正規のベッドカバーは元々が値が張る上にクリーニング代も高くつくので、当院では特大のバスタオル(180センチ✕90センチ)を使っている、患者が体位変換する時、バスタオルもズレることが多いのが悩みの種だった。そこで筆者は、2016年10月27日に「ついに見つけた。ベッドカバー滑り止め下敷き」と題したブログを発表して、その対策を発表したが、それでもズレを防止しきれなかった。
今回、バスタオルがずれない新たな工夫を思いつき、十分な効果を得られたので公開したい。
1)ベッドに「STOPPカーペットすべり止め」を載せる。(北欧大型家具店イケアで購入)
網目になっていて、ハサミで簡単に切れる。ベッドの天板の大きさ程度に自分でカット。
2)「STOPPカーペットすべり止め」をベッドに敷き、ダイソーで購入した「万能ベルト」で2箇所程度くくりつける。「万能ベルト」は、よく見かけるダンボール等を梱包する時に使う帯状のポリプロピレン製のヒモだが、長さを調節できるストッパーがついている。余った分はハサミで簡単にカットできる。2本で100円(税別)。
3)その上から特大バスタオルを敷く。以上。
4)なお当院では寒くなると、ベッドに家庭用の電気敷毛布を敷くが、ベッド→電気敷毛布→「STOPPカーペット」の順番で敷き、「万能ベルト」でこれらをくくりつる。その上にバスタオルを敷くようにする。電気毛布は滑りやすいので、万能ベルトを一つ足し、3本にすることでズレを防止できるようである。