望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ま、ささやかな放浪とでもいいましょうか

2012-02-29 21:28:33 | 演劇・舞台・小劇場

今日の雪、大変でしたね~。

私は、ひとつ用事を済ませて、
そこから、遅れて稽古に合流・・・のつもりだったのですが、
バスがまったく来ず 

もう行っても無駄だという時間になって、
そのまま帰ってきました 


でも今日は、ちゃんと知ってる場所だったから、
あ~あ、程度で済んだんですよね。

もし知らない場所で、

この雪での放浪と思っただけで、
背中が寒くなります。

都心で遭難、とかいったら、
けっこう話題になりそうだし

絶対に「アホ」とか笑われるし


まぁ、そんな前置きなんぞをしつつ、

昨日、予告した、ささやかな(?)放浪ネタをば。


今回の舞台で、愛媛の伊予弁を話すことになりまして、

それを教えていただくために伺ったのは、
横浜のとある駅から、徒歩3分のお宅。


今回の役、台詞量はそれほど多くないんですが、

伊予弁に「翻訳」して、
次に細かくアクセントを練習して、と、やっていて、
作業は結局、半日近くかかりました。

一銭にもならないのに、
これだけの時間をかけて教えて下さった方に、
丁寧にお礼を言って、

「それでは失礼します」

「そこまで送りますよ」

「いえいえ、とんでもない!
 駅からたった3分ほどですし」

「でも」

・・・と、しつこく心配して下さったのは、
彼女が私のブログを読んでいたから。

でも、それだけ心配されると、
こっちだって意地になっちゃったりして、


「どうぞご心配なく!(にっこり)
 さすがにこれだけ近ければわかりますよ。

 それに、連れてきて頂いたときに、
 帰りに迷わないように、
 ちゃんとチェックしておいたんです(きっぱり)」


「じゃぁ、その角まで」

「いえいえ、寒いですし、大丈夫です!
 だって、その角を右に曲がればいいだけですから」




「いえ・・・、左です・・・」


    


はい、もちろん、私がいくら固辞しても、
彼女はついてきてくれました。


そして、

「ここを曲がれば、もうそこが駅ですから」

「はーい、さすがにわかります。
 駅、見えますから(笑)
 ありがとうございました~!」


後ろを振り返って、手を振りつつ、
タッタッタっと歩いて、


駅・・・、えき・・・?


・・・ん?


なんで?


ここ、駅のはずなのに・・・。

このドトールは行きにも見たけど・・・、


・・・なのに、駅がない 


あん?

歩いてるうちに、広い道に出ちゃった。




どうしてーーーーーーー???



・・・っと、

ふと後ろを振り向くと、



いつもの見慣れた「JR」の文字が・・・。


なんのことはない、

勢いよく歩きすぎて、
駅を通過してた・・・。


というより、

左にあると思い込んでいた駅が、
なぜか右にあった・・・



見えてた駅にたどり着かないんだから、

そりゃぁ、複雑な場所にたどり着けるわけないよなぁ。


ヘンなところで、妙に納得してしまった出来事でありました。

はははは





       

劇団俳小公演「なにもいらない―山頭火と放哉」
詳細はこちら

       

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊予弁じゃ!!

2012-02-28 13:19:24 | 演劇・舞台・小劇場
 
今回の役は、山頭火の庵がある松山の人。
つまり、愛媛弁というか、伊予弁を使います。


方言を使う芝居は・・・私、観るのは大好きなんです。


芝居の中で方言を聞くと、
急にその世界が、
ふわーっと広がるような気がしませんか?

何となく、心地よい気分にもなります。

なんででしょうね。
不思議な安心感がありますよね。



ところが、

自分に近い地方の方言を聞くと、
たいがい最悪の気分になるんです。

まるっきり違うよ~~、って。

きっと、他の地方の方言も、
わからないだけで、
ネイティブが聞くと我慢ならないものなんでしょうね。


今回も愛媛出身の人に、
方言指導をお願いしようと頼んでまわったのですが、
順番に断られました。

「愛媛でも伊予弁とは違うので」

うーーん、そうなんだろうな~、と、

これ、すごくわかるんですよね。


はっきり言って、
そこまでわかるお客様は、まずいないんだから、
いいじゃないか、ってもんですけど、

「自分がイヤ」なんでしょうね。
自分の土地の言葉をぞんざいに扱うのが。



去年、「人斬りの恋」というお芝居で、
京都弁を使ったときも、

同じ関西人だから、簡単でしょう、
なんて言われるとカッチ-ン(笑)


語尾がまるっきり違うし、
細かいところのアクセントもぜんぜん違うねん!

と、心の中で突っ込んだりしてました。



結局、今回は、
いつもWSでお世話になっている演出家のお母様が、
伊予弁を話されるということで、

のこのこお宅までお邪魔して、
半日がかりで教えてもらってきました。


喋ってみると、おおおおお!

これまで作っていたキャラが、
勝手に変わり始めました。

うわぁぁぁぁ、ちょっと、これ、うれしいじゃないの!

勝手に役のキャラクターが動き始めてるわよ!



・・・そうなんです、
方言に役作りを助けてもらえるんです。

これが方言の最大のメリット。

まぁ、覚えるのに苦労するわけですから、
そのくらいのメリットは、
あってもバチは当たらないでしょう 



・・・あ、そういえば。

この時も、私、
あり得ない迷い方をしたんだっけ・・・

せっかく思い出したので、
次にこれ書きます。



       

劇団俳小公演「なにもいらない―山頭火と放哉」
詳細はこちら

       
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チラシと、今回のお芝居の説明です!

2012-02-25 13:50:50 | 演劇・舞台・小劇場

チラシでございます。



今回は2幕もので、


1幕目は、山頭火の晩年、つまり昭和初期。

山頭火が晩年を過ごした「一草庵」という庵での話。

山頭火と放哉に、山頭火の世話をする謎の女性が絡みます。
放哉も、実際にそこにいる存在なのかどうか・・・?


山頭火と放哉には、劇団トップの俳優さん2人、

謎の女性役には、元宝塚のトップ女優、旺なつきさん!

ベテランの芝居巧者が、ガチでぶつかる3人芝居。
これは見ごたえがあります。

たまに勉強のために見学するんですが、
いやぁ、すごいですよ~。

これぞ「ザ・新劇」
ものすごーく重厚な世界が広がっています。


そして、

2幕目は、一気に現代になって、
若手中心のライトコメディになります。

1幕目から80年以上を経て、
今は観光客に公開されている「一草庵」が舞台。

若手中心ですが、私はこっちの方に出ます。


そして、若手の中に突然乱入する、今回の私のキャラ。
ものすごく「濃い」です。

ま、いつも濃いめですが、それにしても  画期的に濃いです 


その上、 伊予弁です 

これがねぇ、また難しくて、大騒ぎしながら頑張っております。



チケット、受付中でございます!


どうぞよろしくお願いいたします!





       

劇団俳小公演「なにもいらない―山頭火と放哉」

チケットなどの詳細はこちら

       








人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新劇でびっくりしたこと・その2・キャスティングが早い

2012-02-20 01:22:53 | 演劇・舞台・小劇場
 
これはもしかすると、
公演とか劇団によるのかもしれませんが、

でも、私には新鮮な驚きだったので、
勘違いならゴメンナサイと言いつつ、
書いちゃいますね。


今回の出演は、
出られなくなった劇団の女優さんの代わりで、
ということは、最初にお話ししましたが、


作・演出の竹内さんから電話があって、
「緊急なんだけど、3月空いてない?」

と言われたときには、本当にびっくりしました。


もちろん、びっくりの中心は、
本当に久しぶりのオファーだったことなのですが、

それ以外にも、もうひとつ、

  「へ?」

って感じだったんです。



・・・というのは、

その時はまだ1月のはじめ。



本番までに、2ヶ月以上あったんです。


まだまだ、
まるっきり決まらなくても不思議じゃないのに、

緊急って、どういうこと???



だって、小劇場だったら、
2ヶ月前に1人降りたくらい、何てことはない。

ま、これからでしょ、ってもんです。


だから、

「出られなくなった人の代役なんだけど」

とかって頼まれた日には、たいがい、


「来週、本番なんだけど」

   とか、

「ごめん、あと4日しかないんだ!」

といった、正真正銘の緊急で、

受けたら最後、地獄の日々、
なんて話ばっかり。



そうかと思うと、

稽古に先立っての顔合わせに出席して、

「今回、主役をやらせて頂きます」
と挨拶した役者さんが、

稽古初日には消えていた、なんてことも。


これはたぶん、
「とりあえず来て、様子を見てくださいよ」
みたいな誘い方をしたんでしょうね。

で、様子を見て「やっぱり出ません」
ってことになったんだろうな、と(笑)


そうなんですよ。

小劇場には、こういうところもあるんです。

もちろん、
こういう無茶なことをするカンパニーには、
だんだん出る人が限られてきますけどね。
(私も出ません)




それがまだ2ヶ月以上あっても、
がっつりキャストを決めなくてはならない。

それも、新作だというのに、台本が完成している。


きちっとしてるなぁ。

すごいなぁ。


・・・またまた、小劇場オバサンは感心しきりなのです。





       

劇団俳小公演「なにもいらない―山頭火と放哉」
詳細はこちら

       











人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理不尽だ・・・

2012-02-19 10:24:31 | 暮らし・花・趣味
早い・・・。
早すぎる・・・。

こんなに寒いのに・・・。
なぜ、もう花粉症なんだーーーっ 

人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早々と、放浪寸前!

2012-02-16 00:37:40 | 演劇・舞台・小劇場
 
このところ、稽古がお休みでした。

というのも、
俳小さんの養成所の卒業公演があって、
いつも稽古しているスタジオが使えなかったからです。


で、今日(すでに昨日だけど)が、
久しぶりの稽古再開だったんです。

ということで、生真面目な私は、
昨夜のうちに、持っていく荷物をチェック!


 えっと、台本と筆記用具類と、髪ゴムと上履きと、
 ジャージとパーカーと・・・、

 あ、これ、なんだ?

 あ~、稽古場の地図ね。
 最初は首っ引きで行ったっけ。

 ははは、今となっては懐かしい。
 これは・・・、ま、いらないな。


と荷物から出して・・・。



・・・というところで、
もう完全にその後の状況がバレバレでしょうけど 


でもね、
まさかと思ったんです!

だって、いくら2週間近いブランクがあったとはいえ、
その前は5回も6回も通ってたんです。

それも無茶苦茶わかりやすい、ほぼ直進のみの道。

その上、駅から出た途端に、路面電車の線路があって、
その線路に沿って行けば、迷おうったって迷えない。


だから今日も、駅の改札を出るまでは、
何の不安もなかったんです。


頭の中で台詞を復習しながら、ひょいと改札を出て、


  ・・・・・・


左が北口、右が南口。

どっちだったっけーーーーーーっ


でも、大丈夫!

だって、路面電車の線路という、
素晴らしい道しるべがあるんですから。


たしか、左だったよな・・・。

路面電車は・・・、えっと・・・、

「もちこ!」


うーーんと・・・、

「もちこ!」



あれぇ・・・?

「もちこ!!!」


へ? 誰か呼んだ?

ボーっとしたまま振り返ると、


作・演出の竹内さんが、
こっちに走ってきているではありませんか!

「何か、買い物でもあるの?」

「まさかぁ、もう稽古場に直行ですよ」

「こっち、反対だよ」


お、お、お、お、おおおおおおお!


「ありゃぁ、よかったぁ。
 あぶなく反対に歩き始めるところだったぁ

 まぁ、路面電車がないから、すぐに気づくでしょうけどね」



「路面電車、こっちにもあるよ」

「え・・・」

「危なかったなぁ」


「はぁぁぁ、おかげさまで~ 



いや、ホントに、あの時、

私を見つけてもらえなかったら。

何度も声をかけてもらえなかったら。

私は違う路面電車を追いかけて、
果てしない旅路に向かっていたでしょう。


危なかったぁ 

よかったぁ 




改札出たら、右!

よしっ、もう大丈夫!

だけど、ま、一応、明日は地図を持って行くか。




人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!





       

劇団俳小公演「なにもいらない―山頭火と放哉」
詳細はこちら

       
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新劇でびっくりしたこと・その1・台本が立派!

2012-02-14 23:35:16 | 演劇・舞台・小劇場

初めての新劇客演。

同じ演劇とはいうものの、
やっぱり「ほほう」と驚くことも多いのです。

たとえば台本。

まずは写真をお見せしますね。



ねっ、ちゃんと台本になってるでしょ!


・・・って、意味不明(笑)


まぁ、以前の私のブログを読んで下さっている方は、
意味はおわかりかと思います。


いつも台本の写真を出しますけど、

・・・ただのコピーした紙の束でしょ?


小劇場は、どこだってそうなんです。


それを各々、
自分の使いやすいようにカスタマイズして、
「MY台本」を作ります。



時によったら、毎日数枚ずつ増えていって、
本番寸前にやっと全部揃ったぁ、
なんてこともあって(笑)

こうなるともう、まとめるヒマもありません。

へぇ~、こんな結末になるの!
と出演者が驚いていたりする状態ですから。



まぁ、どんな大きな公演でも、遅筆の作家の場合は、
きっとコピー紙が配られるんでしょうけど、


なんと今回、

私が参加すると決まった時(1月ですよ!)には、
すでにこの台本があったんです。

それも、ちゃんと背表紙までついてる!
(喜び方が細かすぎ・・笑)



さすがに屋台骨が違うというか、

なんといっても、昭和49(1974)年創立で、

池袋演劇祭大賞など、
数々の賞を受賞している劇団さんですから、

いろんなシステムが、きちんと整っているんでしょうね。



やっぱり、ちゃんとした台本って、めくりやすーい!

最後までストーリーがわかるって、ありがたーい!


・・・と、小劇場しか知らないオバサンは、
稽古場で1人、感心しきりなのです。





人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!





       

劇団俳小公演「なにもいらない―山頭火と放哉」
詳細はこちら

       
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

突然ですが、新劇ります

2012-02-12 01:59:32 | 演劇・舞台・小劇場

ウラ話小休止のワケは、これなのです、はい 


去年の春から舞台を休んでおりましたが、
突然、冬眠から覚めました(笑)

10ヶ月ぶりに舞台に復帰いたします。

それも、それも、初の<新劇>なのでゴザイマス!


決まっていた劇団員の女優さんが、急に出られなくなり、
ピンチヒッターとして、声をかけて頂きました。


作、演出は、コミックの原作も多く手がける、さいふうめいさん。

というより、今は、

大ヒットした『人は見かけが9割』の本を書いた竹内一郎さん、
と言った方が通りがいいですね。



・・・と、ここで唐突に昔話を。

かなり昔、私の所属していた劇団が解散しました。

ここに骨をうずめよう、
と思っていただけにショックは大きく、

また、
井の中の蛙で、劇団以外の世界はまるで知らず、

これで役者生命も終わりかな、とまで思っていたとき、


オーディションがきっかけで竹内さんと出会い、
プロデュース公演に参加させてもらえました。

それも、初参加の私に、
準主役級の役をポンと下さって・・・。


そんなところから、少しずつ活動の場が広がり、
フリーとして、今も何とか舞台に立ち続けている。

・・・というわけで、
まさに竹内さんは大恩人なのです。



実は、もうしばらく、舞台は休もうかな~、
と思っていたのですが、

竹内さんからのオファーとなれば、
これはもう、お断りするという選択肢はないっ!



はいっ、一気に冬眠から目覚めました!


         

劇団俳小公演 「なにもいらない―山頭火と放哉」

3月21日(水)~ 25日(日) 
シアターグリーン・ビッグツリーシアター

         


まぁ、新劇とか小劇場とか、分けたところで関係ないのですが、
やっぱり初めて入るとなると、ドキドキ、ばくばく。

出演者のほとんどが劇団員の皆さんだし、
歴史のある劇団さんだし、

もう、稽古初日は「借りてきたネコ」状態(笑)


でも、皆さん、とってもいい方ばかりで、
楽しく稽古をしています。



あとは、本番の池袋だな・・・。

あそこは、駅の構内が鬼門なんだよな・・・。

シアターグリーンも、うまい所に出られたら、
迷わずに行けることもあるんだけど・・・。

いや、まずそこから心配するのも、
どうかと思うんですが、

何にせよ、劇場に到着しないことには、
舞台に上がれないから。

  ・・・ただの独り言です。
      スルーしておいて下さい 








人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<information>

2012-02-12 01:57:29 | 演劇・舞台・小劇場
         

劇団俳小公演 
 なにもいらない―山頭火と放哉

【作・演出】竹内 一郎      

【出演】旺なつき(レオナール・エム) 木村望子(フリー) 森沢美優(アクアプレイス)
    斎藤真 勝山了介 大川原直太 手塚耕一 
    鈴木藍実 信太優也 星野恒久 田辺将 西本さおり

         

【公演日程】2012年3月21日(水)~25日(日)
  
 21日(水)      19:00
 22日(木) 14:00/19:00
 23日(金) 14:00/19:00
 24日(土) 14:00/19:00
 25日(日) 14:00


【場所】 シアターグリーン(ビッグツリーシアター)

【チケット】 全席自由、 前売・当日とも 3,500円


              
           
ご予約は、

お名前、ご連絡先、観劇日時、チケット枚数

・・・をお書きの上、下のアドレスにお送り下さい。

(プライベートアドレスをご存じの方は、そちらへ)

 ana23132@mail.goo.ne.jp

           
スパム防止のため、お手数ですが上のアドレスをコピーして、
 貼り付けてご使用下さい。

ご予約、心よりお待ちしております  

              
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舞台の裏のウラ話・その21

2012-02-09 15:06:03 | 舞台・ウラ話

舞台上に大勢が出るシーンになって、
また楽屋が静かになったとき、


今度はまた、別の人の声が・・・。


「△△さん、劇団やめるんだって?」

「えっ、そうなの?
 じゃぁ、××君との年の差恋愛、どうすんの?」

「だからさぁ、それがバレたことが引き金じゃない?
 彼女、ずいぶん前からやめたがってたから」

「お金のこと?」

「というか、プライベートな時間がまったくないじゃん。
 彼女くらいのトシになると疲れてくるのよ」

「うん、それはわかるけど。
 じゃぁ、××君は残るんだ」

「いいチャンスで別れるんじゃない?
 さすがに14歳上のおねーさまは、
 シンドくなってきてると思うよ」

「ははは、そりゃそうだ」

「あ、でも、まだオフレコだからね、この話」


・・・ごめんなさい。聞いちゃいました 


この公演、私は客演で参加していたんですが、
声の主の劇団員が誰かは、すぐにわかりました。

いや、わからなくても、
その時間に楽屋にいる人っていうのは決まってますから。


まぁ、それにしても・・・、

そうなんだ・・・、△△さんと××君。



みんな、あんなに楽しげに語らっているけど、
やっぱり〇〇さん、嫌われてるんだな。

そうだよな~。



あーー、でも、

私の話が出てこなくてよかった~。

ぼろくそに言われてたら、
ちょっと立ち直れないわ。


・・・などと、いろいろ思いを馳せているうち、

気がついたら自分のシーンは、
すべて終わっておりました、とさ。


しかし、まったくその気がなくても、
盗聴ってできちゃうんですね~。


なかなか貴重なテープだとは思いましたが、
公演が終わって一段落したとき、
丁寧に消しておきました(笑)



        

ええと・・・、とりあえず、この話が終わりまして、

でも、まだ衣装ネタはあるので、
次にそれを書くつもりだったのですが・・・、

ちょっと、お知らせしたいことができてしまいまして、

しばらくの間、小休止して、

またこのまま<その22>から続けたいと思います。
(覚えてるかな

・・・ということで、
これからもどうぞご贔屓に







人気ブログランキング

 ブログランキング参加中。
よろしければ、クリックを!

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加中。よかったらクリックを!

人気ブログランキングへ