写真1 女性3人が作業中の石嶋農園イチゴ育苗圃
「とちおとめ」や「スカイベリー」の根着き新芽をスダレ製ピンで留め、根着き・根張りを良くする 2015年06月02日
以下の写真は、写真5を除き、栃木県下野市の石嶋農園
写真2 親株から伸びるランナー(匍匐茎・蔓)の最初に出た根着き芽・太郎をスダレ製ピンで留めてある 2015年06月02日
写真3 親株から伸びるランナー(匍匐茎・蔓)の最初に出る根着き芽を太郎、二番目に出る根着き芽を二郎
三番目に出る根着き芽を三郎と呼び、スダレ製ピンで留める 2015年06月01日
写真4 写真5
写真4 10cmほどに切ったスダレを根着き新芽のピン刺し・ピン留めに使う 2015年06月01日
写真5 量販店に並ぶスダレ このようなスダレを切ったのが写真4 2015年06月04日 埼玉県久喜市
写真6 石嶋農園のイチゴ「とちおとめ」と「スカイベリー」の育苗圃 潅水で耕土は黒茶色
コンパニオンプランツのネギも伸びる 2015年06月01日
写真7 写真8
写真7 2015年03月17日の石嶋農園イチゴ育苗圃(写真1~写真3・写真6)
写真8 2014年11月16日の石嶋農園イチゴ育苗圃(写真1~写真3・写真6・写真7)
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下野市域のイチゴ栽培は5月下旬から、秋に定植する新苗・子株の定着を行なう
その作業はピン刺し、ピン留めなどと呼ばれる
そもそも、子株の準備は前年収穫期の11月中旬には始まっている(写真8)
石嶋農園では、筆者が訪ねた6月1日と2日、ピン刺しが行なわれていた(写真1)
4人のパートさんと社長夫妻が従事
スダレを量販店で購入し、10cmほどに切ったピン(写真4・写真5)
そのスダレ製ピンを、水に浸して柔らかくして2又に折る
2又ピンを根着き新芽近くのランナーに挟み刺す(写真2・写真3・弊ブログ2013年06月21日)
石嶋農園では、ランナーを出す親株の近くにナガネギを植える(写真1・写真3・写真6)
病害虫予防とともに、土壌中の肥料成分をナガネギに吸収させるため、と石嶋社長(弊ブログ2013年07月18日)
ナガネギにはイチゴ萎黄病を予防する機能があると科学的に実証されている(弊ブログ2013年07月18日)
すなわち、コンパニオンプランツとしてのナガネギである
引用・参考文献等:弊ブログ2013年06月25日・2014年06月05日・2013年06月24日・07月09日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:上記
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