「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

カミソリ商売

2007年02月17日 | 雑記
昨夜仕事から戻ると、パソコンの前に新しいSchickの剃刀がパッケージに入ったまま置いてあった。ネットで調べたら新製品のクアトロ4チタニウムというタイプらしいが定価で1070円(税別)の製品である。

思えば私の剃刀は、もう15年ぐらい(多分)替刃だけ交換してホルダーはずっと一緒なので随分汚れているし、かみさんが調達してくれたのかなと思いきや、なんと長女の卒業祝いという名目で贈ってきたんだそうだ。
昨晩はちょうどかみさんが外出していて娘だけだったが、ちょっとご立腹。
女の子なのになんで男性用剃刀が贈ってきたのか・・・。
娘の名前の末尾が漢字で「樹」だから、読めば「き」なんだけど男の子に間違われやすい。これは出生届けを出しに行ったときからの話で、その時は役所の人に間違ってますよって指摘され、女の子に間違いないというのを説明するのに苦労したが、本人も何度も間違われている。迷惑だと、何でこんな漢字にしたのかと昨晩も嫌味を言われた。まあだけど「お父さんラッキーじゃん」という発言から真剣に怒ってるわけではないのである。

まあそんな訳で、ただで新製品剃刀が手に入ったわけだが、正直これぞ「カミソリ商売」の真髄というか品物がカミソリなだけにコテコテ感があるわけで、究極であると思った次第。

カミソリ商売を考えると、剃刀は高級なホルダーを格安で提供して、替刃を結構な価格で提供するということだが、頂いた剃刀も替刃が4枚セットで定価1450円もするようだ。ホルダーを無料で提供しても替刃で取り戻せるという事だ。しかし全国の同年代の男の子達にかなりの数を無償提供しているんだと考えれば、相当な経費のわけで、毎年こんなことやってるのか判らないが、毎年ならそれはきちんと回収できてるという事だろう。
「カミソリ商売」はパソコンのプリンタなどもその類で、インクやトナーの交換を売り込むために本体は格安(製造原価割れ)で提供している訳だ。とくにカラーレーザープリンタなどは最近は10万を切るほどの価格で提供されてるが、カートリッジを交換するのに6~8万という事で、ここにメーカーの収益があるわけだけど、最近はリサイクルトナー等の普及にて思ったようになってないのが実態らしい。

「ただほど高いものはない」という言葉もあるが、今回の場合はきちんと替刃でお返しする訳だし正直Schickの剃刀は切れ味も良いので、素直に使わせてもらおうと思っているけど、多分今使っている方が替刃も安いので、今後もそちらを使う事になるかな?まあ剃り味を比べて考えよう。