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企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

お金にまつわる心理についての本

2006年05月15日 | 本の紹介(ビジネス)
タイトルだけを見ると、金融系の本とか借金の本のように思うかもしれません。違いますよ。これは!お買い物、貯蓄、運用、などでなぜ判断を誤ってしまうのか?という本です。誰も、見返り無しにアナタにお金はくれない。それなのに、アナタは、不要な価値に対してお金を払ってしまっている。そんなことを考えさせられる本です。
一例・・。ある店で買い物をしています。買おうとしているAという商品が1000円。1km先の別の店で同じ商品が500円で売っています。安い店に行きますか?
一方、別の店で10万円のねだんの買おうとしている商品があります。これも1kg先の別の店で、99000円で売っている。この別の店へ行きますか?
どちらも、買いたい商品である(どこかで買う予定である)ことを考えると、この二つの1km先の店、どちらかしか今行けないとしたらどちらに行きますか?ということになります。
そんな、心理的・認知的なバイアスを、分かりやすくたくさんの事例でもって説明してくれる本書。。以外と商店主なんかにとっても、活用できるよい情報がありそうに思います。

なお、この記事を参考にして本を読んで、なにがよかったんやぁ!とかご意見ある方はコメントかメールで御連絡ください。

人はなぜお金で失敗するのか

日本経済新聞社

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いつもより中身が濃い気がしました。中谷彰宏氏の本

2006年05月15日 | 本の紹介(ビジネス)
中谷氏の著作は何冊か読んでいますが(何冊というよりは十数冊程度かも。でも彼の著作のほんの一握り)、今回の本は読みどころが多かったと思います。ところで、中谷氏の本がなぜもこれまでに売れるのか?と考えて、思いつくことがありました。それは、彼が断言するからではないか、と。こうだ、ということを明確に言ってくれるのです。昔から、将来が読めないのは変わりないですが、特に、社会的なムードとして一寸先がどうなるかがわからない、というのが現代ではないでしょうか?高度成長期は、なんとなく業績が上がっていくだろう、というムードがあった?のに対して、今は誰も先が読めない、楽観視しなくなってきている。。
そんな折に、いや、こういうことはこうすべきなんだよ、ということをバサッと言ってくれる。だから、なんか頼りがいがあるように感じてしまうのでしょう。書いてあることの多くは、サービスに従事する人ならずとも、気遣いができる人なら当たり前のことが多いと思います。また、プロフェッショナルな人が読んでも、そうだよなぁ、と頷くことが多いのではないでしょうか?
今回の本で、一番印象に残ったのは、タクシーに乗っているときの話。運転手が、道が分からないのに知っている振りをして、パニックになっているところを著し、車を停めて一言。「どこで間違えたのでしょう?」運転手は、地図を指してここ、という。でも、間違えたのは・・・(正解は本書をご覧ください)
答をズバリ言ってくれる人を求めている風潮について受験勉強の弊害とは言いません。昔だって、多くの人は自分では決断せず誰かの言うことに従ってきたでしょう。どんな時代でも、はっきりと皆が納得するようなものを言う人は少なかったと思います。根拠のない主張(というよりはエゴ)は、誰でも言うことができます。また、偏った根拠に基づいて主張することもできる。だけど、信憑性の高い根拠に基づいて主張する人は決して多くないですよね。今、そんな人が求められているのかな、と思います。


なぜあの人は楽しみながら儲かるのか―好きなことを仕事にする52の方法

ぶんか社

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オリジナル投稿日 2006/2/1
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集中力(本の紹介)

2006年05月15日 | 本の紹介(ビジネス)
現在、名人戦を戦っている将棋の谷川浩司九段の本です。1勝2敗。。。ぜひ奪還・復位してほしい♪本書は、第一部と第二部に分かれていますが、この第二部が、一般人にとっても読みごたえのある内容です。ちょっと古い内容ではありますが、生きていく中で、集中力、思考力、記憶力、気力が特に大事で、それらについて谷川九段なりの考え方を、実例を交えてまとめてあります。
ビジネスの世界において、時として気が抜けそうになるとき、羽生先生や米長先生、また谷川先生の本を読んで気持ちを引き締め、もっと頑張らなければ、というつもりで読んでいるのですが、本当に、自分にとってのよい気分転換になっています。
誰にでもおすすめできるという本ではないですが、上記の4つの力、また年齢を重ねてきたなぁ、と感じるときにでもお読みになられてはどうかと思います。きっと発見がありますよ。

集中力

角川書店

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オリジナル投稿日2005/5/1
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グラフの描き方の勉強に(本の紹介)

2006年05月14日 | 本の紹介(ビジネス)
真っ当なグラフの描き方ばかり勉強してきたため、考え無しに描かれたグラフについては、おかしい、と指摘はできたのだが、この本はそういうレベルを超えて、いろんなグラフによる偽装のテクニックが書かれていて勉強になった。
特に、円グラフ(pie chart)を、横に縦にぎゅっと狭めると、面積が大きくかわって見えるため視覚効果として、MISLEADINGをすることが可能、なんてあたりは、気がつかなかった視点。もっとも自分が円グラフを使わないからだけれどん。。
ビジネスで、また、論文などでグラフを活用する人は、変なトリックを意図せず使ってしまわないためにも、この本の一読を薦めます。
薄い本で1200円と、どうかなぁと思いましたが、内容はしっかりしていると思いました。
ちなみに経験からいうと、世の中のグラフの7割は、表現方法がおかしなものだと思います。単なるミスというよりは、考え無しに作ったものが多いようです。

グラフはこう読む!悪魔の技法

三修社

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オリジナル投稿日2005/10/7

オリジナル投稿日 2005/10/7
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決断力、言うのは簡単でもなかなか身に付かない

2006年05月14日 | 本の紹介(ビジネス)
各書店でベストセラーのonesとして並べられている本のご紹介。羽生氏は言うまでもない。谷川氏も、現在名人戦で1勝2敗ながら戦っておられるが、彼の「集中力」も売れている。。こうなると、森内名人の考え方についても、近く本が出るのだろうか?個人的には、Gooブログやってる渡辺竜王の頭の中を見てみたい。競馬の話しも結果だけでなくて、プロセスを開示してくれると面白いのだが。

将棋のファンは既に、この本の存在を知り、手にとっておられることだろう。たぶん、買わないのは、羽生先生をキライな一部だけではないだろうか?この本がどれくらい売れるかで、将棋のファンの人数がわかる?そんな本かもしれない。現在、四冠の羽生善治氏が著した、決断力、についての本。
決断力

角川書店

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すべてが決断の話ではなく、一部、「簡単に単純に考える」
簡単に、単純に考える

PHP研究所

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などの本の内容も、著者が振り返りながら紹介しているところがよい。

将棋を通して、また別の分野で、著者が成長していっている様を強く感じられる。

私自身、彼ほど頭もよくなく、また、決断力もないが、どこかで彼のすごさをどうにか吸収したいと思っている。本当は、直接会ってみたいところだけれど、先方は、プロ中のプロ。ある程度将棋でも勉強してから会いに行かないと。。。
昔の人の本を読むと勉強になることが多い。一方、今の時代に生きている、この偉人の本も声も、実はもっともっと勉強になると思う。文字ばかりではない、生きて考える本人がいるのだから。
将棋に関係なく、本当に世紀の大偉人である羽生先生について、一度くらい目を向けられてはどうだろう?そんな気持ちでこの記事をのこす。

オリジナル投稿日 2005/7/6
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日本への遺言

2006年05月14日 | 本の紹介(ビジネス)
後藤田正晴氏の、ここ数年の言葉を綴った本「日本への遺言」を読んだ。今の政治に対して、また社会に対してのメッセージだ。120ページほどの薄い本で、写真も多く、また文章は短い。だから、ただ読むだけならば、どんな人でも1時間もかからないだろう。でも、内容は、相当重い。これを遺言と捉えるならば、もっともっと時間をかけて考えて読む必要がある。
本書のあとがきにも書かれているが、日本への警鐘を乱打するのではなく、世代と共に自分の発言をフェードアウトさせよう、というような印象は確かにある。だから、言葉が、表面的な指摘に終わってしまっている部分も少なからずある。
それらを、後藤田さんだったらどう考えただろうか?と、彼の過去の著書やインタビューなどを見ながら考えてみるなどしたい。カミソリのことだから、多くの問題について、解決策の私案をもっていたことだろう(ひょっとしたら、どこかに文書として残されているかもしれない)。

今の政治、国家を論じている人は、ほとんど見えなくなってしまった、この本を読み、そんな思いを強くした。志を持った人々が、今、どこでなにをしているのか。自分が生きることに必死になっているうちは、決して大所高所からの将来は語れない。
予定調和というものがあるならば、みんなが頑張れば、ある方向に自然と向かっていくのかもしれないが・・・、人口が減っていく社会の予定調和なんて・あまり考えられない。

後藤田氏の遺言、毎日新聞社から952円(税別)で出版されている。短い言葉ばかりだが、それらを見て、読んで、感じて、将来の自分たちの国の姿を考える時間を持ってみてはどうだろう?決して、30分~1時間の読書は、無駄にならないと思う。

後藤田正晴 日本への遺言

毎日新聞社

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オリジナル投稿日 2006/1/6
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適者生存(本の紹介)

2006年05月14日 | 本の紹介(ビジネス)
BCGの「経営者になる経営者を育てる」を読んでいるところ。まだ、すべてを読まない前から、ある会社の社長さんに貸してしまったので、また、レビューは後ほどアップしようと思いますが、読みながら思ったことは、この本にも出てくる「適応力」かなぁ、と思いました。アジャストメントです。詳しくは・・・以下。

MLBの長谷川投手が、数年前に書いた本の文庫判が出ていました。ふと、買ってみたら、すばらしくよかった。著者は、アジャストメントという言葉で、プロ野球、MLBへの適応について書いています。このアジャストメントってどんな世界でも重要なことで、誰しもアジャストメントしながら成長していっていると思います。長谷川投手ならではの、アジャストメントのきっかけが多く例示されており参考になると思います。イチロー外野手もアジャストメントという言葉を本の中で使っていましたが、これはスポーツ界に限らず、いろんな仕事の現場で、参考になる考え方ではないでしょうか?


適者生存―メジャーへの挑戦

幻冬舎

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オリジナル投稿日2005/2/2
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正論なのに説得力のない人 ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人(本の紹介)

2006年05月14日 | 本の紹介(ビジネス)
小野田博一氏の著書のひとつに、タイトルに挙げた名前の本がある。著者は、論理的になんたら・・という本をたくさん上梓されており、特に、普段の会話などの日常生活における論理矛盾や、論文などにおける論理展開についての大家だと思う。著者の本は分かりやすく、軽く読み流せ、またじっくりと腰を据えて読むこともできる本が多いと思う。
本書は、詭弁、そして論理矛盾に焦点を当てた本。ちょっと論理(屁理屈)に自身がある人にとっては、なかなか興味深く読めることと思う。また、人に「論理的でない」とか「もっと論理的に話なさい」と言われる人などにとっては、どういう説明をしたら人から論理的だと思ってくれるのか、の勉強になるでしょう。なにより、詭弁の例がすばらしい。上手な詭弁とは、ほとんどの人に詭弁と思われないけれど、実は間違っていること。。という考えの中で、ぱっと見て詭弁だんぁ、と思えないような例までたくさん掲載されている。
こういう本を、屁理屈だけで生きているような人、また、自己中心の論理しか展開しない人に読んでもらいたいものだ。もっとも、論理、など思考の方法について、本を読んだくらいで恥ずかしくなって改心する、なんて人はなかなかいないことだろうけれど。
正論なのに説得力のない人ムチャクチャなのに絶対に議論に勝つ人 正々堂々の詭弁術

日本実業出版社

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話は変わるが、本を読んで改心するのって、どんなときだろう。恥ずかしくなるのは、自分が考えていた読み仮名が間違っていることを発見したとき。また、自分が考えていた言葉の意味と、本当の意味、そして適切な用法とが違っていたとき。自分が考えた事とおんなじことが、さもよのなかの当然の情報として書かれていたとき。そんなときではないだろうか? では、心を改めて、生活を、考え方を変えていくときというのは、どんなときか。本当に文章を理解したときはそうだろう。気になるのは、自分なりに理解した気になってしまっている時だ。先に上げた、理屈屋さんなんかは、なまじっか頭がいいものだから、自分にとって都合のいい解釈をして、理解してしまった気になることだろう。とかく、人に動いてもらうのは難しい。

オリジナル投稿日 2005/1/29
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世界一感動する会計の本です(本の紹介)

2006年05月14日 | 本の紹介(ビジネス)
先日、紹介とした本「世界一やさしい会計の本です」の後に出版された、実は、先に執筆されていた本です。著者はもちろん、山田真哉氏。著者のようなストーリーが書けると、本当に楽しいでしょうね。女子大生会計士の事件簿シリーズも、いろいろ続けて欲しいものです。
ネット上でも、いろいろな人が書評で絶賛していますが、この感動する・・の本は、会計の基本をファンタジーロールプレイングゲームっぽい雰囲気で流して説明しています。説明がとってもわかりやすく、仮に、会計を知らなくても、この本さえ読めばある程度基本原理が理解できるものとなっています。簿記の勉強の前に、また、簿記の勉強がはかどらない人にぜひ、読んでもらいたいものです。また、コンサルティングなどを目指す学生さんなどにも読んでもらいたいですね。
これだけの内容、出版という形で本にするだけではなく、オンラインで要点を読むことができるようにするとか、また、場合によっては、格安で公開するなどしてほしいですね。わかりやすく説明できる人には、その力を社会に役立てていただきたいものです。本書を購入した人にだけしか、これだけの価値のある、それも日本の社会にとって意味のある本の内容が伝わらないのはもったいない。
携帯のメールとかで、登録した日からはじめて、毎日配信されるとか。。。そんな形でもいいので、ぜひ、広めて欲しい。また、ゲームみたいな形で、内容を広めて欲しいですね。

<女子大生会計士の事件簿>世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門]

日本実業出版社

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オリジナル紹介日 2005/1/8
この本は、必読ですよ。特に、20代前半の方々におすすめします。
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チラシを用いて・・・

2006年05月13日 | 本の紹介(ビジネス)
チラシというと、小売店にとっては欠かせない存在ということができる。だが、チラシを効果的に使えている小売は、決して多くないと思っていた。最近、チラシ関係の専門書を3冊ほど読んでみて、デザインやレイアウトなどいろいろ考えることがあるんだなぁ、と感心する一方、もっとお客様の心に訴えるようなチラシとか、見たらどうしても来店したくなるチラシってないものか?と思っていたら、この本を発見した。
カメラ屋のチラシ戦略にはじまるのだが、ターゲットはより広く、中小企業むけのチラシ戦術のあり方までいろいろ書いてあり、ポイントが分かりやすい。小売にたずさわる人なら、是非、一読されると良いだろう。

チラシで攻めてチラシで勝つ!―中小店が巨大チェーンに勝つための一点突破差別化戦略

同文舘出版

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オリジナル投稿日2006/1/16
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野菜ソムリエ。お金はかかるけれど勉強してみようかと

2006年05月13日 | 本の紹介(ビジネス)
あれこれ本を読んでいると、勉強したくなることがおおい。この野菜ソムリエもそう。とっても勉強になりそうで。。なぜこれまで知らなかったのかな?と思うほどです。もっとも、自分自身は野菜の販売にかかわるわけでも、料理提供をする仕事をしているわけでもないのですが。。。健康に、そしていろんな話の上で、こんな資格をもつというのも面白いかと思います。
本書は、資格制度ができるまでの経緯説明や、またどんなことをしているか、など資格を取るための本では決してないのですが、だからこそ、興味がわいてくる。野菜関係の本は好きであれこれ読んできたけれど、具体的なアクションに繋がりそうなこの本は別格でした♪

野菜ソムリエの美味しい経営学

幻冬舎

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クラブってそんなところだったんだ(発見)

2006年05月09日 | 本の紹介(ビジネス)
私自身はまだ30代ということもあって、自分のお金でクラブに行くことは全くないのですが、時折、お付き合いの範囲で、新地のクラブなんかに行くことがあります。つれていかれたお店に、一度だけ仕事で行ってみたのですが、座って飲んで、二人で3万強。ボトルは知り合いのものですので、お酒代は払っていない。ボトルを入れるといったいいくらするのか?とまで思ったのですね。

この本は、そんなクラブの大ママさんが、クラブをどうやって運営しているのか、ある種暴露的な内容となっています。もっとも、暴露というよりは、こうして適正に仕事をしているのだよ、という(値段が高いことに対する)言い訳のような本でもあるでしょう。

クラブ通い、限られた人しか経験することがないことだとは思うのですが、流行っているお店は顧客の管理などしっかりやっているわけですね。だからこそ、顧客を維持できている。原価2千円のボトルを3万円で売るからには、それなりの企業努力がある、ということです。そんな裏話を読んでみたい方は、ぜひこの本を入手して欲しいと思います。

銀座ママの本音 男性からお金を引き出す方法

河出書房新社

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時給800円→15万円・・・さすがにそれは言いすぎか。でも面白いと

2006年05月09日 | 本の紹介(ビジネス)
きゅうりを売らせたら日本一の著者の本。パワーマネキン(これは別の名前で出してました)の本を読み、その後著者の本をいくつか追っていましたが、ずいぶんたくさん本を出しているようですね。今回の本は、最近流行りのマトリックス思考(もっともビジネスの現場では昔から使われているものですが)を説明につかって、世の中でどうだまされているのか、ってことを明らかにしているような類の本です。半分以上、著者の趣味的な指摘なんですが、それなりに面白く読める本ですね。
ただ、労働者は搾取される立場で、起業すると経費も認められるとか、そんな話しも含めて起業を進める本なんで、その意味では新しさはないかな。どちらかというと、色々なエピソードが面白いんですよ。

女性が書いた、男性をターゲットにした本です。どうせなら、女性向けに下流脱出って本を書いて欲しかったな、とも思いますが、著者にしてみたらだらしない男性が多くて、想いを伝えたかったんでしょうね。プロ意識のある人なら、読んで発見がたくさんあるとは思いませんが、そうじゃない人にとっては、30歳くらいの女性にここまで言われて・・と奮起することに繋がる可能性のある本ですよ。

下流脱出。―“勝ち続ける人”になるための起業法

イーストプレス

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なお、以前細木数子さんの話しで書きましたが、時給800円と、2時間の講演30万の時給15万とは、全く異次元の話だと思っています。2時間の講演のために、いったいどれくらいの準備をしているのか?過去の蓄積があるから、本格的な準備はそう長くないかもしれませんが、少なくとも8時間(自分なら、それくらいかける)は準備していると思います。そうすると、実際は、時給3万円なんですよ。講演に関係する時間がね。もちろん、社長業ですから、本当は会社の売上と利益に対して全て責任を負っていますから、講演のための10時間には、きちんと会社のその他の利益が上乗せされなければならない。
せっかく、しっかりやっているのだから、無理に講演の瞬間だけ際立たせることなく、社長業も含めた数字で語った方がよかったのでは?と思いました。

一度会ってみたい人の一人ではあります。
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観てきました、県庁の星

2006年05月08日 | 本の紹介(ビジネス)
やはり、本とはずいぶん違っていましたね。ストーリーもだいぶ・・・(~ー~;あまり書くとネタバレになる虞がありますから、詳しくは書きません。本も、映画もおすすめです。織田裕二さん、また一皮むけた?のではないでしょうか?
監督が西谷弘氏ということで、ちょっと社会派入った感があります。スーパーの女を期待してはいけないなぁ、という感じでもある。そんな評で、映画についてもイメージ分かってくれるかな?
もうちょっと苦しむ主人公や、改善を成し遂げていく様などが映像になっていれば良かったのに、とは思いますが。。でも、見て楽しめる映画と思います。

オリジナル投稿日 2006/2/26

県庁の星

小学館

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コールドリーディング。。Amazonで売れているみたいですね。

2006年05月08日 | 本の紹介(ビジネス)
コンサルティング会社に在籍していた頃、コールドコールの魔術師?なんて言われたこともありました。たいして有名でもない、外資系コンサルティング会社の人間が、突然電話をかけてきて、なぜ、あんなことやこんなことまでしゃべってしまうのか。。。人によっては、私が、身分詐称をしているのでは?と思った人もいるようです。私は、嘘はつかず、素直にインタビューをしていただけなんですけれどね。
この本を読んで、なるほど、自分はこういうテクニックをつかってきていたんだ、ということが理解できました。相手にしゃべらせながら、自分が、いかにもそれを言い当てたように感じさせる。その積み重ねで、ある種、相手にとっても私と話すことで問題が整理され、新しい考え方を持つことができる。そう感じてもらえるようなインタビューをしたものです。
結局は、リーディングだったのか、と気がつきました。私にとっては、ファシリテーションを通じた情報収集、という考えだったのです。でも、一部は、コールドリーディングを使っていたわけですね。
そういったスキルを持ち合わせない人が読んだら、ひょっとすると、いやぁ、な思いをされるかもしれません。でも、同様に、こんな話し方をしてくる人に対して、どう対策するかを考える上でも、この本は役立ちます。
交渉する人、また、客商売の人。苦情を受け付ける人。組織をまとめていく人。そういった人におすすめです。
オリジナル投稿日2005/7/19
この本の続編というか、ビジネス・コールドリーディングという本が売れているようです。中途半端に使ってもうまく行かないとは思いますが、練習しないとどうにもならないですよね。大事なことは、相手がどう受け取るかを先読みして考えること、ではないかと思います。

一瞬で信じこませる話術コールドリーディング

フォレスト出版

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