終の住み処建築日記

田舎暮らしのあれこれ。(2010年夏のある日より)

シドニー市街観光(8/17・土)。

2024-08-28 10:28:25 | 日記

8月28日(水)曇り

そろそろ台風の影響が出てきました。小雨と時々弱い風が吹いています。市内では明日と明後日の学校や学童を休校にすると連絡があったそうです。

私も朝から、家屋周囲の飛びそうな物を倉庫に片付ける作業をしてひと汗かきました。これで何とか台風が無事に通り過ぎるのを祈るだけです。

さて、オーストラリアの旅は再びシドニーへ戻り、あと1 泊を残すのみとなりましたが、到着2日目にお会いしたIさんにご連絡いただき、マイカーで市内を案内していただけることになりました。これはもう願っても無いことなので、厚かましくもご厚意に甘えました。

元々、最後の買い物に当てていたので、Iさんはご自分の行きつけのスーパーへ案内して、色んな売り場を一緒に回って説明してくれました。

物価はもちろん日本よりお高めですが、野菜、肉、パンなどの食料品は比較的買い易い値段だと思いました。Iさんはワインを勧めてくれましたが、飛行機に乗せるのに恐怖があり、地元のチーズやお菓子をたくさん買いました。実際にスーツケースを投げるところをツレが目撃したので・・・。

ホテル"Rydges Sydney"の朝食を済ませて、セントラル・ステイションまで行ってみました。

 ホテル前で。

Iさんは9時にホテルまで愛車でお迎えに来てくれました。

シドーニー湾は複雑に入り組んでいて、我々が徒歩で見学したのは中央のサーキュラーキーとダーリングハーバーのあたりくらいですが、Iさんは市街南部の高級住宅地パディントンから、この地図の東の方、ボンダイビーチや太平洋が望める所まで連れて行ってくれました。

まず、パディントン地区は元は150年以上前に立てられたテラスハウスを代々の住人が直しながら住み続け、今ではシドニーでも高級でオシャレな住宅街と言われています。Iさんもかつて住んだことがあるし、建築設計にも携わっておられ、ご自分の来し方に誇りを持っておられる様子が良くわかりました。

隣の家と壁を共有する「長屋風」ですが、アイアンレースのフェンスなどそれぞれが工夫を凝らして個性的な家を造っています。

この辺りは結構な坂道で、表は1階で裏は地下という家も多く、ゴミ箱などは裏に設置してあります。通りの並木も美しく、家並みを保存するのにも行政が深く関わっているようです。

この木の根っこはかなり深く住宅の下に潜り込んでいるようですが、敢えてそのままにしてあるそうです。そして、マイカーは家の前辺りに停めるのが普通だそうで、駐車場は特にないとのこと。

Iさんはこの風変りなペーパーバーク(メラレウカ)という木のことも教えてくれました。

見た通り幹はグジャグジャでペラペラと紙のようにもろく剥がれるのです。

通りの名前がある所で記念写真、並木もすごいですね。

それからシドニー湾の南側から東側は緩やかな丘陵地帯で、もの凄い高級住宅地だそうです。数億の住宅がほとんどだとか。

次に半島の突端サウス・ヘッドへ。シドニー湾の入り口です。

そして真っ青な海は太平洋! Iさんが「こちらは”Pacific Ocean”ですよ」と言われると、「本物の太平洋だ!」と感動しました。日本も太平洋に面しているのに、まるで違う海の様な?

何かの記念のイカリ。

 

春の明るい色の花が咲き始めています。ブラシのような植物は「バンクシア」、珍しいですね。

市内が見える公園、遠くシドニータワーが見えます。ここまで来る観光客もいますね。

フェリー乗り場で。フェリーは気軽に乗れる交通手段で、カードをピッとして好きな目的地へいけるそうです。

ボンダイビーチ。すごい大きさ! 泳ぐにはまだ早いようですが既に若者達が訪れています。待ちきれないのでしょう。

次は広大な「センテニアル・パーク」へ。

この日は土曜日とあって、多くの家族連れが来ていました。周囲を車で回っても20分程かかるそうで、5時には門が閉まるそうです。

大きな池(湖?)には黒鳥、オーストラリアペリカンが悠々と泳ぎ、トキなど陸地の鳥も平和に遊んでいます。

たまたま朝食の残りのパンを持っていたので、Iさん、人懐っこい少年と一緒に鳥に投げてやりました。ペリカンは大きな口で上手に受けるし、大きな黒い鯉達もエサを目がけて押し寄せ、迫力がありました。

公園内で乗馬、スポーツサイクリングなどもやっていました。

昼食は、Iさんご用達の中華街で本格的な飲茶です。

 

街中のモールの駐車場へスイスイ行って、この店が満員なら次の店へ、と流れるように案内してくれます。我々だけでこの様な街歩きが出来るはずもありません。飲茶のマンドゥーも最高に美味しかった!

その後、モール内のスーパーでお土産を買い、3時にホテルまで送っていただきました。本当にお世話になりました!

充実した市内見学をしたので、夕食はホテルで。オーストラリアのホテルには「ハッピータイム」というのがあり、午後4時から6時まではバーのビールが半額くらいになります。我々も5時過ぎに行って席を取り、早速美味しいビールを7ドルでいただきました。

5時半にはギター片手に歌を歌うショーも始まり、ラッキーでした。ツレは念願のオージービーフのバーガー、私はサーモンとパンプキンのサラダでゆっくりと最後の夜を過ごしました。

最後に、このデコポンと温州ミカンにそっくりなミカンをケアンズのスーパーで買って、これまで持ち回していましたが、いよいよ食べないと日本に持って帰れません。結果、ちょー、酸っぱかった! 現地では現地の果物を食べるのがGOOD!

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