企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

最近聴いている音楽、マーラー5番

2006年08月27日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
クラシック系音楽をまともに聞き始めたのは大学からなんだけれど、前々職、前職中と最近までの約10年間くらいは、あまり聴いていなかった。なにせ大学卒業の時に、大量に実家にCDを送ったくらい。
だが、最近になってまた聴き始めた。意外に聴いていない曲も多数あったなぁ、と思うことばかり。そんな中、マーラーの交響曲第五番にはまってしまった。超有名な曲だけあって、それこそ演奏もたくさんある。
この曲の第三部の特に5楽章ばかり聴いてしまうのはどうかな、とも思いながら、じっと聴いてしまっている。音の掛け合いとか、多重的な感じがとても気持ちよく、時として考え事を忘れさせてくれる曲でもある。ウェブを探すと、いろんな演奏についての評があり、なるほどなぁ、と思うことばかり。
正直そこまで聴き込めていないし、スコアまで買って聴こうかなとも思わないのだけれどね。とは言え、気分よく高揚する感じが好きで、自分にフィットする演奏を探したいと思っている。

ところで、この曲については、全曲を通して「死」を題材にした、という解釈と、「暗」から「明」へという解釈がある様に思う。私としては、後者を取りたいところ。でないと4-5楽章が、まるで天国か極楽にでもなってしまうのでは?(全曲で「死」という方は、フィナーレの後の静寂も含めて、「死」なんだそうだ。)
詳しく、解説書を読んだわけではないのだけれど・・・私なんかは、この曲はマーラー本人の心をあらわしているのではないか、と思っているのだが・・・例えば、第一楽章の葬送行進曲は、過去の自分への葬送なんて思えないかな?と。

まぁ、それは置いておき、気に入っている演奏をいくつかあげておこうかなと。
○ バーンスタイン ロンドンライヴ
○ ベルティーニ
○ バルビローリ
○ ガッティ
○ テンシュテット 大阪ライヴ
○ ティルソン・トーマス
なんてところ。シェルヘンのパリやフィラデルフィア、ワルター、ミトロプーロスなんかも悪くないけれどね。その他、手元には、アルブレヒト、バルシャイ、バーンスタイン(VPO)、ブーレーズ、シャイー、フェドセーエフ、インバル、ギーレン、カラヤン、コンドラシン、クーベリック(ACOとバイエルン)、レヴァイン、マゼール、メータ、ノイマン、オラモ、小澤、佐渡、サラステ、シップウェイ、シノーポリ、スウィトナー、テミルカーノフ、テンシュテット、ヴィト、シェルヘンのウィーン国立歌劇、がありました。実家には、ラトル、バーンスタイン(NYP)があったかな?

聴いてみたいのは、ショルティ、テンシュテットの88年ライヴでしょうか。
コメント
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