![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a2/fe2c3604a0783d321e1a2c5b9e18edcf.jpg)
写真1 チャノキ・茶木を抜根した裸地に渋柿を新植するKさん(仮称)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/fd/1264e504ebe59261ae84562e7ffc0be2.jpg)
写真2 Kさんの茶木抜根裸地。3筆のうち2筆。茶垣を挟み、右の裸地は渋柿新植の裸地・写真1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ea/3301c13b01eb88cf03f66ba6c49f54e9.jpg)
写真3 要所に立つ埼玉県農林総合研究センター茶業特産研究所への案内柱。判りやすい、歩きやすい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/87/35b9d2dce86d41e5ec673c55e175dae3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6d/1afbea94227a9f5a98d7be5eecbff8bb.jpg)
写真4 ジョレン。Kさんが使っている農具
写真5 米軍横田基地から離陸する輸送機。茶畑及び防霜ファンの上空、筆者の上空
![人気ブログランキングへ](http://image.with2.net/img/banner/banner_14.gif)
ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。
2015年04月10日昼前、狭山茶産地を歩く
JR八高線・金子駅の東方
埼玉県農林総合研究センター茶業特産研究所への案内柱に従い歩く(写真3)
住宅地を抜けると茶畑波打ち、防霜ファン林立
茶畑波の中にポッカリ裸地
男性独り作業中(写真1)
現地に着き、なに、なさってんですか、次のよう
男性はKさん(仮称)、1938年(昭和13)生まれ76歳
干し柿用の渋柿を植えている
孫が甘柿を食べず、干し柿を甘い、甘いと喜んで食べていたので
柿がなる頃、自分は生きているかどうか
止めなさい、とし・高齢なんだから、と妻は言う
Kさんに茶栽培後継者はいない
アオハ・青葉(生葉)を摘んでも、“お茶屋さん”が買ってくれない
そのため、今年、並ぶ三つの茶畑を抜根(写真1・写真2)
お茶屋さんが買わないのは、ペットボトル茶が普及し、キュウス・急須で喫茶しなくなったから
キュウスを見て、喫茶器と知らない若者がいる
すなわち、飲料業者のペットボトル茶需要創出などにより喫茶文化は変化
その結果、抜根廃業に追い込まれる小規模茶栽培農家がある、Kさんのように
お茶屋さんとは、青葉・生葉生産⇒製茶⇒販売まで一貫して行う茶業農家
自園自製自販農家とも呼ばれる
かつて、お茶屋さんの一部はKさんのような青葉生産農家に肥料を無料配布した
買い入れる葉の品質を揃えるために
引用・参考文献等:弊ブログ2012年04月30日・05月01日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年04月10日 撮影地:埼玉県入間市西三ツ木
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます