終わると、即帰る。
まだダイチ君の三線の練習は続いている。
そんなこんなで、満席が三回転、三時間以上長々と居座った。
すごく和んだ。すごく居心地が良かった。
これもumaちゃんとnaoちゃんの気さくさだろう。
そんな二人を引き寄せたダイチ君、ダイチ君を引き寄せた私、私を引き寄せた鴨屋、んーすべて繋がっている。

つけ鴨めん 鴨屋
大阪市中央区内本町2-3-8
ダイアパレスビル本町103
Tel:06-6942-3531
大阪在住の方、大阪観光の人、お立ち寄りあれ。
ダイチ君の写真展も続行中。