おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

砂丘農業の発展に香川用水と普及指導員 あり 観音寺市室本町

2012年01月24日 00時00分00秒 | 農業

写真1 I氏宅の美味いイチゴ。右はオオキミ、左はサチノカ イチゴとキントキニンジンを栽培のI氏宅


写真2 砂地栽培のキントキニンジン


写真3 砂地には給水・かんがい設備が不可欠。給水パイプが完備。栽培されているのはニンニク


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 香川県観音寺市室本町は農業が盛ん
 20歳代、30歳代の農業後継者が多い
 砂絵寛永通宝のある有明浜の防砂・防風林の陸側に立地

 次の農産物を京阪神地域をはじめ各地へ出荷
   キントキニンジン(金時人参・写真2) セロリ(写真2の右上方に見えるビニールハウスで栽培される)
   ニンイク(写真3) タマネギ イチゴ(写真1、オオキミ・サチノカ)

 JA(農協)の組織である観音寺地区人参部会員は約35戸
 08月10日をキントキニンジンの播種初日と決めて、互いに品質の統一・向上に努める
 おせち料理用に12月初めから収穫・出荷
 イチゴ部会員のキントキニンジン収穫は12月22日頃に終える
 イチゴ最多需要期のクリスマス前の収穫・出荷に備えるため

 当地の耕地は写真2及び写真3のような砂地
 適量及び適期の安定給水は不可欠
 安定給水は1974年(昭和49)完成の香川用水で実現
 香川用水は徳島県の吉野川から取水し、讃岐山脈貫通トンネルを経て香川県下一円に給水

 砂地栽培技術などの支援は香川県西讃農業改良普及センターの普及指導員、JAなどにより実施される
 すなわち、上記のハード、ソフトの両部門における整備・支援により当地の農業は発展

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年01月12日 撮影地:香川県観音寺市室本町

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