8月26日(月)晴れ
日本列島に台風が近づいていると予報で言っていますが、この強烈な陽射しの下では「何処に?」と言った感じです。
さて、ケアンズでのハイライトの2つ目はキュランダ観光です。このツァーも事前に申し込んでいました。ランチ付きで1人276ドルです。
我々が参加するのは”ARMY DUCK WITH SKYRAIL(up) & TRAIN(down)"というツァーで、終日英語のガイドなので、しっかり耳をダンボにして、せめて集合場所と時間は聞き逃さないようにと気を使いました。
8時に宿泊ホテルでピックアップしてくれるはずですが、どんな車か分からず、またロビーの何処で待てば良いのかも分からず不安でしたが、何とか大きな観光バスに沢山の人と乗り合わせて出発、まずはスカイレールの”Smithfield Terminal”駅に向かいます。
このスカイレールは6人乗り、我々ともう一組のカップルとの乗り合わせです。スキーのリフトのように次々に来るのを素早くシュッシュと掃除して乗せてくれます。
全長7,5キロ、世界で最も環境に配慮して作られたロープウェイだそうで、真下に鬱蒼とした熱帯雨林が延々と広がっています。遠くにはケアンズの海が見えました。かなりの高さなのに支柱は最低限しか無く、スリル満点!
途中、バロン滝とレッド・ピーク駅で途中下車し、滝や渓谷を見るのに"ザ・エッジ展望台"が造られています。
木道もきれいに整備されており、様々な鳥、昆虫などを観察しながら進みます。
スカイレールの終点はキュランダ村です。村を1時間弱散策してまたバスに乗り、”Rainforestation Nature Park"へ。
集合場所は自分で探して行かなければならず、日本人の我々には緊張が続きます。立札と地図が頼りです。
メインのアトラクションは水陸両用の”Army Duck ”に乗って熱帯雨林の中へ分け入り、ズンズン急勾配を降りていきます。途中の珍しい熱帯植物や毒のある物、薬になる物など、面白そうに説明しているのでしょうが、英語のわかる人だけがアハハと笑っています。
Army Duckはこんな形、2人とも全体像を撮っていなかったので、パンフから取りました。何ともゴツいトラックともボートとも見える乗り物で、頭から突っ込むような下り坂を、時にはワザとヒヤリとさせながら急停車、そして切り返して水辺まで降りるのです。
急勾配の狭い道から沼へ入る直前に、「これは自分のライフジャケットだがあなた方の分は用意していない、船がひっくり返ったら勝手に泳いで帰ってくれ」と説明しています。そうして、ワニがいそうな沼へバッシャーン!
さて、ようやく昼食です。確かにパンフに「ランチ付き」と書いてありました。人の流れに沿って行くとキャンプの食堂のような場所に幾つかの料理が用意してあり、他のツァー客も食事していました。
我々も混じってお皿に取ってはみましたが、中々珍しい内容でした。このように麺のように長いお米も初めて見ました。ツレはソーセージは美味しいと言っていました。
再びキュランダ村を散策、アボリジニのアート作品など販売するお店が並び、ひと休みのカフェも多くあります。喉が乾いたのでお祭りのかき氷みたいな物を買い、数口食べると、頭がキーーン!2人ともそれ以上食べられません。
むしろ、試すならココナッツジュースの方が良かったかも?
さて、これまたこの日のハイライト!「キュランダ観光鉄道」乗車です。この列車は19世紀後半、鉱山で働く人々への物資輸送のために敷かれたそうです。
ケアンズ駅まで約34キロ、2時間の列車の旅です。1日に2往復しかないので、往きと帰りのどちらに乗れるか、ツァーでは選ぶことが出来ません。我々はキュランダ発15時30分、せめて一般席(50ドル)ではなくゴールドクラス(99ドル)に乗りました。
ゴールドクラスの座席はゆったりソファのラウンジ風になっていて、乗車するやワイン、スパークリングワイン、盛りだくさんのおつまみサービス。お代わりも出来ます。隣の席のご婦人方は3度も4度もお代わりしていました。
スカイレールでも見た「バロン滝」が間近に見える所には長いホームがあり、10分停車して記念写真タイムです。
旅行雑誌で「ここは見るべき」という所はあらかたこの目で見ました。1日平均1万歩は歩きましたが、年配者でも何とかやりおおせた感じです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます