おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

梅雨晴れ田 ナカボシ終えホゴエの人

2017年07月13日 00時00分00秒 | 農業






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 梅雨晴れの午後
 ナカボシ・中干し後の田(注1)
 女性独り、肥料振る(写真3)
 さらに60分ほど歩くと男性独り、肥料振る(写真1)
 農道には肥料積む軽4輪トラック(写真2)
 肥料足しに戻ったAさん(1940年生まれ・77歳)
 “ホゴエ・穂肥ですか”と伺う筆者
 次のように教えてくださる

 そう、ホゴエ
 今、(右手の親指と人指し指を縦に広げて)このくらい(約1㎝)の穂が茎の中にできている
 窒素とカリを振る(写真2のくみあいNK-C6)
 伸びて青いところには振らない
 ちょっとさびしいかなーと思うところに振る
 くれたところは3~4日で青くなる
 うんとくれると真っ青になり、いかにも稲が、木が柔らかい感じになる、倒伏する

 “一発(注2)は使ってないですか”と伺う筆者
 次のよう教えてくださる

 モトゴエ・基肥(遅効性)はシロカキの前に入れた
 一発は高い、一袋20㎏あたり3,800円くらい
 ホゴエ(NK-C6)は1,980円
 一発は、忙しい人や、重いものを長年持ち、膝がガクガクで動けない人が使う
 自分は動けるし、時間もあり、身体にも良いのでホゴエする

 3~4日後が楽しみ
 経験のない筆者、くれたところの青、はたして視認できるか

 注1 中干し:弊ブログ2017年07月04日
 注2 基肥一発型肥料、基肥一発肥料などと呼ばれる省力肥料。稲作に必要な肥料全量を基肥として田植え時に1回施用。原則として追肥やホゴエ・穂肥をしない。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年07月11日
 撮影地:埼玉県久喜市

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