small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

change

2009年08月30日 | 日々のこと
日本の新たな変化のとき。

久しぶりに、選挙へ行ってみた。

私の一票で何かが変わる。

みんなの一票で大きく変わる。

ぼくと1ルピーの神様

2009年08月29日 | 読んだ本のこと
最近、めっきり小説が読めなくなった。
なーんか、本の意図を感じてしまう。
なーんか、作家さんのエゴを感じてしまうのだ。

そーんな私が久々に読んだ小説『ぼくと1ルピーの神様
映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作であり、インドという国の実態を描いた一冊。
すごく面白くて、あっという間に読み終えた。
映画はずーっと気になりつつも、未だ観ていなかった。
こりゃ、必ず観たい。いや、観るべきだ。

18歳の主人公ラム・ムハンマド・トーマス。
彼は〝クイズ・ミリオネア〟の賞金を上回る〝クイズ・ビリオネア〟で賞金を勝ち取ってしまう。
生まれてすぐに捨てられた主人公。
学校へ行ったことがない。
本を読んだ訳ではない。
なぜ、彼が優勝出来たのだろう?
そこには彼の人生とクイズの問題がリンクしていた。

インドが抱えている問題がヒシヒシと伝わる。
ヒンズー教とイスラム教とキリスト教。
孤児の売買と売春。
金持ちと貧乏。
インド人と欧米人。
格差社会、貧困、幼児虐待、家庭内暴力、殺人、強盗・・・
彼の人生とともに、インドの闇・影の部分が描き出されてくる。

これは絶対にオススメ。
インド好きな人
インドを旅する人
インドに興味がない人
自分の人生に落ち込んでいる人
最後に運命は自分の力で切り開くものだと納得するだろう。
インド人の逞しさを、存分に体感出来る一冊である。

夏の終わり…

2009年08月25日 | 私の感じたこと
すっかり朝晩、涼しい今日この頃。
ヒグラシが鳴き、コスモスが咲き、トンボ飛び、短い夏から秋へ移りつつ…

夏を偲ぶように、横須賀の走水海岸にある漁師小屋を改装したかねよ食堂へ従姉のshihoちゃんと向かった。
もう10年以上は行っていない横須賀。
京急電車で乗り込むと、お互いに目的地の地図を持っていないことが判明。
初めて行く場所、土地勘のない場所。
ただ勘だけを頼りに、海沿いの道を歩く。
同じ海のはずだけど、馴染みのある海とは違う風景。
どこか地方の漁師町を旅している気分。
歩くこと30分ほどすると、かねよ食堂へ無事到着。
そこは目の前が海、無造作な内装、自由な空間・・・
ゆるーい空気の中、大好きなボヘミアビールをグビリ。
炎天下を歩いた苦労なんて何処へ・・・

一緒に行ったshihoちゃんは、来月からアメリカへ永住する。
その前のひと時・・・
彼女との思い出は多い。
大酒飲みの私たち・・・
なにかと一緒に飲んだ。
彼女の家で何日も泊り込んで飲んだ。
よく記憶は飛んだ。
アルコール抜きでも、共通の趣味のヨガをしたり、オススメの店に連れて行ってもらったり・・・
従姉だけど、友達のような関係。
なーんか不思議な関係。
いつも人との別れは苦手な私。
別れ際は、ちょっと悲しくなった。
きっと、どこかでまた会うはずだけど・・・
今とは違う関係になっているのだろう。
そう思うと、本当に今というときは今しかない。

写真:しらすピザとメキシコのボヘミアビール

高尾山信徒峰中修行会

2009年08月23日 | 修行のこと
今年も昨年に引き続き、高尾山の薬王院で開催される〝信徒峰中修行会〟に参加しました。
夏と秋に一泊二日で開催される修行会・・・
昨年は初体験だらけで大満足だった。
今年はどんなことが待っているのか・・・

昨年の様子:滝行篇宿坊篇写経篇

集合先の不動院へ到着すると、驚くほどの人数の人々・・・
昨年の夏の修行会は80名ほど・・・
今年は、なんと130名に大幅増加・・・
108回の礼拝行は男女別に行なわれ、
私は女子事情で入れなかった滝行は簡略化され、
薬王院までの回峰行はコンクリートの一号路となり、
これでもか般若心経を唱える千巻経は短くなり、
朝の諸堂参拝も簡略化され、
人数が多い団体行動だけに、すべてが短く簡単に・・・
昨年を知っているだけに・・・
どこか物足りないような・・・

昨年は無の状態で何も知らなかったが、この一年で真言宗・般若心経・山伏・修験道について学んだ。
まったく覚えていなかった般若心経も、今年は80%暗記。
夜に行なわれた千巻経では、太鼓の音に合わせて般若心経を唱えた。
大きな声で、切れ目なく唱えていると、意識が遠のくよう。
呼吸でハイになっているのか、般若心経の響きでか・・・
終わったときは、体がグルグルと回っていた。
月輪観という瞑想では、私にとって高尾山の役目が終了したという思いが広がった。
もう〝信徒分峰修行会〟には参加しないだろう。
私の立っている場所が変わってしまったよう。
私の波動が高尾山と違ってしまったよう。
大好きな滝行には、時々来るけれど・・・
そーんなことを感じた〝信徒峰中修行会〟
高尾山よ、ありがとう。

ペルーゴハン会

2009年08月18日 | 外ゴハンのこと
ペルーを旅しているときは、ペルー料理ってバリエーションが少ないって感じていた。
いつも鶏肉とジャガイモばかり食べていた気が・・・
でも、日本で食べたら違っていた。
美味しい、想像以上に美味しいのだ。

って、五反田にあるアリコイリスベンボスへ行ったときに思った。
しかも、相当のボリュームで即満腹。
こりゃ、大人数じゃないと厳しい。

今回は前回の教訓を踏まえ、川崎にあるアルコイリスへ行った。
五反田とは姉妹店だとか・・・
平日の夜、しかも川崎だったので集合したのは5名。
んー、この人数でペルー料理を戦えるか・・・
メニューを見ると、五反田ほど品数はなく、ボリュームも普通。
こりゃ、5名でもいける。

定番料理とソパ(スープ)をオーダー。
魚介マリネのセビチェ
チーズソースかけ茹でたジャガイモ
ユカフリート
牛のハツのアンティクーチョ
それにペルービールやインカコーラなど・・・
どれもこれも五反田同様、美味しく戴く。
五反田で気に入った豆ゴハンがメニューになく残念。

川崎にはペルー料理屋さんが他にもあるそう。
こりゃ、また行くしかないでしょ。

ヨガ&断食 三日目

2009年08月15日 | yogaのこと
本日、四時起床。
最後の最後に参加したいオプション登場。
それは〝水行〟である。
滝行好きな私は大喜びである。

作務衣に着替え、準備体操して、日の出の前に外へ出た。
夏の朝の穏やかな風が頬をなでる。
神殿の方向へご挨拶して、足から少しづつ水を掛ける。
少しだけ冷たいけれど、気持ち良い。
胸へ、ついに頭へ、気持ちが引き締まる。
大きなポリバケツ一杯分の水を、自分のペースで掛け続ける。
掛けているときは胸が苦しい。
でも合掌して休むと、心がシーンと静まったのが分かる。
何度も掛け続けていると、眉間の第6チャクラの部分が開いた。
滝行のときは頭丁の第7チャクラに、直接ガッツンと来るが、水行は穏やかにその下のチャクラを刺激していたみたい。
通常は、断食と水行は同時にしてはいけないよう。
断食は緩やかに浄化される方法。
水行はいきなり浄化される方法。
断食が合う人と水行が合う人がいるそう。
私は断然、水行派です。
終わってから、昨日までチクチクしていた心も穏やかに・・・
その後に見た朝日のキレイだったこと。

朝ヨガは経絡体操とツボ押し。
気持ちが良かったが、これってヨガじゃない。
んー、ヨガ断食道場というより健康断食道場。
ヨガをしたい人には物足りないという感じ。
色々なことがあって、新たな出会いもあって、充実した二泊三日だった。
最終的に、体重は1.5キロ、体脂肪率は2%減だった。
断食って全然辛くない。
時々、自宅でもやってみよっと・・・

写真:水行後の庭

ヨガ&断食 二日目昼から夜

2009年08月14日 | yogaのこと
さー、今日は何をしようって・・・
箱根散策か、山か、海かって・・・
オプションの時間は、必ずどれかに参加しないといけない空気。
どれにも参加したくないとは言えない雰囲気なのだ。
しかもオプション料金や時間など提示してくれない。
仕方なく、お手軽コースの〝海〟を選ぶ。
真鶴半島を5キロほど歩くそう。

まずは両手にストックを持ちながら森の中を歩いた。
樹齢300年以上の木々からエネルギーを頂く。
森とはいえ夏は暑い。ダクダクと汗が出る。
しばらく歩くと、海岸の遊歩道へ続く。
岩の多い砂浜では、皆さん海水浴の真っ只中。
水着で泳ぐ人、BBQをする人、日光浴をする人、釣り人・・・
そう私たちの集団は場違い。
ちょっと奇異な目で眺められていた。
まぁ、気にならないけれど・・・

遠くには初島が、目の前には三ツ石が・・・
霞んでいなければ絶景である。
三ツ石ってのは、角度によって夫婦岩のように見える。
実は三つの岩から成り立っていて、干潮のときは歩いていけるそう。
そこからの日の出は素晴らしいそう。
見た瞬間から有難いオーラが出ていたんだよね。
横に三ツ石って場所で、ランチタイム。
私は豆乳を、皆さんはフランスパンとバナナを食べた。
すっかり今の状態に慣れたよう。

空腹って脳が作り出す指令という意味が理解できた。
体は数日食べなくても大丈夫だという。
体には独自に生きるための機能があるからと・・・
ただ便秘気味。
それは参加している皆さん同じ。
お腹がグルグルしていて苦しい。
参加者の方々の目的は様々だった。
ダイエット、体質改善、ヨガ・・・
色々な目的だったけれど、同じ体験をしているので、すぐに仲良くなれた。

精神が研ぎ澄まされる感覚はなかった。
ただクリアーになっている分、主催者の方のエゴが気になってしかたない。
すべてのことが彼本位であり、私たち参加者は二の次になっている。
彼の自己満足の世界に、私たちは迷い込んだよう。
これって、私だけなのかな?
私のエゴの部分を彼の存在が表現しているのかな?
って思ったら、同じ意見の人だらけ・・・
ホッとしたような、どうしたらいいような・・・
心の皮が剥けていくと、色々な感情が溢れ出す。
その一つなのかと、最近あまりに穏やかayamだったから・・・

ヨガ&断食 二日目朝

2009年08月14日 | yogaのこと
今日はオプションで〝御殿場へ朝日を拝む〟からスタート。
三時に起床、すぐに車で現地へ向った。
まだ暗い空には月や星が輝く。
流れ星が一筋の光の円を描く。

驚くほど一号線も箱根街道もガラガラ。
道場の主催者の方が、とある秘密の場所を知っているそう。
そこは山の間から太陽が昇り、逆側に富士山がそびえる。
富士山に朝日が反射するという。
そこの芝生に寝転び、自然の中で過ごす。
もう私の好きなキーワードだらけ・・・
雲に隠れず、太陽が昇るのを祈るばかり・・・

到着した場所は、突然そこだけ開かれた芝生の原っぱ。
暗い中、富士山を登る人々のヘッドライトが見える。
登山した者として、心の中で彼らにエールを送る。
彼らのためにも、ご来光を見せておくれーーー
しばらくすると、暗い空の一部が赤く染まり始めた。
雲があるからこそ、朝焼けは存在する。
雲の間をぬうように、太陽が顔を見せる。
富士山頂上の人たちも見えたかな?

持参したシートに寝転び、毛布を掛けて、しばしの休憩。
朝の空気、芝生の感触、草の薫り、鳥たちのさえずり、いつの間にか眠っていた。
目覚めると、朝食タイム。
私は豆乳だけ、皆さんはバナナも食べた。
タベモノに対する執着が減っているのか、あまり断食が苦痛ではない。
まだ始まったばかりだから思うのか。
現在のところ、心にも体にも変化なし。

そういえば、朝のヨガ時間だけど・・・
道場の主催者の方に聞くと、今日はなしとのこと。
このオプションに参加する際に説明して欲しかったような・・・
全体的に説明不足で、成り行き任せな感じ・・・
こう思っているの私だけ?

ヨガ&断食 一日目

2009年08月13日 | yogaのこと
夕方のヨガに間に合うよう、根府川駅に到着した。
初めて降り立った根府川駅は目の前が海で絶景。
こりゃ、自然の中で充実した日々を過ごせそうな予感。

しばらく迎えを待った。
まったく連絡なし。
かなり迎えを待った。
携帯電話へ連絡してみると、なぜか切れる。
これって騙された。
すでに支払った前金だけが脳裏に浮かび・・・
前金詐欺に遭ったのか・・・
そんな嫌な予感が溢れる。
すると「手違いがあり迎えが遅れる」とのメール。
な、な、なんか嫌な予感。

それから数分後、やっと迎えが到着。
今日はオプションへ行った人々の予定が遅れているから、ヨガ開始が遅れるとのこと。
まぁ、のーんびりと過ごそうっと・・・
私の断食している際のイメージでは、自然の中で静かなときを過ごす。
道場の方は、動かないと筋肉が落ちるのでオプションで山へ行ったり、海へ行ったりするほうがいいとのこと・・・
今回は断食して、静かに瞑想したい私・・・
山や海に興味なし・・・
すべてのズレは、ここから始まっていたような・・・

一時間半も遅れてヨガが始まった。
一つ一つのパーツを丁寧にほぐしていく。
久しぶりのヨガは気持ちが良い。
準備は終わったから、ここから本格的なアサーナかなって思っていると、シャバーサーナで終了。
えっ、これだけ物足りない。
色々な人が来ているので、簡単なヨガしか教えられないそう。
その後の瞑想も、10分で終了。
えっ、これだけじゃ深い瞑想にならない。
瞑想に馴染みがない人は5分でも座るのが苦痛だからだそう。

その後に夕食。
私は一応、完全断食がしたいと申し出てみた。
だが二泊三日では難しいと・・・
完全断食だと日常生活へ戻るまでの復食が大変だと・・・
それで逆に体調を崩す人も多いと・・・
ってことで、飲物だけ頂くことに。
リンゴと小松菜と豆乳のジュースは、かなり美味しかった。
それだけで、かなり満腹。
他の参加者はサラダも食べていた。
こりゃ、空腹で眠れないってことはなさそうだ。

写真:根府川駅から