企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

コールドリーディング。。Amazonで売れているみたいですね。

2006年05月08日 | 本の紹介(ビジネス)
コンサルティング会社に在籍していた頃、コールドコールの魔術師?なんて言われたこともありました。たいして有名でもない、外資系コンサルティング会社の人間が、突然電話をかけてきて、なぜ、あんなことやこんなことまでしゃべってしまうのか。。。人によっては、私が、身分詐称をしているのでは?と思った人もいるようです。私は、嘘はつかず、素直にインタビューをしていただけなんですけれどね。
この本を読んで、なるほど、自分はこういうテクニックをつかってきていたんだ、ということが理解できました。相手にしゃべらせながら、自分が、いかにもそれを言い当てたように感じさせる。その積み重ねで、ある種、相手にとっても私と話すことで問題が整理され、新しい考え方を持つことができる。そう感じてもらえるようなインタビューをしたものです。
結局は、リーディングだったのか、と気がつきました。私にとっては、ファシリテーションを通じた情報収集、という考えだったのです。でも、一部は、コールドリーディングを使っていたわけですね。
そういったスキルを持ち合わせない人が読んだら、ひょっとすると、いやぁ、な思いをされるかもしれません。でも、同様に、こんな話し方をしてくる人に対して、どう対策するかを考える上でも、この本は役立ちます。
交渉する人、また、客商売の人。苦情を受け付ける人。組織をまとめていく人。そういった人におすすめです。
オリジナル投稿日2005/7/19
この本の続編というか、ビジネス・コールドリーディングという本が売れているようです。中途半端に使ってもうまく行かないとは思いますが、練習しないとどうにもならないですよね。大事なことは、相手がどう受け取るかを先読みして考えること、ではないかと思います。

一瞬で信じこませる話術コールドリーディング

フォレスト出版

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