去る令和5年4月2日、午後3時~午後5時30分。東京都国立市中1丁目集会所で、JSカッサ入門セミナーを開催した。参加者は20名で、これに受け入れ側としてメイン指導者の徐園子(大和かっさ治療院)、実技指導スタッフ徐由実(中央鍼灸接骨院)と上川 晋一(みその整骨院)と主催の私(あんご針灸院)、元医道の日本社編集部の赤羽博美とカメラマン木村博が加わり、総計26名となった。熱気あふれる会場となった。※いずれも敬称略
なお会場は、いつも鍼灸奮起の会(参加者定員12名)を行っている処である。
現在カッサ治療は、我が国でもいろいろな流派が存在しているが、そうした中にあって、整体やリラクセーションとは一線を画し、治すための手段に徹しているのがJSカッサでなる。ちなみにJSとは、Japanese Style の略。
私が15分ほどカッサと浅層ファッシア刺激に関する撮診法の相違点などを説明した後、徐園子先生によるカッサの理論とこれまでの症例紹介を1時間余り実施。徐園子先生は、すでに十数年間治療にカッサを取り入れて治療されていて、臨床経験は豊富なことを、私も改めて知ることができた。これまでの現代医療そして鍼灸治療においても、うまく治せなかった病態に対処できる治療技法となっている。具体的な症例を多数提示し、カッサでどのように改善したかを解説した。カッサの適応が、予想していた以上に広いものであることを認識できた。
その後、徐先生による頸肩背部のカッサのデモをした後、2人一組でカッサの実技練習を行った。
下段中央が筆者。その左隣が徐園子先生。
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