おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

ツルと人が共存の渡来地 出水市

2017年01月02日 05時42分30秒 | 野鳥

写真1 鹿児島県出水市のツル渡来地、荒崎保護区域内の餌づけ場に群がるナベヅル(黒っぽい)、マナヅル(白っぽい)など。2016年12月25日10:15


写真2 ナベヅルのペア。荒崎保護区域外で獲餌中。2016年12月25日10:47


写真3 マナヅルのペア。荒崎保護区域外で獲餌中。白色ロールベール(稲発酵粗飼料)の密封フィルムが突き破られている
     破ったのはツル? カラス? 破れ位置からはツルのよう。2016年12月25日10:46


写真4 マナズル(①)のペア、ナベヅル(②)の親子を追い出す。野生は厳しい。荒崎保護区域外。2016年12月25日11:19


写真5 餌づけされても「野生」は強いツル。トラクター耕耘跡に群がるカラスやサギより人への警戒心は強く、
     トラクターに近寄らず離れた耕耘跡で獲餌。2016年12月25日13:32

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 2016年12月25日、鹿児島県出水市のツル渡来地を訪ねる
 市街地から道のり14kmほどの干拓地に同日現在11,872羽が越冬中、世界有数の渡来地
 この日、次のような行動をとる
   ①ツル観察センターから荒崎保護区域を見撮
   ②地元の荘小学校6年生からボランティアガイドをうける
   ③荒崎保護区域の周り出水西干拓地を5時間ほど歩く
 ツルの容姿端麗、野生、人との関わりなどを見聞撮 
 ツルだけでなく、周りの野鳥も興味深く見聞撮弊ブログ2016年12月30日

 餌づけは、ツルが農作物を食べないために実施されている
 刈田に密封フィルムを突き破られた白色ロールベールがある(写真3)、破ったのはツル?
 市街地近くの刈田にも飛来していた
 今のところ、ツルと人・農作物が共存

 注1 Mさんコメントの句碑には気づかず、句心・歌心が弱い筆者です。小汚さは感じません
    渡来して日が浅いからで、北帰行前には汚れているでしょう。容姿端麗・野性味濃い生きものです(写真2~写真5)
    20年ほど前の夏、タンチョウズル渡来地・鶴居村のホーストレッキングを調査し、その際釧路湿原宮島岬まで行きました
    しかし渡来シーズンでなく、タンチョウズルを見た記憶はありません。タンチョウズル見聞撮に行きたいですね。
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記
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