京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

登り窯の準備

2022-10-20 15:52:12 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
実は、もうすぐ登り窯を焚きます。
10月末か11月最初。
チョッと、色々なところが
バタバタしてきています。


写真は、窯を温める時に使う、
焙り(あぶり)用の薪。
焙りには太いまま使います。
細いと温度がパッと上がってくれますが、
すぐ燃え尽きて長持ちしません。
なので、太いものを使い、
ゆっくり長く燃えて窯を温めてもらいます。

そして、節がない比較的まっすぐな薪が
割られて、登り窯に使われます。

その横で、私は釉薬を掛ける作品の
チリを払う作業をしております。



チリ払いまち。

何故「チリ払い」をするのか。
作った作品は、最終チェックをされて
素焼き窯に入れられますが、
案外、細かい粉のゴミがついている。
そのままにして釉薬を掛けると
掛けたすぐに剥がれたり、
窯の中で焼かれた時に剥がれたりします。

コレはなぜかと言うと、
細かいチリの膜が作品の表面を
コーティングしており、その上に
釉薬を掛けたら、、はい剥がれたー。
と、そんな具合になるのです。

なんとなく想像できました?
バームクーヘンも上手くすれば
一枚ずつ剥がれるし、
チョココーティングのお菓子も、
頑張ったら剥がれる。それと同じです。
ん?分かり辛かった?
え?例えの方向性が違うのではって?
そうかも(笑)

えーっと、何の話でしたっけ?
登り窯の準備でした。
今、めっちゃ釉薬を掛ける作業に
終われております。
明日は御本手の窯も詰めなきゃだめだし。
何だか忙しいー。

こういう時の応援は・・・
そう!コーヒーゼリー!!
暖かい部屋でコーヒーゼリーを食べながら
宇治の方角を見てエールを送って下さい。
頑張れる気がしますから。
もしくは珍しく、卵かけごはんネ。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.


窯の写真を撮るつもりが、自分が前面に(笑)

作陶館note

登り窯の準備|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

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