望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ写真・劇場編・・・ウラはこんな感じでした~(その1)

2013-09-16 00:09:23 | 舞台・ウラ話

やっと今日から「劇場編」でゴザイマス。

いやぁ、よく引っ張ってますねぇ

まぁ、適当に、お付き合いのほどを、
どうぞよろしくお願いいたします。


ということで、今日からは、まず、
舞台セットの裏側をば。


舞台に、セットを作ることを、
「建て込む」と言います。

小劇場の場合は、その作品によって、
しっかり建て込むときもあれば、
お客様の想像力にお任せして、
ほとんど素舞台のときもあります。

どちらも「あり」なので、
私なんかは、あまり気にならないのですが、


今回久しぶりに、壊すのが勿体ないほど、
しっかり建て込まれた舞台に立ってみて、
・・・思いました。


(あ~、やっぱり、いいなぁ


衣裳をつけることで、何かが変わるのと同じで、
このセットが、役者を助けてくれるな、と。


ドアが多かったり、エレベーターがあったりで、
それを想像しながら、稽古場で動くのは難しかったけど、
(あ、私が混乱するのはいつものことか

実際にここで動いてみると、
助けられている感じが、すごくしました。

毎度おなじみのフレーズですが、
 <小劇場はお金がない>

だから、セットにまでなかなか手が回らないんですが、
やっぱり、たまには、いいものですね~。



・・・と、ちょっとシミジミしたところで、

ウラの写真をいってみたいと思います。

まずは、客席から見える、表の写真。



そこから裏へまわっていきます。

このあたりが、表の赤い矢印のあたり。
舞台中央から下手に向かっています。
(普通の人は、このくらいの説明でイメージできるんですよね?)

左側は、すぐに舞台です(白い矢印の方向)


下手のスペースに、たまっている役者たち。

小道具のチェックや、打ち合わせをしている模様。


そして彼らがたまっていたところが、下手の小道具置き場。
 
先日さんざん書いた小道具などが置かれています。

もうちょっと整頓せいっ、と言いたいところだけど、
本番前には、もう少しきれいになります。
(そのときにはもう写真なんて撮れないので

ただし、この林立するペットボトルは、役者の私物。
なにせ、暑い時期だった上に、踊ったり騒いだり。
水分は必需品でしたから。


そして、これ、ただの事務用の長机なんですが、
舞台仕様になっています。

って、まぁ、それほどのハナシじゃないんですけど

上に、パンチカーペットと呼ばれる布が、
貼ってあるんです。

床にもありますね、グレーのカーペット。
舞台にも、これを貼ることが多いんです。

つまり、音の吸収です。


どんなに気をつけてても、音は出てしまう。
それを避けるために、
机にまでカーペットを貼っちゃうんです。

まぁ、これは必ず、ではなく、
舞台監督さんの気配り次第ですが。

でも舞台裏って、
こういう細やかな気配りが本当にありがたいんです。



ということで、

もう少し、舞台裏の散策を続けていきたいと思います。


   (つづく)







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