望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その11>

2019-07-31 21:13:00 | 舞台・ウラ話

 

舞台上に大勢が出るシーンになって、
また楽屋が静かになったとき、


今度はまた、別の人の声が・・・。


「△△さん、劇団やめるんだって?」

「えっ、そうなの?
 じゃぁ、××君との年の差恋愛、どうすんの?」

「だからさぁ、それがバレたことが引き金じゃない?
 彼女、ずいぶん前からやめたがってたから」

「お金のこと?」

「というか、プライベートな時間がまったくないじゃん。
 彼女くらいのトシになると疲れてくるのよ」

「うん、それはわかるけど。
 じゃぁ、××君は残るんだ」

「いいチャンスで別れるんじゃない?
 さすがに14歳上のおねーさまは、
 シンドくなってきてると思うよ」

「ははは、そりゃそうだ」

「あ、でも、まだオフレコだからね、この話」


・・・ごめんなさい。聞いちゃいました                      


この公演、私は客演で参加していたんですが、
声の主の劇団員が誰かは、すぐにわかりました。

いや、わからなくても、
その時間に楽屋にいる人っていうのは決まってますから。


まぁ、それにしても・・・、

そうなんだ・・・、△△さんと××君。


みんな、あんなに楽しげに語らっているけど、
やっぱり〇〇さん、嫌われてるんだな。

そうだよな~。

あーー、でも、

私の話が出てこなくてよかった~。

ぼろくそに言われてたら、
ちょっと立ち直れないわ。


・・・などと、いろいろ思いを馳せているうち、

気がついたら自分のシーンは、
すべて終わっておりました、とさ。

しかし、まったくその気がなくても、
盗聴ってできちゃうんですね~。


なかなか貴重なテープだとは思いましたが、
公演が終わって一段落したとき、
丁寧に消しておきました(笑)
 

       

 


ええと、一応これでマイクネタは終了でございます。

いつか、また違うネタで、書いてみたいと思いますが、
ま、いつになることやら。

 
とりあえず、
令和元年が終わるくらいまでは、

「今」な話を書いていく予定です。

 

何といっても、まずは、7ヶ月ぶりの舞台となる9月公演。

 

たまたま、明日、8月1日がチケット発売開始(予定)。

中旬からは稽古場レポートも書けると思います。


あらためまして、このブログともども、

どうぞよろしくお願いいたします。

  

 

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舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その10>

2019-07-30 21:44:57 | 舞台・ウラ話


楽屋のモニターTVの横に、
カセットテレコをセットして本番を録音。

それを家で聞き始めたところ・・・。


舞台ではない声が入り始めたんです。


「あ、またやってる、○○さん」

「ほんとだ。まったくね~(失笑)
 あれで喜ぶのって、
 田舎のオバちゃんくらいなのにさ」

「はは、今どき、
 田舎のオバちゃんにだって受けないよー」

「まぁ勝手にやるのはいいけどさ、
 あの人、なんでああ前に出たがんの?
 人、押しのけて、もうほんっとにイヤ!
 一緒に出たくない!」

「あ、そろそろ終わるよ。
 行かなきゃ」

「あ、ホントだ」

ガタガタという椅子から立ち上がる音。
笑い声。
ドアの閉まる音。


あちゃぁ・・・・・・。


確かに、舞台の音より、
楽屋のナマ声の方が、よく聞こえるんだよなぁ。



あの声は、あの人とあの人だわ。

もしかして、他にもあったりして?


という予想はみごとに的中。

大勢の出るシーンになって、
また楽屋が静かになったとき・・・。


   <つづく>

 

 

 

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舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その9>

2019-07-29 21:45:35 | 舞台・ウラ話

 
先に、昨日の「あえあえ言葉」の答えを。

「あえあえ、おうおういえうああい」
(さてさて、想像して下さい)

「おいえ、おおあいいあういうあいあんあいいーいあいあ」
(そして、その先にあるシルバニアンファミリーみたいな)

 
はい。絶対にわかりっこありません(笑)

 
でも、一度声に出して言ってみて下さい。 

明らかに活舌がよくなりますし、

早すぎて喋れなかった言葉が、
余裕で喋れるようになりますよ

 

・・・と、

これで声の話はおしまい、
と思ったのですが、

 
もうひとつ、ありました。

 

これとはちょっと違うものの、

モニターからの声というか、
ドラマのような話があったんです。


といっても、

これは一度、ウラ話に書いているので、

昔から読んでくださっている方には、

既視感があるかもしれませんが、

 
書いたのが、もうずいぶん前なので、
再放送しちゃおうかな、と。

 
あ~、この話か、と思い出しちゃった方、

申し訳ありません!

 

       

ずっと昔、

あるミュージカルに客演していたときの話です。

その公演は、自分にとって、
すごく不安のある公演でした。

ストレートプレイじゃない分、
台詞がどうもしっくりこない。

本当にこれで、
ちゃんと伝わっているんだろうか??

・・・と、本番に入ってからも、
ずっと不安だらけだったんですね。


そこで、思いついたんです。

「そうだっ、本番のテープを録ってみよう」
(当時はまだカセットテープだった)


普段は本番で録音なんてしません。

そんなヒマもないし、


第一、舞台裏も楽屋も狭いから、
私物を置くスペースなんてない。

ところが、
その公演は会場が大きかったもので、

高い所に、大きなモニターTVが、
広々とした楽屋を見降ろすようにセットしてあって、

ちょうどその台の横に、
テレコが置ける程度のスペースがあったんです。


もちろん本番中はさわる暇がないので、

最初からずっとオンにしておいて、
休憩中にテープをひっくり返す、

ということにしました。

(カセットテープがわからない若者は、

勝手にググって下さい)

そして、その日の公演が終わり、
家に戻って、テープを最初から聞き始め、

10分、20分とたつうちに・・・。


   <つづく>

 

 

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舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その8>

2019-07-28 18:38:46 | 舞台・ウラ話

 

騒がしい発声練習を終えて楽屋に戻ると、

みんなで、私の姿を、探してた?!

 

   ってことは・・・、

 

「え〜? この声、望子さんだよね〜」

「どこでやってるんだろう」

「モニター画面にいないよ」

「舞台上じゃないんだ。どこだろう」
「なんかすごいね~

「ほんとに~」
  とか言ってたんだーーー

 

だけど、どうして?

だって、客席の一番後ろでやってたのに。

 

   ん? もしや?

 

私は楽屋をとび出て、

再び客席に向かいました。

私が、さっき、変な声を出していた、

その天井あたりを眺めてみると・・・

 

   あれかっ?!

 

天井の角にある、何かちょっとした機械・・・。

 

   あれがマイクだーーーーーっ!

 

なんでこんなところにあるのよ!

・・・いやいや、そんなことが問題ではない!

 

ということは、私、もろにマイクに向かって、

 

「あえあえ、おうおういえうああい。

 あーえーあーえーおーうーおーうー・・・よしっと。

 おいえ、おおあいいあういうあいあんあいいーいあいあ・・・」

 

なんていうのを大声で!

いろんな音で、1時間近くやっていたのだ

それもマイクを通して、より大きくなった声で

 

・・・たぶん楽屋では、

そのうるささに、何も手に付かなかったはず。

 

  あ~~~、ごめんなさーい

 

あせって、楽屋に戻って、

「あ~~、みんなゴメン

 あれ、まさかマイクなんて思わなくて、

 のどの調子も悪かったから、聞こえないように、あ、いや、

 聞こえちゃったんだけど、あの、ホントにごめん」

と謝ったものの、

申し訳なさと恥ずかしさで、話が支離滅裂

 

なんとなく居づらくて、女子楽屋を出たら、

男子楽屋から出てきた役者さんと鉢合わせ。

 

「あ、あの、さっきまで、私の声聞こえてました?」

「ああ・・・、はい(笑)」

(うわ、全部のスピーカーから流れてたんだ当たり前か・・・)

「す、すみません」

「いやいや、珍しい発声法だなぁって」

あああああ、やっちゃったよー、恥ずかしいよー

それ以来、大きな劇場の時の声出しは、

まずマイクのチェックからスタートするようになりました。

 

あ、ちなみに、先ほど出てきた「あえあえ言葉」、

何を言ってたかわかります?

 

考えても無駄だと思います。

絶対にわかりませんから(笑)

 

 答えは明日に

 

   <つづく>

 

 

 

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舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その7>

2019-07-27 17:58:19 | 舞台・ウラ話


数年前。

そこそこ大きな劇場に出たときのことでした。
 

私、実は本番前に、

ちょっと変わった発声練習(声出し)をするんです。


とある、超有名劇団さんで使われている、

セリフを全て母音だけでしゃべる、

「母音法」というメソッドがあるのですが、

これを自分流にアレンジしたものを、

本番前の声出しに使います。


例えば「こんにちは」なら「おんいいあ」。

こんな調子で、それも一言ずつ腹筋を使って、

ばかでかい声で、歩きながら、

自分のセリフを最初から最後までしゃべっていきます。

ただ、これ、かなりうるさい上に、

何言ってるか分からないので、

すごく人に迷惑がかかるんですね。

だから、普通はみんな、舞台の上で声を出すのですが、

私は客席でやります。

前に書いたように、舞台上の声は、

マイクを通して楽屋その他、裏に筒抜けなので、

これはいくらなんでも恥ずかしい。

それに、うるさくてとんでもない迷惑になる。

 

で、また、その時の劇場が、

ゆったりと作られている、とてもいい客席だったので、

最も舞台から遠い、一番後ろの客席スペースで、

「おんいいあ」みたいなのを、やり始めました。
 

いろんな高さで、いろんな強さで、

繰り返しながら、おあおあやって、

まぁこんなもんかな、という所で楽屋に戻ると、

 

   ん?

 

みんなの笑顔が、なんか不思議?

 

「望子さん、お疲れ様です。すんごい頑張ってましたね」

「え?」

「あの、声出しの・・・」

「うっ、聞こえてたの?」

「はい。しっかりと」

「だ、だって、客席の一番奥でやってたのよ!」

「あー、そうなんですか!

 いや、舞台には見えないし、どこだろうって、みんなで話してたんです」

 

え? みんなで、私の姿を、探してた?!

 

  ってことは・・・

 

   <つづく>

 

 

 

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いくら夏好きだからって

2019-07-26 12:56:47 | 暮らし・花・趣味

 

夏だーーっ! 青空だーーっ!

暑いぞーーーっ!

風が気持ちいいぞーーっ!

わーーい、夏の雲だーーっ!

 

夏に浮かれて、

空を見上げて歩いていたら、

思いっきり電柱にぶつかった💦

 

あああ、痛い。


それよりも・・・恥ずかしい・・・(T_T)

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舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その6>

2019-07-25 20:52:17 | 舞台・ウラ話

 

楽屋のスピーカーから聞こえてくる、

先輩に対するすさまじい愚痴。

 

  ・・・って、

マイクがONになってるんだぞ!

劇場じゅうのスピーカーから流れてるぞ!

 

笑いながら聞いていた楽屋のみんなが、

はっと我に帰りました。

 

もし先輩に聞かれたらどうするんだ!

 

「止めに行く?」

「あ、うん。これはヤバいよね」

 

みんなが動き始めたところで、

 

「あと5分で舞台集合でーす!」

 

という舞台監督さんの大きな声。

そこでぶつっと途切れて、それでおしまい。

 

注意する暇もなく、

そのまま流れていきましたが、

次の休憩時間にも、

またぼそぼそという話し声が・・・。

 

「〇〇さん知ってます?」

「あ、△△の演出の?」

「あの人と仕事したことあります?」

「いや、ないな」

「絶対にやめたほうがいいですよ」

 

おいおい、また愚痴や悪口か?

それも、またまたマイクONだぞ!

 

それも!

どこかの演出家の悪口はいよいよマズいだろ!

 

「いやー、もうほんと、ひどいですよ。

 毎日言う事違うっていうか、

 こっちが言われた通りにしてるのに、

 違うって文句言ってくるんだから」

「 まぁ演出もいろいろだしな」

 

楽屋でちょっとため息が漏れました。

 

「どうする?止める?」

「止めるしかないでしょ」

 

と、また動こうとした時に、

今度は聞き役の人(結局誰かわからず)が一言。

 

「だけど、こういう現場で、

 そんな話はしないほうがいいぞ。

 この仕事は信頼関係で成り立ってるんだから。

 誰かに聞かれたりしたら、これからやりにくくなるぞ」

 

・・・はい。誰かどころか、みんな聞いてます。

 

まぁ、止めに行かなくても良さそうだと安心したものの、

これほど人の愚痴や悪口ばかり言っている若手君。

 

一人前になるにはまだ道は遠いなと、

みんな心の中で思ったのでありました。

 

 

いやしかし、ほんとに、マイクというヤツは、

どこで何の声を拾うかわかりません。

 

数年前。

そこそこ大きな劇場に出たときのことでした。

 

   <つづく>

 

【オマケ写真】

とある公演の場当り現場。これが客席です。

 

 

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舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その5>

2019-07-24 12:30:14 | 舞台・ウラ話

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

9月公演の詳細発表があったため、1日空いてしまいました。

「???」な方は2日前のブログをご覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

バッタバタの中での、夜の休憩時間・・・。

 

楽屋のスピーカーから聞こえてくる、

ぼそぼそという話し声に、

楽屋にいる全員が耳を傾けました。

 

 

「いや、ほんと、たまらないんですよ」

「まぁ、仕方ないじゃない」

「いや、そうなんですけどね。

 これから俺だけでオペやるじゃないですか。

 まだいろいろと聞いておかなきゃいけないのに、

 これから飲みに行くって」

「ははは」

「飲む時間あったら、ってか、俺明日から朝早いし」

「お前だってプロだろ。プランはできてんだからさ」

「いや、それがあの人、そうでもなかったりするんですよ。

 いや、それより、あの人に捕まると朝までなんすよ」

「ははは」

 

あ〜、そうか。

楽屋にいる我々にも、状況が飲み込めました。

多分あれは音響の若手の子だな。

 

音を出すタイミングや強弱などを、

演出家との打ち合わせを重ねて、

先輩の音響さんがプログラミングをする。

 

でも、先輩は忙しいから、

全公演ついていられない。

 

そこで、操作だけを、

後輩の若手が担当する、ということがよくあって、

その若手君のようでした。

 

チラシなどのスタッフ欄に、

音響プラン・音響オペ、照明プラン・照明オペ、

などと並んで書いてあることがよくありますが、

それがこういうことなんですね。

 

ベテランがプランニングをしたものに従って、

若手が操作をするわけで、

プランのままにやればいいだけ、

みたいなもんですが、

 

変更もある上に、

本番中はピンポイントで音を入れねばならず、

常に緊張を強いられる、厳しい仕事ではあるのです。

 

そんな若手君が、愚痴っている相手は・・・誰だろう?

 

事務方?制作さん? それとも出演者の事務所の人?

そんな人に、先輩の愚痴を言ってるのか・・・。

 

「いや、ほんと、〇〇さん、いつもなんすよ。

 こっちが大変なのわかってて、早く帰りたいって言っても、

 朝まで引っ張られるんです。

 それももう自分がべろんべろんで」

「ははは」

 

まぁ、聞くほうも笑うしかないか(笑)

 

いや、しかし、これはやばいぞ

裏でコソコソなら、よくある先輩の愚痴でしかないけれど、

 

<マイクがONになってるんだぞ!>

 

<劇場じゅうのスピーカーから流れてるぞ!>

 

   <つづく> 

 

 

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とりあえず、劇団ツイートのコピペです

2019-07-23 13:57:30 | 演劇・舞台・小劇場

 

ウラ話の途中ではありますが、

 9月公演のお知らせをさせて頂きます

 

昨夜、詳細が発表されまして、

劇団からのツイートを、私もせっせとリツイートしたのですが、

Twitterならではのバラバラ感は否めず、

とりあえず、劇団ツイートをコピペして、こちらにまとめてみました。

 

いずれ、いつものように、

自分の言葉で内容の紹介をする<informationページ>を作りますが、

まずは、こちらで。

 

・・・って、なんのことはない、

大事な情報はこれにすべて入ってるんですよね。

  ・・・なら、いつも私が作ってるのは何なんだ??

 

   ・・・・・

 

ま、何はともあれ、情報でございます!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第31回池袋演劇祭参加作品
ラビット番長 第 4六 回公演

「カチナシ!」

作・演出:井保三兎
2019年9月19日(木)~9月23日(月)
劇場:シアターグリーンBOX in BOX THEATER

日本初の劇団主催“福祉フェス”で1200名様を超える集客を記録。

さらに将棋をテーマとした舞台で数々の演劇賞を受賞しているラビット番長。

今度のお話は“介護士が将棋のプロ棋士を目指す”介護×将棋の最強コンビ!

 池袋演劇祭2010&2011&2017王者のラビット番長が放つ渾身の一手、今年はどう成る…?!

 

▼公演日程 2019年9月19日(木)~9月23日(月・祝) ※一部ダブルキャストです。

19日(木)19:00開演【A】

20日(金)☆14:00開演【A】/19:00開演【B】

21日(土)13:00開演【B】/17:00開演【A】

22日(日)13:00開演【A】/17:00開演【B】

23日(月・祝)13:00開演【B】/17:00開演【A】

▼料金 前売 3,800円・当日 4,000円 / 平日昼は割引料金 3,500円 /小学生以上18歳未満前売当日とも 1,000円

 

▼ラビット番長メンバー

 井保三兎 / 西川智宏 / 大川内延公 / 江崎香澄 / 金田央 / 宇田川佳寿記 (以上、演劇制作体V-NET)

 渡辺あつし ((株)ALBA) / 野崎保 / 高橋杏奈 / 向野ひかる / 星乃さやか / 鈴木彩愛

 

▼ゲスト出演

 木村望子 / 小松詩乃 / 松沢英明 / 尾山ねこ(演劇制作体V-NET) / 北澤友梨枝 / 石井智子 / 瀬上摩衣 /

 さんなぎ / 高山結生 ((株)ALBA) / ひな / 河内櫻子 / 友井理揮 / 髙橋理紗

 

 他スペシャルゲストを予定しております!続報をお楽しみに!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

少しずつ、こちらの情報も更新してまいります。

そして、ウラ話も!

どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

 

 

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舞台の裏のウラ話 <小劇場のウラの声・その4>

2019-07-22 17:57:16 | 舞台・ウラ話

 

なんか、マイクの話が停滞気味ですが

さくさく進めます!

 

小屋(劇場)に入って、場当たりを終えると、

次はゲネプロ。

本番通りにやってみる、最後の稽古となります。

 

ただ、場当たりやゲネのときには、

客席も、まだぐっちゃぐちゃなんですね。

 

可動式の客席の場合は、

まだ客席すら存在してなかったりします 

 

そんな中で、客席のど真ん中に長机を置いて、

 

そこに演出家のパソコンやら、

照明さんの機材やらを、ずらりと並べて、

スタンドマイクも置いて、場当たりを進めていきます。

これは、とある公演の場当たりの写真ですが、

周りの雑然ぶりでも、

その混乱状況がわかって頂けると思います。

 

だからマイクにしても、

静かにスタンドに置いたままで使われるより、

手持ちで、ガッシと握って使うことが多いような。

 

特に舞台監督さんは、仁王立ちでマイク握って、

大声で指示するイメージですね(男女ともに)。

 

 

そしてこの、演出家とスタッフの席は、

ゲネプロが終了するまでそのまま置きっぱなしです。

(大きい劇場だと、赤で囲ったあたりか、もうちょっと後ろに作られます)

 

つまり、劇場に入ってからも、

初日のギリギリ前までは、

客席のど真ん中に、

イロイロなものが置かれた長机がある、

ということになります。 

 

そんな初日前、バッタバタの作業時間の中での、

夜の休憩時間・・・。

 

とりあえず、おにぎりなどを口に放り込みながら、

キャストたちが楽屋で、

思い思いに自分の時間を使っているとき。

 

 

何かぼそぼそという話し声が、

楽屋のスピーカーから、

聞こえてくるではありませんか。

 

  あれ?

 

誰か舞台でセリフでも当たってる?

 

いや、まさか、こんな時にやらないよね。

それに、役者の声ではなさそうだし。

 

といっても、舞台監督さんなら、

これでもか!みたいな大声を出してくるから、

それも違う。

 

  じゃあ、誰?

 

声が小さくて聞き取りにくいだけに、

かえって気になって、

楽屋にいる全員が耳を傾けました。

 

声はぼそぼそと、途切れ途切れに聞こえてきます。

 

   <つづく>

 

 

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