望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

たまにはマジメに毒づいてみる

2010-05-31 22:40:07 | 暮らし・花・趣味
「〇〇薬を投与したAグループは、

 投与しなかったBグループに比べて、

 明らかな生存率改善効果が見られました」

医学系の学会や、記者発表会では、
頻繁に使われる言葉です。

私は素人なので、これを聞くたびに、思います。

自分の家族がBグループだったら、どう思う?

医学の発展のために、なんて思えるかい?


知らない、知らされないからこそ、
回っていく世の中もあるんだよね。




・・・なーんて、
柄にもないこと書いちゃいました~

人間、たまには違う顔にもなるもんです。
はははははは
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また、チロル

2010-05-30 11:58:21 | 暮らし・花・趣味
包み紙が違うだけで、中身は同じ。

そんなこと百も承知で2つ買ってしまう我が愚かさ 


はい。
お味は確かにアップルパイです。

ただ、アップルパイとチョコとが合うかどうか、
ここが微妙なところで・・・。



このところ、またイマイチなのが続いてるなぁ 
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つわものどもが夢のあと

2010-05-28 19:51:54 | 舞台・ウラ話
長々と続けてきました「彷徨う翼」のよもやま話。

さすがにそろそろ終わります。

いやぁ、予想以上に長かったわ~。

お付き合い下さいまして、
まことにありがとうございました。

         

8日間、全員で力の限りつとめてきた舞台も、
千秋楽は、このように・・・。



まさに、兵(つわもの)どもが夢のあと。


皆さま、本当にありがとうございました!



なお、これまでご紹介してきた写真の大半は、
今回は制作&声の出演の劇団員、貴子さんが撮影して、
劇団パラノイア・エイジさんのサイトに掲載されたものの転載です。

許可を頂いて、我が物のように掲載しました。
これも心より御礼申し上げます。
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2010-05-27 17:15:28 | 舞台・ウラ話
長かった公演ウラ話も、そろそろ最後。
いちおう、明日で締めようと思っています。

なので、
って、理由にはならないけど 

ちょっとだけ、語らせて下さい。



私ね、楽屋の床が好きなんです。

あ、稽古場の床も好きですが、
やっぱり楽屋ですね。


特に今回の「劇」小劇場は、
イマドキ珍しく、
板の間に座布団を敷いて座る楽屋。

椅子の楽屋と違って、
すぐ目の前に床があります。



私ね~、よく、
この床を撫でたり、さすったりするんです。

あ~、私、今、楽屋にいるんだ。
芝居してるんだ、って。

うれしいなぁ、ありがたいなぁ、って。



それなりに長く芝居をやっていると、
つい日常になっちゃうんですよね。

それで文句も多くなったりして。

でも、楽屋の床を撫でると、
そんな自分がピュアになれる気がします。



やっぱりね。
いくら大好きな芝居をしていても、
何かとストレスがたまることもあります。

楽屋に入ってからも、イライラを引きずって、
最悪の精神状態になることもあります。



でもね。
そんなときに、
こりゃヤバい、って気がついて、


・・・床を撫でるんです。


イライラが落ち着いて、
感謝がわきあがってきます。


あ~~、私、何やってたんだろう。

これから舞台に上がれるんだよ。
今、楽屋にいるんだよ。


イライラがなんだ!
ストレスがなんだ!

・・・って。


私が単純なのかもしれないけど、
こうやって、撫でているうちに、
イラついた心が、元ある場所に戻ってくれます。




あ・・・、

それから、誤解のないようにひと言!

土足の楽屋の場合は、
自分の鏡前の台を撫でたり、
鏡を撫でたりしています。

土足の床は、撫でません。
甲子園の土とは違うので 

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写真・・・楽屋の紙

2010-05-26 17:54:08 | 舞台・ウラ話
楽屋の壁に貼ってあった紙。



 これは香盤表。

シーンナンバーと場面、時刻を、ヨコ軸に。

役名と役者名を、タテ軸に。


カンパニーによってスタイルはいろいろですが、
目的は同じ。

誰がどのシーンに出るか、
一目でわかるようにするためです。

本番中も、この次がどのシーンかがすぐわかるので、
とても便利。

・・・って、そのぐらい覚えとけよ、って話ですが、
意外にパッと思いつかなかったりするんですよ~。


人によっては、
ついでに自分の動きや裏方仕事などを書きこんで、
しっかりカスタマイズして使ってたりします。


 こっちは普通にスケジュール表です。



見やすいようにアップにしてみました。
 これが小屋入りの日ですね。



キャスト、舞台、照明、音響と、
それぞれのスケジュールが並べて書かれています。


キャストは朝9時集合。22時完全退出。
これが、ごく普通の小屋入りのスケジュールですね~。

もっと早いときもありますし、うんと遅いときも、
また、私みたいなシルバーだけが、
遅入りさせてもらえるときもあります。


でも、テンション上がってるから、
普通は早くても全然平気です。

・・・だけど、

すでにバテまくってるときもありますからねぇ。

そのあたりはねぇ・・・。

いろいろです  


下の写真は、まったく無関係なのですが、
載せる場所がないので、ここに入れちゃいました。



相原少尉のマッサージをする細野二等飛行兵曹。
役と同じく、一番下っ端の多田君は、
マッサージ(整体)が上手。

先輩の上官たちに呼ばれて、
順番にマッサージしていました。

役柄同様、相当に個性豊かな特攻隊メンバーでしたが、
不思議と仲良くやっていました。

・・・っていうか、

普段から仲良くないと、
とても特攻隊メンバーの役は務まらなかったので、

そのあたりは、かなり、
みんな意識していたようでした。

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消えもの、モロモロ・その2

2010-05-25 20:37:24 | 舞台・ウラ話
昨日から消えものネタに入っていますが、

私が用意していた黒田家のおつまみ。
これもいろいろと試行錯誤がありました。

色のきれいなものをと考えて、最初に選んだのが塩豆。

これはなかなかよかったんです。
緑色がきれいだし、小さくて、どんどん口に運べるので、
見た目にも勢いがつく。

もうこれで決まりだな、と思ったときに、

あるとき、お箸でつまみそこね、
ころころころころ、
と稽古場の板敷きの床を転がって・・・

・・・そこで却下しました。

かまぼこも使ってみましたが、
これは、いくら噛んでも消えてくれない!
結局呑み込むことになり、
あまりに危険(のどに詰める、咳き込むなど)で却下。

卵焼きも、口に残って却下。
タコの燻製はもっと却下。
野沢菜は辛さがだんだんノドに来て却下。

で、いろんなおつまみをお皿に乗せて、
食べるのはだし巻き卵だけ、で決定。


そんなにいろいろと考えて決める消え物ですが、
それでも、
食べる物って、ハプニングがあるんですよね。


ある日、

有島食堂でご飯をかきこみ、
悠々と話をして、堂々と帰っていった黒田大尉が、

そでに入った途端、

ドーーーーーーーーーッ と、

ものすごい勢いで階段を駆け下り、
トイレに駆け込んだではありませんか。

このシーンの後、すぐに80才への超早替えがあるのに、
と心配して様子をうかがっていると、

トイレの中から、
クシュン、クシュン、ゲホッ、フンッ、フンッ、
という声(音?)が。

???といぶかるヒマもなく、また、

ドーーーーーーーーーッ と、

トイレから楽屋に走って、早替えスタート!

着替えながら、
「いやぁ、鼻にご飯粒が入っちゃって・・・」


あ~~、
そうだったのか・・・。
そりゃぁ、つらかったでしょう 

あっ、なぜトイレかと言いますと、
今回の舞台の設営上、
ロビーや楽屋の声が筒抜けになっちゃうんですね。

堂々と去った黒田大尉が、突然、
クシュン、クシュン、ゲホッ、フンッ、フンッ、
じゃぁ、サマになりませんから。


そして、千秋楽。
最後の最後に、私もやっちまいました。

いつものように、
だし巻き卵をガンガン食べながら、
喋りまくっているうち、

ヒュッ、っと入っちゃったんです 
のどの奥の方に。

こ、こえが、出ない・・・。
このままじゃ、咳き込んでしまう 

で、とにかくお茶をガブッ、
それでもダメで、ガブガブガブ。


その間、沈黙・・・。


はい。私のセリフの番でした 

2人芝居ですから、きっとお父さんは、
「今日はヘンなところで間を取るなぁ」
と思っていたでしょう。

無意味なところで、たっぷりと間を取り、
必死でお茶を飲んで、何事もなかったように芝居再開。

よく人の芝居を観に行って、
「間を取りすぎだっ」なんて怒ったりするけど、
意外にこんな原因の時もあるのかも・・・


ほかにも、
おせんべいをかじった途端に、
白い粉がぶわーーっと、黒いスカートに散らばって、
「うわっ」と思わず動きが止まったことも。

原因は不明。
悪い場所をカジっちゃったんでしょうね。
仕方ないから、芝居しながら1個ずつ取っていきました。
まぁ、日常の芝居なので、これもアリです。

今回は本当に、毎日毎日、変化があって、
2人芝居の面白さを、たっぷり味わわせてもらいました。


しかし、千秋楽が5月5日。
今日が5月25日。

ダラダラとよくもまぁ、引っ張ってるなぁ。

お付き合い下さる皆さま、
ありがとうございます。

もうちょっとで終わる予定です。
(って、まだ書くつもりかっ!)

       

写真は、稽古場での黒田父娘。



お父さんの衣裳、まだグチャグチャですね 
 
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消え物モロモロ

2010-05-24 17:34:08 | 舞台・ウラ話
消え物・・・つまり舞台上で飲み食いする物のことですが、
今回は、ホントにみんな、よく食べました。

食べた分、稽古での試行錯誤もいろいろで・・・。


たとえば、<どらやき>

これは、台本にこう書いてあったにも関わらず、
稽古中は二転三転。

お父さん(主宰)の、
「飽きるから日替わりもいいですね~
なんて発言もあったので、
結局、初日の「きんつば」まで、
いろんな和菓子が登場しました。

きんつばの他にも、
桃山、月餅(和菓子じゃないだろっ!)、各種のお饅頭など。

いずれも、散らかる、食べにくい、などで却下。

中でも、最悪が「もなか」でした 
もなかって、皮が口の周りにくっつくんです。
唇にまでぺと、って。

そうでなくても乾燥している稽古場の中で、
唇についた皮が剥がれず、
かなり違う生物になってしまって 
1回で速攻却下。

結局、巡り巡って2日目からは台本通りに。
(で、やっぱり、飽きました )



ご飯、お味噌汁、お漬物、さつま揚げの有島食堂チームは、
とにかく食べきらなきゃならない!
これが大変そうでした。

用意するのは、やはり有島食堂の女主人役の千鶴子さん。
毎回、炊いたご飯を持ち込んで、人数分の食事を用意、
・・・これも本当に大変そうでした。

こういう用意で意外に怖いのが、

・・・ラップのはがし忘れ、なんです 


そんなこと、忘れるワケない、と思うでしょ?

それがね~~、

なぜか、なぜか・・・忘れるんです。


ご飯は早くラップを取ってしまうと、硬くなって、
食べるのが大変なので、
ギリギリまでラップをしておくんですが、

出る前って、何かと他のことに気が行ったりするので、
舞台に出てから、ふっと見ると、

ラップがライトに映えてキラキラと、
なんてことが、本当にあるんです。



これは小道具置き場ですが、
ね、キラキラでしょ?


千鶴子さんもすごくそれを心配して、
(そりゃそうですよね、戦争中にラップはまずい )

心配して・・・いるうちに、

突然「あ、そうだ~!」と言うが早いか、

受付の机から赤のマジックを持ってきて、

食品にかけてあるラップに書き始めました。


「外す」「外す」「外す」「外す」・・・


書きも書いたり。
ラップというラップに書きまくって・・・。

はい、毎公演ごと。
ぜーーんぶに。

もちろん千秋楽まで無事に済んだのは、
言うまでもありません 

私も今度、マネしよ~~。 
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早替えイロイロ・その2

2010-05-23 17:12:56 | 舞台・ウラ話
昨日の話の黒田大尉は、
猿之助もびっくりな超人的早替えをやりきりましたが、

他にももう一人、
後半にとんでもない連続の早替えをした人がいました。

尾崎少尉役の小池さん。

この一連のブログでも、
かなり登場頻度の高い人ですが(笑)

それだけ大変なことも多かったから、
ネタにもなりやすいんですよね。


で、彼がやった、連続早替えワザとは・・・、


夜、黒田に最後の別れを告げにくるシーンは、
シャツにズボン(兵隊の日常着)。

次は、特攻に行くシーンで、特攻服。

次は、飛行機が墜落して大けがをして登場するため、
全身包帯だらけ。

その次は、44年後の老人になった姿。



このどれもが、1秒を争う時間との戦いで、

手の空いている人間が全員で、
よってたかって、着替えを手伝います。



写真は、
特攻服を脱いで、大けがバージョンに変わるときのもの。

楽屋じゃ狭いため、
上演中のロビーが早替えスペースに変わっています。


あ、もちろん私も手伝ってるんですよ!

このあとから、包帯をつける係だったので、
まだ写ってないだけです。

(写真撮ってたんじゃありませんからっ!)



・・・ちなみに、
この写真は制作の貴子さんに頼んで撮ってもらったものです。

わざわざブログ用に頼んじゃいました。

貴子さん、仕事中にありがとう  
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早替えイロイロ

2010-05-22 21:09:44 | 舞台・ウラ話
芝居を1本やると、たいがい何人か(時には全員!)
素早く着替えて次のシーンに出る、という、
早替えをしなきゃならない人が出てきます。

今回はまったく着替えのない人間も多かったんですが、
その反面、

猛烈な早替えを要求される人もいました。


その1人が黒田大尉。
この作品の作者で演出、主宰の佐藤さんです。

このホンは、昭和20年と昭和64年の両方が、
舞台になっています。

その両方に出る人は、
この44年の差を、シーンごとに行ったり来たり、
ワープせねばなりません  


当初、台本を読んだ私たちは、みんな、

「カツラをかぶるのかな」
「衣裳だけでゴマかすか?」

くらいのことしか考えていませんでした。

そりゃ、自分のことじゃありませんからね。
無責任なモンです。


ところが・・・、


当の佐藤さんは、そういう方法をとりませんでした。

なんと言っても、この作品を書いたご本人ですから、
書いちゃった(?)時点で、
心は決まっていたのでしょう。



主宰が選んだ方法とは、


・・・全部、実際に替える・・・
 

えっ? 


みんな、耳を疑いました。

だって・・・、

あんなわずかな時間に、


髪を洗い、顔を洗い、
またイチからメイクして、
衣裳を着替えて、昭和20年の36歳に 


次に、また一気に髪を白髪に染め、
一気に老人メイクをして、ヒゲまで白く染め、
衣裳を着替えて、昭和64年の80歳に 


そしてまた今度は36歳に 

次は80歳に  


メイクとか髪って、
本番の1時間くらい前から用意を始めて、
まぁ余裕で出来上がる、ってものなんです。

それを1時間50分の芝居の中で、

繰り返すこと、なんと5回!


正直言って、一緒に出る身としては、
そでで待ちながらヒヤヒヤだったりしたんですが、

さすが主宰 

完ぺきでした。



・・・まぁ、楽屋では・・・、

「か、髪が抜けていく・・・、やばいよ 

という悲壮な声も聞かれましたけど、

そんなホンを、誰が書いちゃったんでしょうね(笑)

       

今日の写真は・・・、
これは説明しなきゃわかりませんね。



演出家が照明の状態を見るために、

女学生がおじいちゃんの衣裳をつけて、
代わりに立っているところ。

本人が立ったら、外から見られませんからね。

しかし、この姿・・・、

おじいちゃん、というよりは、
「昭和の受験生」ですな(笑)
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人間、我慢も必要、というウラ話

2010-05-21 23:47:48 | 舞台・ウラ話
3日前に、ファンキー傷病兵の話を書きましたが、

笑いを我慢して、
我慢しきれずに「ぶぶーーっ 」っと吹いて、

稽古場中が大笑いになる、ってことは、よくあります。
(私がまた、ゲラだし )

・・・あ、「ゲラ」とはすぐ笑っちゃう人間のことです。



まぁ、現場としては、よくないかもしれないけど、

適度な緊張緩和にもなって、
私、こういうときの稽古場の雰囲気、大好きなんです



でもね、

これも稽古場だから、のハナシ!

これが本番だったら・・・

これは本当に笑いごとでは済みません。

特に深刻なシーンだったりしたら、エライことです。



なのに・・・

今回、よりにもよって私が、
そんな場面に遭遇してしまいました 


ラスト寸前、
年をとった尾崎が、黒田の家を訪ねてくるシーンです。

出ているのは、老人になった尾崎少尉と黒田大尉。
そして黒田の娘の昭子(私です)。

少し会話が続いた後、尾崎が言います。

尾崎「黒田大尉は、自決されますか?」
昭子「尾崎さん、なんてことを!」


最後の最後、
老人2人が今も持ち続ける思いが、
このセリフに表れます。
しかし娘の私にとっては、とんでもない言葉です。


ところで、私もこの芝居で初めて知ったのですが、

「大尉」のことを、
海軍では「たいい」ではなく、「だいい」と言ったのだそう。

つまり「黒田大尉」は「くろだだいい」と読みます。

尾崎少尉役の小池さん、
老人になっても、
朴訥で誠実な尾崎の雰囲気はそのままに、
その日も、このセリフを黒田にかけました。


「くろだだだいいは、自決されますか?」

・・・ん?

くろだだだ・・・?

多くないか?? 


あっ、とにかくセリフだっ!
「尾崎さん、なんてことを!」


(くろだだだ・・・だだだだ)


本当はその後、深刻な顔をして、
2人の話を聞かなきゃいけないのですが・・・、

じっと会話を聞けば聞くほど、
「くろだだだいい」がフィードバックしてきて、

その上、思わず、
稽古場での尾崎のファンキー傷病兵を思い出しちゃって、

なんて言ったらいいのか・・・。
                   
体の中に笑いボールが飛び跳ねてて、
それを体を硬くして押さえている感じ?

ひとつ間違えると、
そのボールが口から飛び出しそうになる感じ?


いや、あの、どう表現したらいいのか 
もうわかりません。



終演後、小池さんは、
黒田役の主宰にさんざん言われました。

「あのときの望子さんと僕の気持ちがどんなだったか!(笑)
 もう勘弁してよ!」


はい。
その後は、普通に「くろだだいい」と言ってくれました。


なのに・・・そのセリフになるたびに、
どうしても「だだだ」が思い出されて 

おかげで、私の次のセリフが、
妙にリアルだったかもしれません。



「尾崎さん、なんてことを!」・・・(笑)


     

写真は、若い日バージョンの黒田と尾崎。
この2人の、
44年を飛び越える早替えは見事でした 

 
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