８月の終わりに。

８月３１日(火)晴れ

お盆前後の長雨が止んだ後、厳しい暑さが続いています。夏らしい強い陽射しが戻り、日中は外に出るのが怖いくらい。

ツレは５ヶ月の長い休みが終わり、明日からは新しい職場に出勤します。予定していた旅行もできず、消化不良気味ではありましたが、思う存分畑仕事に勤しみ、家周りや倉庫の片付け、体のメンテナンスも出来たようです。

私はと言うと、あまりの暑さにウォーキングもサボりがちで、部屋の中でビデオ鑑賞や読書に明け暮れしていました。が、もう少し涼しくなればまた花壇の草取りもするつもり（？）です。

さて、季節は確実に進み、道の駅には秋の果物が並び始めました。

　

八代氷川産の吉野梨は大型で甘みも強くジューシー、特にツレはお弁当にデザートとして入れれば満足、という位大好きです。

イチジクも南国熊本では天草地域で多く作られています。この時期最高に甘く熟し、安価で売られています。我が家にもイチジクの木が２本あり、少しずつ熟して来ました。この真ん中のが我が家のですが、色形は買った物と遜色はなさそうです。ただし２日に１個採れるくらいなのが難点。早く食べたくて１パック買ってしまいました。

【早くもカラスに狙われた大秋柿。】

今年は２本の柿の木にある程度の実が残っており、台風や雨にやられずに熟すのを楽しみにしていたのに、早くも１個が前の畑の方でカラスに無残に食いちぎられていました。

ツレは早速青いネットをかけましたが、全くカラスの悪賢さにはお手上げです。キュウリや柿に早々と噛み付いて「まだ美味しくないや」と食べ散らかして行くのですから。

 

１０日ぶりの太陽。

８月１９日(木)今のところ晴れ

10日ぶりに太陽と青空が顔を見せました。が、相変わらず大気は不安定で午後にはまた雨が降るようです。

長雨が全国に降り続き、甲子園の高校野球は６日も順延になり、今朝も第一試合が始まりましたが、やはり雨が降り出してグラウンドの状況も悪いと言っています。コロナも天気も中々スッキリしませんね。

さて、庭や畑は見る影も無く雑草に覆われているので、ツレは草刈りをしたくても出来ない状況にやきもきしていました。

今朝久々に雨が止むと、もう矢も盾もたまらず畑に飛び出して（？）行きました。先ずはゴーヤの棚を倒して片付けると意気込んでいます。

大雨続きの中でも夏野菜は十分収穫できました。特にゴーヤ、ナス、オクラは良く採れて、気軽に買い物に出られない中とても助かりました。

　

宇城地区に住んでうれしい事は、毎年この時期に甘いシャインマスカットを食べられる事です。県内でも一番の産地だけあって、道の駅にはスーパーなどより比較的安く販売されています。それでも高級品ですから季節に２、３房買うのがやっとですが、子ども達にも食べさせてくて年に一度は送っています。

　

マンデビラ、スイレンも陽の光を浴びてうれしそうです。

 

まぼろしの四国お遍路。

8月15日(日)雨

１週間以上も停滞している前線は、北海道を除いて災害級の大雨を全国に降らせ続けています。「日本沈没」という言葉も小説ばかりの話とは言えなくなって来ました。地球温暖化の影響で、「100年に一度の大雨」は「２,30年に一度」から「いつ起きてもおかしくない」に変わっています。海水温度が上昇し次々に雨雲が発生、そして山間部まで開発された住宅地に間断なく降り続ける、年々大規模化する土砂災害にも如実に表れている気がします。

さて、5月の連休後に出発する予定で細ごまと計画していたドライブお遍路の旅は、コロナの収束が見通せず全てキャンセルしました。

諦めきれない我々は、「オリンピック後の8月下旬頃には何とか出発出来ないか？」と再度計画を半分に縮小して準備しました。ツレは９月から新たに仕事を始める予定なので、タイムリミットもありました。が、オリンピックが終わってもコロナは収束するどころか、ますます感染拡大の猛威を振るっています。我々夫婦とも２回のワクチンを接種しましたが、それでも県境をまたいで旅行するのを容認する雰囲気ではなく、再びキャンセルせざるを得ませんでした。年齢的にも気力体力も今が限界かな？と思って計画したものの、「四国には縁が無かった」ようです。残念！！

【雨続きの中、家具のリノベーション】

洗面所のロッカーは、10年の時を経て前面の化粧板が黄ばみ、ストレスの原因にもなっていたので、思い切って色を塗るか、シートを貼るかとツレと相談し、このように壁に合う色調のシートを貼る選択をしました。「工作は得意」と自画自賛していた私でしたが、窪んだガラスと板脇の部分は押さえても押さえてもシートが反発して剥がれ、最後は瞬間接着剤を使いました。このような家具にはやはりプロの手が必要な事を思い知りましたが、また数年は情けない仕上がりに苦笑しながら付き合って行こうと思います。

大雨が降り続いています。

8月13日(金)大雨

今日からお盆。いつもなら賑やかに家族が集まり、ご馳走を囲んで団らんする所ですが、今週始めから前線が停滞し、まるで梅雨に逆戻りしたかのように怖いくらいの大雨が降り続いています。特に一昨日からの２日間で例年の8月１ヶ月分の雨量を超えたそうで、今日に至っても強い雨が止む様子がありません。既に、熊本北部、福岡南部で川が氾濫しており、現在西日本全体に線状降水帯が延びて、特に広島では数年前の大水害と同じ地域に特別警戒情報が出ています。

今朝9時のNHKニュースの天気図です。熊本宇城地区を中心に次々と真っ赤な雨の帯が押し寄せて来ます。

　

裏の新しいアパートの駐車場が隣の空き地から浸水し始めました。

我が家の進入路も隣の畑に溜まった水が溢れて冠水状態です。このような事は移転以来初めての経験です。

「観測史上初めての猛烈な雨」「命を守る行動を」と繰り返し報道しています。危険地域に住んでいる人は今回こそ避難していてほしいです。

台風９号通過。

8月9日(月・山の日)曇り

いよいよ台風シーズンがやって来ました。10月いっぱいは気が抜けません。９号は速度も速く、夜の内に九州を横断し中国地方に向かい、風よりも多くの雨を降らせています。被害が出ないといいのですが。

オリンピック「東京2020」も昨夜何とか終了しました。いくつかの台風が日本付近に接近し最後まで予定通り出来るのか心配されました。もとよりコロナ禍で開催自体も危ぶまれましたが、世界中のアスリートが粛々と日本を訪れ、厳しい制約の中でも精一杯の力を出し切る姿は、やはり見る側の心を打ちました。もちろん日本びいきは否めず、侍ジャパンの試合には興奮しました。熊本県出身の村上選手が最終戦でホームランを放った瞬間は、テレビの前で大声をあげて拍手喝采！　とにかく無事に終了できた事は良かった。多くのアスリート達も感謝の気持ちを述べていたようです。

さて、我が家の賑やかな夏も一旦収束しました。熊本県にも今日から「まん延防止」の重点措置が科され、酒類の提供も制限されることになりました。業者には幾重にも苦しい措置となり、ますます景気の低下が懸念されます。

その措置の前ではありましたが、孫を１泊ホテルに泊まらせようと、新装なったJRホテルに連れて行きました。県外に出る事は躊躇されるのでせめてものじじばば心です。

熊本「駅前」というには少し残念だった景色も、再開発されて大分スッキリしました。

JRホテルは、西側の春日山、花岡山、遠くに金峰山などをバックにガラス張りのロビーが作られ、普通はダークな壁を背負っているのが当たり前でしたが、全く違う様子にびっくり、おしゃれな客室も孫の気に入りました。たった１泊でしたがアミュプラザで食事したり買い物したりで楽しいひと時が過ごせたようです。

そして昨日、長男夫婦が迎えに来て、２週間の滞在を終え帰って行きました。たった３人の孫ですが年々確実に成長し、ただの子守では済まなくなって来て、我々も年を取った分体力も落ちていくのが実感されました。

　

台風の雨に打たれてもちゃんと花開いたスイレン。ふっと心が和みます。