「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

東京出張よもやばなし(上野周辺)

2007年02月24日 | 旅行

今回は2日目の夕方から翌日空港に移動するまで、ほとんど「上野」にいた。
友達が上野に住んでいて昔はけっこう遊びに行っていたので土地勘があるという事もあるが、大都会のオアシスという感じで落ち着ける場所がある。
上野駅は北の玄関という事で北陸の方が多いし、上野に住む人も北の出身者が多いと聞く。上野駅から公園口に出ると、ちょっと落ち着ける木立があり、その中で大きな博物館・美術館などがあり、その奥には動物園もあって観光客が多く歩いている人も幾分ゆったりだ。上野駅は大きく3方向に「公園口」「不忍口」「浅草口」があるが、学生時代は確か「公園口」に出てしまうと、線路を越えた「浅草口」には駅を迂回してかなり歩かねばならなかった。今は線路の上まで立体通路があり通り抜けもできて便利良くなっている。

写真は浅草口方向からオフィスビル街に向かう立体歩道橋の中央にあるオブジェで夕方だとかなり綺麗だが、友達に言わせたらこのオブジェは竹下首相時代の「ふるさと創生資金」で作られたそうで、なんとも無駄遣いで、浮浪者の溜り場になっていたりして地元では不評らしい。でもこれぐらいならまだましで東京の各所に、とても無駄だと思えるようなオブジェはいくらでもあると思う。

浅草口と不忍口の中間ぐらいに飲食店街・ショッピングモールがあり、「アトレ上野」という名のようだが、昔は駅舎の中でもその上部は一般の人は入れない地域で、写真の「入り口」は今は封鎖されているが、一昔前まで天皇家専用の駅入場口だったんだそうだ。今では利用されなくなって駅自体が綺麗に整備されて、観光物として残されているようだ。これも親切に友達が紹介してくれた。ここまで車で来て、この階段を使って、ここの入り口から入るんだよって。
お陰様で上野駅の事はかなり詳しくなったと思う。すぐにロッカールームの場所もトイレも判るし。

上野の夜は友達と約8年ぶりの再会で、私は幾分?太っているけど、彼は昔のイメージのまま。8年前は彼の結婚式だったが今回会いたくなった理由は、年賀状に気になる事がちょっと書いてあったから。
飲んだ席で色々話したが、彼は結婚して2年ほどで離婚している。その時のことや6年前に親父さんが他界したこと。今おふくろさんが痴呆症にて困っていること。仕事の事。
特に離婚については私も経験が無いので助言ができるものでもないが、生まれたばかりの子供さんと別れなければならなかった事が今でも辛そうだ。
とにかくここ数年がどん底というか、天中殺だという気分だそうで、今回はそんな状況を察して励ましに行ったわけだ。
そうは言えど、ビールを飲みだして3杯目の吐き気で、なぜか私が励まされているようなおかしな状態でもあったが、でも、多分嬉しく思ってくれたと思う。

翌日は東京に住む弟と会った。
私は4人兄弟で3番目の弟が東京に住むが、上野とは結構離れた「八王子」に住んでいる。今回はわざわざ会いに来てくれた。
帰りの飛行機の時間まで4時間ほどあり、当初の予定では秋葉原など覗いてみようと思っていたが、弟も上野が久しぶりとのことだったことと、できれば積もる話もできればと、上野公園に向かって歩いた。
せっかくなので動物園に入ってみた。ご承知のとおり上野動物園といえばパンダだが、私はこの動物園は過去に2回行っている。パンダを見たいという気持ちは全く無いし動物を見たかったわけでもないけど、そんな雰囲気の中で話しをしたかったというのが本音。

動物園は都内の幼稚園などの遠足なのか小さな子供達と、結構着飾った小さな子供を連れた若い奥様2人組みというのが目立ったが、平日という事でさほど込み合ってなかった。
とはいえさすがに東京で、飲み物をオーダーするにも結構時間がかかった。
パンダは今1匹だけで、生まれた子供もいたがブラジルだかの動物園に嫁いていったりで、現在は「リンリン」という雄だけ。ほとんど気にしてなかったがもっと増えているんだと思っていたので意外だった。パンダ舎に子供達が判るように優しく大きく、パンダの歴史を紹介してあった。
今回は弟とゆったりとした場所で話しがしたかったので動物は真剣に見てない。ただ、今とても人気の北海道の「旭山動物園」の如く、ただ鉄柵の檻に入れられての紹介でもなく、動物の性質を生かした演出というのを心掛けられてるようで、下の写真は「かわうそ」なんだけど、檻から飛び出した強化ブラスチックの餌受があり、捕食のためにはここにやってこねばならないという仕組。

2時間ほどを動物園で過し、その後不忍池の脇歩道を歩き「アメ横」に入った。
昔から大好きな場所だが買い物をしたことはなく、賑わいが好きだ。面白いなぁと思ったのが、雑貨店で「本日が閉店にて、すべて1000円で販売します!」と叫んで、ぞろぞろと店内に人が入る。私も買得品がないかと物色したが、まあ宮崎の安売店でも1000円かそれ以下というような物ばかり。そんな商売なんだろうと思ったが、案の定、いろんな筋で同様の「本日限り」を3店舗は見た。

アメ横はさすがに魚の加工品や「マグロ」のサクが叩き売りされている。北の魚が多いので宮崎の魚と比べて珍しい品が多く新鮮な気持ちで見る事ができた。
札値はマグロ上トロのサクが4000円~10000円と高価だが、実際は交渉して半値から3分の1ぐらいのようだ。
また目立ったのがマグロ丼中心の屋台のようなもの。写真がいっぱい店前に貼り付けてあり、500円~1000円ぐらいで、中トロ丼・北海丼など色んな種類の写真を見て注文する。美味そうだったが実際食べている人のトロと写真のトロでは色合いが違うような感じ。試しに昼食として食べてみたが、中トロ丼600円というメニューに対し、上層部の3キレが中トロで、その脇が赤み刺。微妙だがまあまあ美味しかった。

色々と弟とわいわい言いながらアメ横を出て、時間も程よく空港に向かったが、ゆっくりとしゃべれた事は良かった。しかし3日めでかなりの疲労感があり、弟にもぐちぐちと「疲れた」を連発してしまった。申し訳ない。

久しぶりの上野は、最近では第2の故郷という感じすらする。学生時代は「両国」で生活していたが、今の両国は昔とは相当様変わりしており、両国国技館を中心にオフィスビルが立ち並ぶ。住んでいた所も無くなっているので故郷という雰囲気ではなくなっている。

東京出張よもやばなし(水族館)

2007年02月24日 | 旅行

2日めの夕方だが「EPSON品川アクアスタジアム」に行った。友達と会う前だが、仕事の場所は「天王洲アイル」で、それからフリーになったんだけど、東京の仕事仲間に面白い場所はないかと尋ねたら、品川は歩いて行けるぐらいで、品川駅周辺はかなり様変わりしてるし、「EPSON品川アクアスタジアム」は今が旬で面白いと聞いたので行く事にした。
品川駅までは数名で一緒に付き合ってくれ、皆と別れて駅からちょっとした小阪を登り入り口があったが、以前学生時代に訪れた「品川プリンスホテル」のスケート場が、今はこの水族館になっているようだ。

品川駅周辺は昨日も書いたとおり、相当様変わりしていてとてもモダンな雰囲気だ。
そして品川プリンスホテルも綺麗になっているようだ。(残念ながらホテルに泊まった事はないんだけど)
そしてこの水族館だが、まったく行く予定もしてなかったので前情報はゼロだし、EPSONが水族館を作ったという話は数年前に確かに聞いた事があるような薄っすらとした記憶なんだけど、まあ魚好きだし生涯のうちに日本中の水族館を1度は見ておこうという野望もあることだし(今決めたんだけど)、とにかく小さな子供づれの家族に混じって入ってみた。

入り口から写真のような人だかりができていて、お姉さんがアナウンスしていたが、ちょうど餌付けの時間だったようだ。海中トンネルの天井で餌を漁る「ノコギリエイ」の姿が面白いから見てくださいね~っていうアナウンスなんだけど、結構大きな水槽で、小型だけどマンタ(オニイトマキエイ)も泳いでいる。中型の魚もいるのでその時はすでにスイッチが入り、この魚はヒメフエダイだ♪ギンガメアジだ!ロウニンアジだ!っと口にはしないけどハイテンション。更に魚名が判らないものは更に心躍る。なんだろう??
ガイドブックに名前が書いてあるのでチェック・チェック。
コガネシマアジだったり、ガイドブックにも無い今だに不明なコショウダイのような魚だったり。とにかく燃える。
トンネルを過ぎたら寒い場所の水槽で、ここにはオオカミウオとかマダラとかギスカジカもいたり。
テーマ毎のブース仕立てとなっていて複数の魚が泳がせてあり、マンボウ部屋・深海ブース・東京湾ブース・海老のブース・サンゴ礁のブース・マングローブと、他にはペンギンのブースとイルカショウのブースがある。正直、魚の数は少ないと思うけど、イルカのショウとか見せ方はなかなか面白い。綺麗だと思ったのは、魚がカラフルという事もありサンゴ礁ブースだった。概ね魚名も判るし馴染みの魚もいるので、フィッシュカービングのネタとしても見ていて損はない。自宅にこんな水槽があればどんなにか幸せだろう。いい加減な人間なのでほんとに水槽を準備したら、汚して死なせるだけというのが判っているので飼う事はないけど。

この水族館が人気があるのは、多分写真撮影はどんどんやってくださいね~。というスタンスと、職員が養殖者という感じではなく、ユーザー接客に徹している。ディズニーランドのような観客神様主義という事かな。それにしても東京のど真ん中で、こんな魚達を気楽に見られる環境が凄いのかもしれない。