望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ちょっといい言葉

2009-11-30 12:26:39 | 演劇・舞台・小劇場
今朝の朝日新聞の朝刊に、
レゲエな数学者、秋山仁さんの言葉が載ってました。

数学の世界って、普通、
20~30代で研究の成果をあげるんだそう。

そりゃそうでしょうね。
アタマが柔らかくなきゃ、って思いますもんね。

でも彼は、還暦になって大きな定理を証明した。

「私は才能がないのにあきらめが悪く、数学を続けてきた。
 でも、あきらめないで努力を続けていると、
 才能はあとからそっとついてくるんだね」

・・・いい言葉だと思いません?


いつも自分の才能のなさに落ち込み、

記憶力の衰えに愕然とし、

理解力の足りなさにパニックになって、

あ~~~~、もう私、ダメかも~~、

と、稽古のたびに打ちのめされて、

あきらめる寸前までいって思い直し、
またヨタヨタと動き出す。

・・・こんな私の日常に、
何かを「どさっ」と渡してくれました。
宅急便が届くみたいに 



秋山さんも、数学が好きなんだろうな~。
数学さえあれば、何もいらないんだろうな~。

才能がないっていうけれど、
「好き」というのも、才能のひとつだものね 
 

おーーい、私の才能よ!
あきらめないで努力するからさぁ、

ちゃんとあとからついて来いよーーっ

ご主人様のマネして、道間違えちゃダメだぞーーー 
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好きなことを仕事にする幸せ

2009-11-29 17:53:07 | 暮らし・花・趣味
昨日、ものすごくパワフルなパーティに出席してきました。

実は私、普段は絶対、パーティーには出ないんです。
ものすごい人見知りだし、
人とお喋りするのが大の苦手なので 

役者のくせに、と思われるでしょうが、
そうじゃないんです!
役者って、すごく人見知りが多いんです。

でも昨日は行ってきましたよ~。
いろいろと刺激を受けようと思って。

行ったのは、
アイムパーソナルカレッジという、
女性のためのビジネススクールの20周年記念パーティー。

校長先生がお友達で、
この学校は以前から知っているんですが、

すごいと思うのは、生徒さんに中高年の主婦が多くて、
また、その人たちが、実にパワフルに、
自分の人生を変えていっていること 

20周年記念の本も出版されたのですが、
これがまた「本気」に満ちていて、
圧倒されることといったら。



やっぱりね~、本のタイトル通り、
「わたし、このままでいいの?」
という、この疑問ほど、
パワーを生み出すものはないんだと思います。

パーティーの途中で、
この本に経験談を書いた25人の卒業生たちが、
壇上に上がって、短いスピーチをしたのですが、
その堂々たる姿に、またびっくり 

目標を持って、頑張って頑張って、
その結果・・・、
「今、私はここにいる 
という、その喜びにあふれていました。

やりたいことがやれる幸せ 

・・・どんなにしんどくても、
こんな幸せなことはないんでしょうね。



私もそんな幸せ者の一人なのに、
長くやっていると忘れてくるんですよね。

キラッキラしている彼女たちを見て、
ちょっぴり反省。

さっ、これからも初心忘れず、精進しよっと  
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映画祭の写真です(^^;

2009-11-26 22:31:30 | 暮らし・花・趣味
伊参スタジオ映画祭の写真、
あと2枚、見てください 

これ 何かわかります?



かまぼこ板くらいの大きさの板に、
その日のプログラムが書いてあります。

紐で首にぶら下げるようになっていて・・・、

つまり、映画祭の入場券なんですね。
通行手形といった方が、しっくりくる感じです 

みんな、これを首にぶら下げて、
映画観たり、外で焚き火にあたったり、
オープンセットを見たり、館内の展示を見たり、

す~~ごくのんびり、気ままに時間が流れます。



そして、舞台挨拶のときの写真 



右から2人目が私です。

が・・・私、小さっ!

あの、確かに私、背が低いんですが、
周りもまた、やたらと高いんです 

そういえば、みんなと喋るとき、
いつも見上げて喋ってたっけ 

たまにこうやって現実を見せられて、
ビックリするんですよね~。
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伊参スタジオ映画祭!

2009-11-23 02:44:54 | 演劇・舞台・小劇場
また日付が変わっちゃいましたが、
今朝早くから、群馬県の中之条町に行ってきました。

山をずっとずっと上がっていきます。



かなり上がってますけど、まだまだ!(笑)


これから車で30分くらい走り続けて、



やっと、とうちゃーーーく 


5月に撮影した映画が、ついに!
この「伊参スタジオ映画祭」で初公開されるのです 

そこで、監督以下、我々キャストも、
舞台挨拶をするために、
みんなでこの町までやってきました。

実はロケもこの近くで行われ、
私たちが泊まっていたのも、
この施設の一部だったんです。

      

うわ~なつかしいわ~~
ここでみんなで合宿してたんだよね~~。
5月でも寒くて、ダウン着てたよね~。
スタッフさんはほとんど寝てなかったよね~。

私は初めて見る映画の世界に、
ビックリすることばかりだったっけ。
                   
       

・・・などと感傷に浸っているうちに、

いよいよ上映会開始 



・・・なんですが・・・、

 
  うううううううむ 


 かなり冷や汗でした 

 

自分の顔が大スクリーンに、どアップで出る、
というのも、相当な恐怖でしたが、

自分の演技を冷静に客席で観るっていうのは、

 はぁぁぁぁぁぁぁ、

  もうぅぅぅぅぅぅ、

    でございました。
 

ひたすら反省ばかり・・・。

私はやっぱり映画俳優には向いてないようです 

      

上映後に舞台挨拶をして、
これで、この映画の予定はすべて終わり。
あとは作品が一人歩きしてくれます。
(と書いた途端に、また冷や汗が・・・)

       

帰りにはお土産に、採れたてのキャベツをいただきました 

ここは「月とキャベツ」という映画がきっかけで、
町をあげての映画祭が発足した、
といういきさつがあるので、
会場の前庭にキャベツ畑が作られてるんです。



帰るときに、映画祭のスタッフの人が、
目の前でキャベツを採ってくれます。

なんかね~~、

 いいんですよ、この雰囲気が 

明日はどっさりキャベツ料理作るぞ~~ 
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久々の放浪記・スペースゼロまで徒歩30分!

2009-11-15 01:04:30 | 演劇・舞台・小劇場

今日(もう昨日だけど)は、友人の芝居を観に、
スペースゼロまで行ってきました。

開演は13時30分。
小田急線の急行に乗り換えて、楽勝の12時50分新宿着。

ま、あっちでゆっくりチラシでも見ようか、
・・・なんて余裕で

というのも、ここは私が迷ったことのない、
数少ない劇場のひとつなんです。

自分も2年前に出て、1週間通ったし、
あ、いや、出たからって迷わないわけじゃないんですが
ここは迷わない自信のある場所だったんですね。


なのに・・・。



最初のつまづきは、ちょっと考え事をしていて、
フッと、

西口に出ちゃったことでした。

小田急線を使っているんだから、上に上がれば即、南口。
なのに、気がついたら西口の地上にいました。


どうしよう・・・

そのあたりは自分の実力をわかっていますからね~。

下手に中を通ったりはせず、
少々大回りでも、新宿駅に沿って回れば、
絶対に最後には到達する
やっぱ、これっきゃないだろうな。

ということで、西口からずっと、
駅の壁に沿って歩き出しました。

「アルタ近道?
東口? あ、こっちだわ。
あっ、この細いトンネル、覚えてるぞ~。
この前、迷ったときにも、ここ通ったんだっけ。
さぁ、もう近いぞ~」

よしっ、無事に東口到着~
ここまっすぐ行くと紀伊国屋があって、
ここに沿って行けば、モリエール・・・


・・・ん?・・・


シアターモリエール?

・・・じゃないじゃん!!


何故か、ここで、
大きな勘違いをしていたことに気づきました。

本当に何故か、
モリエールとゼロを間違えてたんです。


ゼロは・・・、


南口だぁ~


今、東口。

南口って・・・?


わかんないよぉぉぉぉ


で、何となくそれっぽい方向に歩き出しました。

GAP? ん? 高島屋?
ここ、どこだ?
ここ、絶対に違うぞ  

というところで、ちょうど巡回中のお巡りさんに遭遇。
やったぁ

「ああ、そこのエスカレーターで2階に上がって、
それから降りれば南口です」

丁寧にお礼を言って、速攻エスカレーターへ。
上がってみると・・・、

ん?

サザンテラス・・・。

うううう

あのお巡りさん、何が言いたかったんだ??
ここからどう降りればいいのよぉ。
やっぱりわかんないじゃないのよぉ。

すでにもう20分経過。
下手したら開演に間に合わない!

どうしよう!!

とふと上を見ると、

表示板に「南口」の矢印が・・・。


ああああ、ありがたい~

表示にしたがって、なぜかまたGAPの前を通り、
なんか、ミョ~にきれいなホテルの前を通り、
ふと向こうを見ると・・・、


あったぁぁぁぁぁぁぁぁ 


見慣れた景色が
南口の姿が
 
ああ、私は今まで、
君を求めて歩き続けたのだよ~~


しかし・・・


なぜ、私は道路の向かい側にいるんだ?

ここは?

えっ? 新南口の改札????


私はいつの間に、こんな広い道路を渡ったんだ??

謎じゃ。


結局、スペースゼロに着いたのは、13時20分。
ちょうど30分の道のりでした  

ほんっとに無駄にエネルギー使ってるなぁ 
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へぇ~、そんなものなんだ

2009-11-13 11:55:43 | 暮らし・花・趣味

飲めない私が、こんなことを書くのもなんですが、

「お酒」に関するモバイルリサーチ

というのを読みました。
(対象:全国の23歳~49歳の男女600人。株式会社 mediba実施)

いくつかの項目があったのですが、
私が一番驚いたのが、↓ です。

                

お酒を飲む頻度と一回あたりの予算について(自宅/外)

自宅でお酒を飲む頻度で、最も多かった回答は「月1回以下」という回答で24.1%。
次に多かった回答は「ほぼ毎日」という回答で21.3%となっており、
お酒を自宅で飲む頻度は二極化していることがわかります。
一回あたりの平均予算は699円。

次に外で飲む頻度を見ると、最も多かった回答は「月1回以下」という回答で52.8%と
圧倒的で、一回あたりの平均予算は3,679円となりました。

               
 
自宅で飲むのも、外で飲むのも、

最多回答が、「月1回以下」
私の周りに、そんな人、1人もいません 

自宅飲みの場合は、

「月1回以下」 24.1%
「ほぼ毎日」 21.3%

なので、本当に二極化なんでしょうが、外飲みはどうなんでしょうね。

これの調査が発表されていないのが残念。

でも、半分以上の人が月に1回も、外で飲んでないんですよね。
こんな人も・・・私の周りに、1人もいません 



学生と付き合うことが多い人に話したところ、

「年齢の分布があれば、たぶん20代が率を上げてると思うわよ」

とのこと。

「教授との懇親会に誘うと、
“どうして付き合わなきゃいけないんですか?”って聞かれるもの。
会社でもそういう若者が多いらしいし。
ある意味、うらやましいというか、なんというか 


はぁ~。

いろいろと考えさせられます  
コメント (2)
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文化祭

2009-11-07 01:44:01 | 暮らし・花・趣味
この前、何十年かぶりに(!)、
出身校の文化祭に行ってきました 
 
こんなトシになっても、
文化祭と聞くと心が躍るんですよね。

私の学生時代っていうのは、
1年の中心に文化祭があって、
文化祭が終わったら、また来年の文化祭へ。
新学期なんていうのは、そのプロセスにあるだけ、
みたいな状態でしたから。



文化祭となると、前日から、
教室の机をいくつかくっつけて、
その上に畳を敷いて、緋毛氈をかけ、座布団を置き、
手作りの屏風とめくりを置いて、高座は完成。

客席作って、楽屋作って、
やんややんやの大騒ぎ 
(あれ?今も似たようなことやってるかも

でも当時は演劇ではなく、落語研究会。
通称「オチ研」をやってたんです。

そして文化祭が始まると、全員着物に着替え、
出囃子用の三味線や太鼓まで持ち出して、
にぎやかに客寄せして、

でも高座では、かなりしっかりと古典落語をやってました。

このあたりの話は後輩のブログに詳しいので、
ご興味ありましたら、お読み下さい。
(後輩ったって、50に手が届くオジサンなのですが)


しかし今回、勇んで行ってみると・・・、

       
え?

今、文化祭、だよね?

いくら平日でも、授業じゃないよね?



展示や落語会をやっているはずの建物なのに、

廊下はシーン 

看板もなければ、客寄せで騒いでいる連中もいない。

なぜだ????

 

あとで聞いてみると、

・廊下には、看板をはじめ、何ひとつ出してはいけない。
・チラシは1枚1枚に学校側の承認印を受けなければ、人に渡してはいけない。
・ポスターは10日以上前(?)に学校側に提出をしなければ、一切貼ってはいけない。
・文化祭期間中であっても、教室での飲食は禁止。

そしてなんと、
写真を撮ってはいけない!  
 
自分の子供の写真を撮っても、
仲間と一緒の写真を撮っても、

パトロールに回っている委員に見つかると、
注意を受けるのだそう。

・・・だから、見つからないように撮らなきゃいけない、
ってだけのハナシなんですけどね。



しかし、なぜだ?

個人情報の問題か?
ヤバい宗教の問題か?

「てやんでぃ、べらぼうめ。
そんなもん気にせずに、派手に客寄せしてこーい」
と現役たちに言いかけて、

・・・やめました。

ここで主催者を怒らせたら、
来年の文化祭に響いてくるかもしれない。

我々の時代は、あと先考えずに、
とんでもない無茶をやって怒らせたりもしたけど、
そして間違いなく、損もしたけど、

でも、主催側にもゆとりがあった。

「オチ研じゃ、しょうがねえなぁ」
なんてことで、最後は許された。


でも・・・、今はやっちゃいけないね。

今はそんなユルいことで通るワケがないから。



なんか、現役たちが不憫でした。
時代なんでしょうけど。

でもね~。
とことんバカなことをやってみる経験って、
決して無駄にはならないんだけどなぁ。

私なんかが言っても、説得力ないけど 
 
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うふっ

2009-11-06 11:24:53 | 暮らし・花・趣味
ネットで見つけたんですが、
そっくりの顔した人、いますよね。

絶対に悪人じゃないんだけど、
飲ませるとハナシが長い・・・みたいな。

この顔をはたぶん、そんなタイプじゃないかな。

私の友人にも、います。
ご兄弟ですか?っていうほどのそっくりさんが(笑)

本人に見せたら怒るかな? 
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