ライブドア、イタリアード、北の家族と言われて、あぁ、破綻した会社だとわかる人は多いと思う。粉飾であったり、急成長で足元の資金繰りに失敗したり。失敗にはいろいろな原因があるが、原因を原因のまま放置したのではだめで、その内容を、からくり(本書では別の表現でした。調べて記載します)ときっかけとなった要素に分けて考えないと行けない、という話し。その分け方に基づいて、10社の起業の破綻事例を取り上げている。
トヨタでの「なぜ」を5回も、直線的ななぜの連鎖ではなくて、木の形でのなぜの深掘りであることからすると、自然と皆分けて使っているのだろうとは思う。ここまで明確に原因を2つの要素に分けて全体を論じているのは、不勉強な自分にはたいへん驚きだった。
なお、失敗学では、行動ということについても着目しているのだが、これについては別の本の紹介で触れたいと思う。
トヨタでの「なぜ」を5回も、直線的ななぜの連鎖ではなくて、木の形でのなぜの深掘りであることからすると、自然と皆分けて使っているのだろうとは思う。ここまで明確に原因を2つの要素に分けて全体を論じているのは、不勉強な自分にはたいへん驚きだった。
なお、失敗学では、行動ということについても着目しているのだが、これについては別の本の紹介で触れたいと思う。
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