おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

半夏生に因む植物と生薬

2017年07月03日 00時00分00秒 | 植物

写真1 ハンゲショウの葉にベニシジミ休む。2017年06月12日。埼玉県久喜市


写真2 ハンゲショウの葉に白広がる。写真1と同じ群生地。2017年06月28日。埼玉県久喜市


写真3 カラスビシャク。2008年06月07日。栃木県上三川町


写真4 カラスビシャク5本。2008年06月14日。写真3と同じ畦。栃木県上三川町

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 夏至から11日目の半夏生(ハンゲショウ)
 2017年は07月02日の頃
 この節・時季に因む植物はハンゲショウとカラスビシャク(上の写真)
 ともに薬草(生薬)
 ハンゲショウ(薬用部位:全草)の生薬名は三白草(サンハクソウ)(注1)
 利尿、腫物に適用
 カラスビシャクの地下茎(球形)の生薬名は半夏(ハンゲ)
 乾燥した地下球茎をつわりに適用(注2)

 さて、ハンゲショウの葉の白化
 半夏生が近い頃、葉全面に広がる(写真1・写真2)
 筆者は昨年と同じく半夏生の夕食に蛸を食す(注3)

 注1 鹿児島県薬剤師会編『薬草の詩-自然とのふれあいをもとめて-』(株式会社 南方新社 2002年)75頁・159頁
 注2 同上書 79頁・150頁
 注3 昨年の半夏生:弊ブログ2016年07月02日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:上記
 撮影地:上記

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