望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

泣いてやるぅ・・・

2007-10-30 11:21:47 | 演劇・舞台・小劇場
このところ毎日、
PCで色々な書類を作っています。
 ハイ、私。
この公演のたった一人の制作担当者なんです

しかし、ほんっとに、
 手間がかかるんですよねー、PCって。
特に表にはうんざりします。
ひとつ間違えてずれ込むと、
 もうゴチャゴチャになるし・・・

なのに、スケジュールやら何やらと、
 作る書類のほとんどが表
   もうっ

あっ、またグチャグチャになった・・・
うううう。
PCなんか、キライだ・・・

・・・と、たぶん背中で語っていたのでしょう。
(さすが役者!・・・ってイバってどうする!)

なんか背中に気配が・・・。
振り返ると、
娘が驚いた顔をして立っているではありませぬか

「ママ・・・もしかして、今までずっと、
 そんな面倒なことしてきたの?」
「え? だって、表作らなきゃならないから」
「ちょっと貸してみて」

彼女がポンポンといくつかクリックすると・・・、
こ、これは・・・
  神かホトケか、スーパーマンか

あんなに苦労して作ってた表が、
    あっという間に目の前に

どうしてなのーーーっ??

ウソでしょ
今日まで何年も苦労してきた
   私の努力って、
        努力って・・・。
何だったのぉぉぉぉぉぉぉ

「もっと早く教えてあげてたらよかったのにね
と、天使の如き笑顔でほほえんでいる娘。
あのねっ 
あたたかい笑顔って、時にはかえって傷つくのよっ

いやいや、ここで逆ギレしても仕方ない。
  まずは1回、深呼吸してーーー、
     落ちつけーー、落ちつけーー
そう、これも不幸中の幸いと思わねば。

ウチのユニットは、
  主宰のりょーこさんと制作担当の私と、
たった2人だけの零細ユニットなので、
  常に仕事はいっぱいいっぱい。
そして、これから公演に向けて、
  作らねばならぬ書類は数知れず。

そーなんです。
だから、ここでわかったことで、
     これからの仕事がどれほど楽になるか
だから、ラッキーなんです。
いや~~、よかったよかったぁ

そう・・・だから・・・
・・・これまでの時間の浪費なんて・・・
考えちゃいけないんだ・・・

ラッキーだったんだ。ポジティブに考えなきゃ!
  でも、
   でも、
     やっぱりキライだーっ。PCなんて・・・
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昨日の続き

2007-10-15 22:42:42 | 演劇・舞台・小劇場
ということで、今日は写真入りでございます

この劇場
ロビーの床にはふかふかの絨毯が敷きつめられ、
そこを土足(!)で入ると目の前にはグランドピアノ。
どこぞのホテルか高級エステサロン、
 といった趣きを醸し出しているのでゴザイマス。





お芝居も魅力的でした。
生演奏に乗って、時代の枠を行きつ戻りつしながら、
多層的な物語が紡がれていきます。

で、その生演奏もまたまた、
         他とはちょいと違うんですよ。
笙、横笛、火焔太鼓といった古楽器と、
   なんと、コントラバスとのコラボなのです。
これが予想外の混ざり合いを生み出して、
    もう~、うっとり

中ではそのような高尚な物語が展開している一方・・・

外にいる私たちスタッフは、上演中、仕事が終わると、
靴を脱いで絨毯の感触を楽しんでおりました

「ここ土禁じゃなきゃ勿体ないよね~」とか言いつつ、
おにぎりやお菓子をほおばり~の、
           広々としたロビーで憩い~の。
ほとんど肉体労働者の休憩中といった風情で、
 ドアの中と外の落差はかなりのモノでございました(笑

小劇場の3Kって、実は決して嫌いじゃないんです。
汚くて狭くて、それもまたいいかな、って。
でも、来て下さるお客様のことを考えたら、やっぱりきれいな方がいいだろうな~。
いつか、ここをお借りして、いつもと違う雰囲気のお芝居もやってみたいな
でも我々がやったら、「ウチより居心地がいい」とか言って、ここで寝泊りするヤツが出てきそうだな

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ビックリな小屋

2007-10-14 23:51:01 | 演劇・舞台・小劇場
もう~~、ほんっとにビックリでした。
引越しも手伝ったし、それなりに立派なのはわかってたのですが、
それにしても、ここまでやるか 

いえ、知人が劇場を作ったんです。
あ、もちろん、自分でトンカチで作ったわけじゃないんですけど。
それでこのところ、こけら落し公演のお手伝いに通っています。

たいがい小劇場っていうのは、3K(汚い、暗い、臭い)なのが当たり前なのに、ここは何?
こんなに美しい場所に私がいていいのっ??

すごいです。
なのに撮った写真がうまくアップできない

なので、続きはまた明日
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君の~行く道は~♪

2007-10-01 14:00:00 | 演劇・舞台・小劇場
トシのせいなんでしょうかねぇ。
最近、涙もろくなった気がします。
すぐ感動しちゃってウルウルうるうる
稽古場でも、けっこうキちゃってます。

いや。よく考えると、別に感動する話じゃないのかもしれないのですが、
今、歌とダンスの稽古をやってて、
「あ~~、よくここまで来たよな~~」って。



最初に書いたように、この座組み、アンサンブルのボーイズを除けば、平均年齢44才(?)。
22才の男の子が入っているにもかかわらず、この年齢ってことは・・・ま、ま、この辺でやめときますが。
もちろん、プロ並みのシンガーもいます。
プロ並みのダンサーもいます。約1名づつ

でも、プロのダンサーや歌手役をやる中で、
 初めて踊る人 初めて歌う人。
   マジで、います。

 いや、いました → 過去形。ここが大事

たとえば、メインの1人。Iさんは、伝説のジャズシンガー役
でも、彼は演歌しか歌ったことがなかったんです。
初対面のとき、主宰のりょーこさんが聞いたそうです(もちろんオファーを狙って)。

「歌お上手なんですか?」
「あ、俺、歌けっこう巧いですよ」

前者の「歌」はジャズ、後者の「歌」は演歌・・・だったとは、ずっとあとからわかったのだそう 

今だから言えるけど、最初に彼の歌を聴いたときは、どーしよう、と思いました
リズムは演歌だし、音も外れてるし。
この公演、台本を書き換えなきゃならないかも、って、本気で思いました。
隣のりょーこさんをそっと覗き見ると、う、彼女も顔がこわばってる。
かなりハードで、レベルの高いダンスもあるのに、これもほとんど動けない。
や、やばい、ヤバすぎる・・・

それが5月の初めでした。
そして、6月、7月、8月、9月。
他の公演や稽古や仕事の合間をぬって、彼は毎週のように稽古場に来てくれました。
そして、汗だくになって歌って、踊って・・・。

私、これだけのキャリアのあるベテランの役者さんが、見栄もプライドもかなぐり捨てて、ここまで頑張ってる姿を見たのって、初めてでした。
痛々しいほどでした。
だって、器用に踊りこなす若い子達の前で、ブザマな姿(失礼!)をさらさなきゃいけないんですから。
これだけの役者さんが、やりませんよ。普通。

でも彼は、それをやり続けたんです
いや、それどころか。
他の公演の稽古場で踊りまくって「Iさん、煮詰まっておかしくなった!」と心配されたこともあったとか。

この前、Iさんの歌のバックで踊りながら、またしてもうるうるしてしまいました。

すごいよ Iさん
ここまで、いい歌を歌えるようになったんだ。うるっ
ダンスだって、こんな大変な振りをちゃんと踊ってるじゃないの うるっ

Iさんだけじゃありません。
みんなの歌の先生、りょ―こさんは、実はダンスが大の苦手。ぶんぶん汗を飛び散らして、「ひぃぃぃ~」とか「きゃぁぁ~」とか叫びながらやってきました。
でも、気がつくと、ちゃんとクルックルッとターンしています。うるっ

私もほんのわずかのソロなんですが、気がつくと歌ってます。道を歩いてても歌ってました(おいっ)
うまくなったかどうかはわからないけど、自分にもうるっ

いやもう、みんな、み―んな、なんです。うるっ
それぞれ、他の公演の稽古や本番や仕事を抱えながら、毎週毎週、ずっと踊って、歌って。うるっ

こういうの、TVのドキュメンタリー番組にありますよね。
全然できなかった人たちが、いろんな問題を乗り越えながら、周りの応援と自分の頑張りで、今はこんなに・・・、っていう感動モノ。
あんまりああいうの好きじゃなかったんですけど、今見たら勢いで泣いちゃうかも。
もちろん、こちらもビデオを撮っています。後で編集してメイキングビデオ~、なーんて考えているので。

しかーーーーしっ!
そう言いつつ、現実はわかってるんです。
まだまだ先は果てしなく遠い、ってこと。
なのにー、なぜー、歯を食いしーばーりー(古っ)

その事実を突きつけられて、最近、ちょっと落ち込み気味の人がいたりします。
いいトシをしたオジサンオバサンが、汗だくになりながら、ため息をついている図って、それはそれで可愛いんですよね。
その懸命さ、ひたむきさに、またしてもウルウルしてしまう私なのでした。
(って、自分のことはどうなんだっ
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