詳しい雪・墨・画の説明をとの要望がありましたので3月7日実施した「雪・墨・画」について説明します。
話の始まりは昨夏小出花火の夜、早津邸私設ビアガーデンで始まりました。
「先生昨年雪中行群に参加しましたよね、あの会場で雪のキャンパスに茅葺の古民家を再現しませんか、1000号規模のどでかい奴を」 「おもしろそうだなー」 「先生酔った席だけではすまされませんよー」「なにいってるーわかった!!」 一枚目の写真
それから時は過ぎいよいよ本番が近づいてきた、問題が山積してきた。異常な小雪、雪と墨の関係が難しい(雪が水分を吸って綺麗な線が出ない)本番まで雪の状態が掴めないなど
リハーサルを繰り返しながら、農業公社の機械(ジェット噴射とミスト機)墨液4リットルなど世界初なので自分から切り開いて試行錯誤でもがきました。
11トンダンプで70台の雪を運んで、本番の舞台(楯3メートル、横15メートル)の雪のキャンパスが完成(横根集落の地域力はすごい)いよいよ本番の時間 3月7日18時50分
鬼面獅子山太鼓の演奏と同時に私が背負ったミスト機から消雪用の炭の粉が勢いよく出ます(好き勝手に吹きつけよ、早津さんの指示はこれしかありません)
ジェット噴射、じょりんでの引っかきなどで茅葺の家が二軒、雪の杉の木,最終は家に窓をつけ中に明かりを灯して完成しました。
照明を落とすと「おおーー」 どよめきと歓声があがり、ソプラノ歌手高波さんの「ふるさと」の独唱が始まり雪・墨・画は終了しました。
横根集落の皆さん、早津応援団、農業公社の職員、多数の人々の「縁」が紡がれて完成しました。 みなさん ありがとうございました
皆さんに喜んで頂き、大成功に終わって本当に良かったですよね。
私のブログにも横根出身の方から涙がでたとの嬉しいコメントを頂きました。
初めて試みには大変な下準備が必要で、浅井さんを始め、雪中行群の役員の方々、応援団の方々、そして横根の皆さんの労を惜しまない御協力には感謝感謝です。
この度はとても有意義なイベントだったと思います。
ありがとうございました。
沢山心配をしましたが、その分思い入れがすごかったです。当日灯った二軒の古民家の明かりが忘れられません。
お疲れ様でした。