望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

<チロル>&<ひとことお知らせ>

2010-07-31 15:12:39 | 演劇・舞台・小劇場
これ、しっかりコーヒーの苦みがあって、
なかなかイケます

意外なことに、
コーヒー系のチロルって少ないんですよね。

チョコとコーヒーは合うのに 

奇をてらわなきゃチロルじゃない、ってこと?

それもチロルらしいとは思うけど。
やっぱり味は大事でしょ?

まぁ、
なんでも買う人間もいますしね(笑)



あの、

それから、

先にひと言だけ告知をさせて頂きます 


9月30日~10月10日


舞台、やります。



この企画、かなり面白いです。


8月の中旬からポツポツと稽古が入り始めるので、
その頃には詳細がわかると思いますが、


いかんせん、これまでにあまりない企画なので、
参加する方もイマイチわかっていません
 

でも、とりあえず、
乞うご期待、でゴザイマス
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ははは、買っちまいました

2010-07-30 21:27:39 | 暮らし・花・趣味
 
普段はLサイズなんて絶対注文しないのに。

いや、セットだって買わないのに、

これ、欲しさに、ね 


予想以上にリアルです。
特に裏のバンズのところなんて、そっくり


さて、と・・・、





何に使おう 
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「消えた音」 その7

2010-07-29 23:53:18 | 舞台・ウラ話
想定外の出来事連続の初日に、
みんなヘトヘト。

でも、そこに、思いもかけぬ「ごほうび」がありました。



終演後は、
お客様をお見送りして、いろいろお話をします。

また、アンケートを書いて渡して下さるお客様がいます。



そんなアンケートやお客様の生の感想で、

一番好評だったのが、なんと、このナマ歌だったんです。


「歌は生で歌ってるんですか? すごい!」

「録音じゃないですよね?ずいぶん凝ったことをしましたね」


そして演出家までが、

  「歌が一番よかったぞ~!」

と言い出す始末。




そして、ほめられてノってしまった演出家が、なんと、

「よしっ、これからもずっと生でいくぞーーっ



  う・・・・・




女性軍に不穏な空気が広まったのは、
言うまでもありません。



でも、そうは言っても、
お客様が喜んで下さると、

結局は何でも頑張れちゃうんですよね。



かくして千秋楽まで、

女性たちは走り回って歌い続けました。


めでたし、めでたし(?)


  <おしまい>
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「消えた音」 その6

2010-07-27 23:18:59 | 舞台・ウラ話

結局、消えた歌は復活せず、
舞台の近くで生で歌うことに。

でも、そこで、
考えてもみなかった問題が出てきたのです。


舞台は、明治末期の女学校。
こんな衣裳で先生役をやってました)



設定は、

< 女学校から聞こえてくるコーラス >




なので、歌えるのは当然、女性だけです。


ところが、女性がほとんど全員、舞台に登場するシーンにも、
バックに歌がかぶることが発覚 


録音ならまったく問題がないことなので、
気がつかなかったんですね。




もうこれは仕方ありません。

みんな、舞台に出るギッリギリの時間まで、
上手に急遽こしらえた合唱スペースで歌い、


出番寸前で歌を止めて、ダッとそでに走り、
何食わぬ顔で登場 

出ない2人ほどで、残りを必死で歌うことに。




それだけじゃありません。




この歌のおかげで、女性たちが突然、
想定外の大忙しになってしまいました。



舞台の設定では、音楽室のある方向は上手。

つまり、下手にハケて、また下手から出る人も、

いったん上手に走って 
歌を歌ってから、

またダッシュで下手に戻る 

という仕事が増えちゃったんですね~。

(こんなときに限って、劇場が広いし



そうでなくても不安の多い初日に、

また大きな仕事が降ってきて、

もう本当に、女性陣全員、
髪ふり乱して走り回ることになりました
 

終わった時には、みんなヘトヘト。


ところが、これで、思いもかけぬ副産物が生まれたんです。


< つづく >
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「消えた音」 その5

2010-07-26 21:46:38 | 舞台・ウラ話
 
(意味不明の方は、その1からお読みください)

開演寸前に音が全部消えるという、あり得ないミスに、
現場は騒然。

バックに流れる曲は、
CDからの速攻ダビングで何とかなったものの、
ぜっかく録音した女学生たちの歌は・・・


 
これは、あるのとないのとでは、大きく違います。

女学生のコーラスが流れるだけで、
急に明治の女学校の雰囲気になるんです。


といって、今さら録音している時間はない 



楽屋の外で、演出家の大声が響き渡りました。



「生で歌うぞーーーっ




  え????
  
 生で歌う???   




今度は楽屋の中がパニックです 



録音の時はお気楽に、歌詞を見ながら歌っていたので、
歌詞なんて覚えちゃいません。

急ごしらえで、
大きな紙に3曲分の歌詞を書き出しました。



衣装を着ながら、メイクをしながら
みんなで突然の合唱練習   


「こんなことやってて、台詞が飛んじゃったらどうしよう」
なんて、
笑えない冗談を言いながら必死です。


なにしろ、開場になれば、客席にお客様が入ってこられます。

そうなったら、もう声は出せませんから



結局、開場時間を遅らせてもらい、
3曲とも、1回ずつ練習することができました。


がっ!

ここでまた問題がっ!


< つづく >
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「消えた音」 その4

2010-07-24 16:20:49 | 舞台・ウラ話
初日の開演1時間前。

劇団員楽屋の騒がしさに、様子を見に行った女の子が、
茫然として戻ってきました。

「音が・・・、全部、消えちゃったそうです。
 今、○○さん、大泣きしています」



なんと・・・、

録音した音が全部、消えちゃっていた・・・。



つまり、歌のみならず、
効果音も、
バックに流れる曲も、

何か、とんでもない操作ミスで、
消えてしまったのだとか
                

 
大泣きしている○○さんというのは、
音響の係をやっていた劇団の人。

稽古の時に、ずっと音響をやってくれていたのですが、

本当は役者さんなので、

きっと本番はプロに任せるのだろうと、
私は勝手に思い込んでいたんですね。

あ、

もちろん、劇団によっては、
役者さんが音響さんをやることもあります。

でもそういう役者さんは、プロと言えるくらいの実力のある人。

ちょっと稽古場でお手伝い
なんていうのとは、根本から違います。




しかしここは、そんな感じのお手伝いの彼女が、

最初から音響さんに決まっていたのです!
 

 最近では見かけないほどの古い機材、
 バックアップをとっていない、
 あり得ないミスが出る、


・・・プロでは考えられないことです。


いや、そういう問題じゃない。



これだけの大きな劇場の公演に、

< プロを頼んでなかったんだ >


この事実に、かなり唖然としたのですが、
そんなこと、今さら言っても始まりません。



時計を見ると、もうすぐ開演30分前。


つまり、もう開場時間寸前です!

開場になれば、お客さまが入ってこられます。


お客様が入られたら・・・、

当然のことですが、音を出す作業はできません。


もちろん、我々がどうしようもなくウロウロしている間に、
再準備は着々と進んではいました。


バックに流す曲は、元々CDから録っているものなので、
手元のCDから速攻ダビングしてOK。


効果音はありがたいことに、それほど重要な音がなかったので、
初日はもうあきらめる。



そして歌は・・・。



< つづく >

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きょうのにっき

2010-07-23 23:21:28 | 暮らし・花・趣味
 
今日、横浜の赤レンガ倉庫で、
どーもくんに会いました。

「わーい 写真撮っていいですか?」
と聞いたら、

片足を上げて、
とってもかわいいポーズを決めてくれました。


そこで、かなり時間をかけて、
構図を決めて、カシャリ
 


なのに、


・・・あれ?

なぜか、ピンボケ 



「ごめんなさーい。ピンボケだった~
 もう1回、いいですか~?」

と頼んだら、



・・・今度のポーズは、

コレだった 



そりゃぁ暑いし、やってられないよね(笑)
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「消えた音」 その3

2010-07-22 23:03:48 | 舞台・ウラ話
いよいよ初日。
(意味不明のかたは、昨日の日記からご覧下さい)

開演1時間前。


メイクや衣裳も着々と準備が整って、
あちこちで「初日おめでとうございます」の挨拶が聞こえ、

いやが上にも、
初日独特の緊張感が高まってきたときでした。



隣の楽屋が、妙に騒がしくなってきたのです。


このときはかなり大きな劇場だったので、
女性楽屋が2つあり、

劇団員中心の楽屋と、
私たち客演チームの楽屋に分けていたんですね。



その劇団員楽屋から、ただならぬ空気が、
隣の我々の楽屋にも伝わってきました。

「何だろう?」
「ね~。どうしたのかな?」
などと話すうちに、

「私、見てきます!」
と若手の女の子が様子を見に出て行きました。


しかし、その間も騒ぎは収まりません。



「どうしちゃったんだろう?」
「何かあったんだよね? きっと」

と心配しつつ待っていると、


その子が、茫然とした様子で、帰ってきたではありませんか。



「音が・・・、全部、消えちゃったそうです。
 今、○○さん、大泣きしています」



音が・・・消えた?!



< つづく >

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「消えた音」 その2

2010-07-21 15:09:32 | 舞台・ウラ話

さて、1日開いてしまいましたが、
今日から本編開始でゴザイマス。


このお芝居、
明治末期の女学校を舞台にしたもので、

その雰囲気作りの大きなポイントが、

「女学生たちの歌う唱歌」
だったんですね。

女学生たちの唱歌が、
遠い音楽室から聞こえていて、

その歌声をバックに、お芝居が進んでいく、
・・・という、

いかにも当時の雰囲気を彷彿とさせる演出があったんです。



ということで、

稽古期間中に、女学生たちの歌の録音が行われました。

もちろん、実際に歌っているのは、
そこらへんにいる女性を全員かき集めた、

女学生とは似ても似つかぬ合唱隊 

だったのですが、
まぁ、録音だから関係ありません 


ちょっと話がそれますが、
歌の録音って、けっこう楽しいんですよ!

大勢でワイワイ言いながら練習して、
失敗したら、また録り直し。

日ごろ、絶対にやり直しのきかないライブの世界にいるからか、
やり直せるというだけで、一気に気が楽になっちゃうんです。

それに「歌は素人だし~」なんて逃げ口上まであったりして、
とにかく気楽に楽しめるんですね。


とまぁ、そんな調子で、3シーン分、3曲を録音して、


いよいよ初日を迎えました。


< つづく >


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この前やめたウラ話、再開します 「消えた音」

2010-07-20 00:52:07 | 舞台・ウラ話
 
すっかり間があいちゃいましたが、
また過去のウラ話ネタ、復活でゴザイマス。

が、 これは、
この前の本番前に書いていた、
「舞台のドアが壊れた話」の姉妹編。

同じ公演でおきた「事件」です。

なので、ドアが壊れた話の後に、

「続けて書きます!」
と言ってたんですよね?


なのに、そう言ったっきり、

稽古に入って・・・、

って、

あれは4月でしたね~~

今はたしか、7月の中旬。

うひゃぁ・・・すみません 


とりあえず、「ドア」の話は、こんな話でした。
(このページから、5日間連載)

「舞台のドアが壊れた話」



そして今回は・・・、
ちょっと、サスペンスタッチのタイトルにしてみました(笑)


いや! でもこれ、

十分にサスペンスでもあるんです。


ドアが壊れた大騒動は、公演の中日を過ぎてから。
そして今回の大騒動は、公演初日。


もしかすると、なんかタタられていたのかも・・・。



・・・って、ことで、今日のところは早々と、


< つづく >
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