おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

畦草焼きにも原発事故の影響

2012年02月06日 00時00分00秒 | 農村
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写真1 今年の畦焼きは個人で実施。周りを見渡すと焼き人はまばら


写真2 河川護岸上の田圃畦が焼かれている


 田圃の畦草焼きは、長年にわたり毎年、水稲作業本格化の前に、農村集落の一斉協働仕事、いわゆる「村」仕事として実施されてきた。
 今年は様変わり。写真の地・集落(農家組合)は、畦草の放射性物質被爆の懸念から、「村」仕事として実施しないことを決定した。しかし、個人で実施するのであれば、集落(農家組合等)に届けて実施してもよい。写真は個人で実施中の畦草焼き。
 連綿と維持されてきた「村」仕事が原発事故で途絶えた。
 原発事故は、農産物だけでなく、農村の連帯や社会関係にも、「村」仕事という社会資源にも悪影響を及ばしている。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年01月 撮影地:関東地方
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