私の基本的政策の一つに「育てよう、地域の宝子供たち」と掲げているが、先般の「うおぬまこども芸能祭」はその夢の一つが叶った瞬間だった。
実施までに三年の月日を要した、最大の要因は人気のある小出郷文化会館大ホールの確保と市内学校行事との調整が主たる要因だったが、宮委員長を先頭にこども芸能祭実行委員会、文化会館関係者、教育委員会、地区芸能保存会のチームワークが原動力だった事は間違いない。
「おめさんが教えていた、入広瀬の中学生の太鼓があんま良くて俺ら母ちゃん横の席で泣いていたて、逢ったらよくよくお礼を言ってくれと頼まれていたがったて」 ある祝賀会の開始されるやいなやお話を頂いた。
年のせいか最近めっきり涙もろくなっているところにこの話は涙腺に結構きいた、家内さっそく報告したがやっぱり感激に涙ぐんでいた、こうした所は似たもの夫婦と感じる。
うおぬまこども芸能祭が終了して半月が経つがご覧になっていた方々から未だに感想を頂く「中学生の和太鼓よかったですよ、勇気を頂きました」「久々に清清しい中学生を見せてもらいました」 身の丈以上の評価と恐縮している。
現場で夢を実現出来る幸せと次なる夢に向かって進める喜びを感じているこの頃だ。