「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

ゲゲゲの女房

2010年07月14日 | 雑記

NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の視聴率がだんだん上がって6月の中旬には20%を超えているんだそうで、私も途中から目が離せなくなった1人だ。

どうも出勤前に見やすくなったと思ったら、従来は朝8:15~30分の時間帯だったこの連続テレビ小説が、15分繰り上げられて8時からとなっていて、私も出掛けるちょっと前にしっかりと見てから自宅を出てちょうどいい。

NHKと言えば、この15分ドラマと、日曜日の夜8時の大河ドラマが昔からヒットゾーンで、話題になる内容も多く、また朝ドラについてはロケ地も沸くし俳優さんも名が売れる。
また大概朝ドラのヒロインは新人が起用されて、突然名が売れていくので登竜門としての役割がある。もっとも心に残るドラマは「おしん」かな。

そうは言われつつ、私はほとんど見る事がないのだが、今回ばかりはしっかり見ていて、「いきものがかり」の主題歌と、そこで流れる「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターの絵や、決して新人ではないヒロイン松下奈緒さんの役がなかなか良いのである。

松下奈緒さんという女優さんの人成りを知る訳ではないが以前から微妙に気になる人ではある。身近にいれば「ほれてまうやろ~」タイプである。
そして今回の役は、まさに嫁さんだったら理想だ。ドラマではあるんだけど。

まあ、この人を見ることも楽しみの1つだけど、内容が面白い。売れない漫画家の半生という感じで、当然「ゲゲゲの鬼太郎」で著名な水木しげる氏の話だから、今後メジャーになっていくストーリーも予想できるのだが、そんな成功者をトレースしていく中にも一喜一憂のドラマがあるわけだ。それを支える奥さんが主人公というのは随分昔はまって見た「おんな太閤記」と同じ感覚でもあるのだが、とにかく見逃せなくなっている。

このドラマ、今現在まだまだ貧乏なんだけど、「どうにかなるさ」という精神で、周囲の助けも受けながらまっすぐに堂々と道む漫画家と、それを支える奥さんの物語で、今の混沌・殺伐とした時代へのメッセージがある。(のだろう)

そんな目線ですぐに見てしまう私はやはり天邪鬼なんだけど、まあ見た後に「幸せ」な気分になる。

ちなみに写真は最近、車で走っていて、雨の間に雲の切れ目から日差しが出て、とてもはっきりと出た虹を携帯で写したもの。「幸せ」つながりで掲載だけど、こんな写真を写す瞬間、心が豊かになった気分になるのである。