望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

私だけじゃなかったぞ!

2010-11-29 11:17:42 | 暮らし・花・趣味
 
「ヨンピョン島」を「ピョンピョン島」と、
間違えていたのに気づいたのが3日前。

でもね、私だけじゃなかったみたい。

このブログに来て下さった方の、
検索元をたどってみると・・・、

いるんですよ、1人のみならず、

「ピョンピョン島」の人が。


ほらね~(急に強気になる

人間って、はっきりしない言葉を聞くと、
自分の知っている言葉に変換する習慣があるじゃないですか。

だから・・・、って、

まぁ、こんなに鬼の首取ったように書くハナシじゃないけど

・・・ちょっと安心。


世の中、「かわいい」人が一定数いるんですね
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おんなじなまえ

2010-11-28 12:11:56 | 演劇・舞台・小劇場
 
普通の名前をお持ちの方は、考えたこともないでしょうけど、

私のように変わった名前を持っていると、
名前に妙に敏感になります。


「え~? 本名ですか?」
と驚かれることもありますが、
 
「芸名だったら、もっと色気のある名前にします」
と答えます。



私の名前に最も欠けているものが、色気!

そりゃ、生まれたての赤ん坊を前に、
色気のある名前を、なんて親はいませんけどね。



それにしても、名前ではかなり苦労しました 

字だと、読んでもらえないし、

話すと、聞き取ってもらえずに、

「マチコさんですか?」と聞き返される。

ひどいのになると、笑いやがる 


子供のころは、本当に嫌でした。




でも、今の時代になると、
非常に便利なことがひとつ。

ネット検索すれば、一発でヒット!
まず間違いなく、このブログがトップに出てきます。



ただ、ネット検索というのは、その文字が入っていれば、
それを見つけ出してくれるので、


「望子」だけで検索すると、
このタレントさんの名前が、ごっそり出てきます。
  ↓  ↓

「松岡 恵望子」

私は芸能界に疎いので知らないんですが、
けっこう売れているタレントさんだとか。



ほかにも、

ピアニストの古賀望子さん。
 ただし、「まちこ」と読むようですね。
 (どう読んだら「まちこ」になるんだろう??)

ペンネームなのか「十望子」さん、という人も。
 (「ともこ」と読むらしい)


また、

普通に(普通かどうかわからないけど)

「もちこ」と読むらしい人もいて、


宮原望子さん・・・歌人
富士望子さん・・・マンガ家


のお2人の望子さんがいます。


ま、だからどうした? ってハナシなんですが、
たまに来て下さった足あとをチェックすると、

「これ、絶対に私じゃないな」といった足あとがあるため、
一度調べたら、こういう結果となりました。



今になっては、変わった名前もまたありだと、
さほどイヤじゃありませんが、

キーボード文化になったために、
今度は知り合いから文句の出ることが・・・。


「思わず“もちこ”と打っちゃうと変換できないのよ!」
  (当たり前だ! )


「何度も打つときに、いちいち“のぞみ・こ”って、めんどくさい!」
  (ちゃんと覚えさせておいて下さい! )



ちなみに、プライベートなメールでしたら、

餅子であろうが、持子であろうが、もち子であろうが、
なんでも受け付けますよ。

間違われるのに慣れているから、
望月さんでもOKです。



ただし、悪意があるのはお断りします。

「餅粉」って書いてくるヤツがいるんだけど、

・・・餅つきじゃないんだからっ 
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ヨンピョン島だったんだ!

2010-11-26 10:09:59 | 暮らし・花・趣味
私、今朝まで「ピョンピョン島」だと思い込んでました


最初にニュースで音だけ聞いて、
そこで完全にインプットされて、


それからは新聞見ても、ネット見ても、
自信満々で「ピョンピョン島」って読んでました
(ルビを完全に無視して



いや、
なんかね、

かわいい名前の島なのにねぇ、とか思ったりしながら。

・・・思い込みってコワい。



ダンナには、さんざんバカにされ、

たまたま来ていた娘は、父親に、
「かわいい奥さんでいいですね~」


くっそーー
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シャッターオイル!

2010-11-23 14:07:39 | 暮らし・花・趣味
 
この前、ウチのガレージのシャッターが開かなくなって、

あわてて修理を頼みました。


「あ~、これね~。よくあるんです。
 ここを、ちょっと押し上げて、それからボタン押してみて下さい。
 それで、たいがい直るから」


来てくれたオジさんは、
とっても気さくな楽しい人で、

聞いてもいない
「シャッターで困ったときの知恵」まで教えてくれて、

こっちも調子がいいもんだから(関西人だしね)、

「へえ~」とか「ほお~」とか、
その度にハイテンションで感心してると、

もうノリノリで、
シャッターの掃除までしてくれちゃいました(やったぜ


そして、

「あ、これね、サービスであげるから」
「いや、そんなものまで頂けませんよ」

「いいって、いいって 


と、渡してくれたのが、これ 

 


知ってました?

シャッターオイル!


シャッター専用のオイルですよ!

なんと激しい用途限定! 


でも、シャッター業界では常識なんでしょうね。
いやはやまったく、知らない世界が多すぎます。



今後、使うかどうかは別として、
珍しさに大喜びして、お礼を言うと、


オジさん、いよいよ機嫌がよくなって、
帰りぎわに、

「これもあげるよ。
 これ使うと1割引になるから」

と、もうひとつ、プレゼントをくれました。



またまたお礼を言って、
あとでその1割引の券を見てみると・・・、



「自動ドア設置工事、今なら1割引!」



お気持ちはありがたいんですが、

ウチ、自動ドアをつける予定はないんです。はい。
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65年前の重さ

2010-11-21 00:17:47 | 暮らし・花・趣味
 
今日、とある勉強会で、
初めて「本物」をさわりました。

講師の先生のお父様の遺品だという、
「軍隊手帳」と「マラリア罹患証明書」




どちらも存在すら、知りませんでした。


間違いなく65年以上前のものなのに、
軍隊手帳があまりにきれいなのにびっくり。

保管もよかったんでしょうが、
これが現役だった時代は、
戦地で常に携帯していたはず。


なのになぜ?
と思ったら、
中に答えがありました。


つまり、この手帳は、
天皇陛下から賜った品であるゆえ、
ありがたく大切に使え、
といった内容のことが書いてあったんです。


・・・なるほど。それでなのか。


厳しい環境の中でも、
この内容に背くことなく、
本当に大切に大切に使っていたんでしょう。




もう1枚の、マラリア罹患証明書は、
戦地でマラリアにかかって、日本に帰されるときの証明書。

上の軍隊手帳に挟まれていたのを発見したのだそう。


ゲゲゲの世界だ・・・。


この方(講師のお父様)は、
マラリアで日本に帰ったものの、
それが元で数年後に亡くなったそうです。



この紙にも、この手帳にも、
人の人生や命が深く関わっている。


本物の重みに、出席者全員、
しばし言葉を失っていました。
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女心

2010-11-20 00:52:25 | 演劇・舞台・小劇場
 
先日の撮影。
とあるCMだったのですが、
私、おばあちゃんの役でした。

息子夫婦に子供が2人に、老夫婦という、
これぞCMの典型といった家族パターン。


で、現場で、私に声をかけるのに、
監督が口ごもっていたんですね。


CMは役名がありませんから、
呼ぶとしたら「おばあちゃん」

しかし、堂々と「おばあちゃん」と呼ぶには、
私はまだビミョーなお年頃。
一応「女優」だったりもするもんだから、
そりゃあ、呼びにくい。


その雰囲気を察したので、
こちらから言いました。

「おばあちゃん役なので、
 おばあちゃんと呼んでもらって構いませんよ」

「あ、そうですか?
 すみません」

明らかにホッとしている様子に、
私も安心しました。



・・・が、

そこから突然・・・きたのです。


「おばあちゃん、もう一歩前へお願いします」
「おばあちゃんは目線をあちらに」
「あ、おばあちゃん、ちょっといいですかぁ?」

堰を切ったように「おばあちゃん」の大洪水 


そりゃね。
自分がいい、って言ったんだし。
役はおばあちゃんなんだし。

あっちには何の落ち度もない。

でも、このどんどん膨らむ不快感は何なんだ  

私自身、まさか、
ここまで不快になると思いませんでした(笑)


 理屈じゃないのよ! 不愉快なのよっ!



そのうち、ちゃんと名前を呼んでくれるようになって、
私の機嫌もおさまったのですが、


もしかすると、私の不快感がわかっちゃった?


それであわてて、名前に切り替えた??


うん。可能性はなくもない。



でも「女優」を使う仕事をしてるんなら、
このくらいの女心、わからなきゃね

・・・って、
なんか私、勝手なこと言ってる?
コメント (4)
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わっ、一等賞!

2010-11-16 23:11:26 | 演劇・舞台・小劇場
 
とあるブログランキングの「舞台・演劇アクセスランキング」で、

このブログがトップになっていました。


まるで知らずに、 
ほかの方の足あとから、たどり着いてびっくり!

同じランキングでも、
日記部門では2位までしか行ったことがなかったので、
1位というのは、やっぱり嬉しい 


順位にこだわって振りまわされるのは御免だけど、
でも順位というのは、絶対に心をくすぐるんですよね。

「太宰」公演でも、
それの泣き笑いがたくさんありましたから(笑)




何はともあれ、アクセスして下さった皆さまのおかげです。

変わり映えのしないブログですが、
これからもどうぞよろしくお願い致します 
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これで最後にいたします!

2010-11-15 11:35:18 | 舞台・ウラ話
 
千秋楽が終わって、もう1カ月をとうに越えたというのに、
延々と続けてまいりました、公演ウラ話。

今回で一応〆たいと思います。

ということで、最後はやっぱり、打ち上げでしょう 



公演中は、本番前に必ず、
全員が集合してのミーティングがありました。

集合場所は客席。

まぁ、ゆったり座っていることもあるんですが、

出演者と演出家だけで、客席がほぼ満員になるという・・・。

本当にすごい人数の公演でした。



なので、打ち上げもこの通り。



まだスタッフさんが到着する前なので、
役者と演出家だけ。

それもまだ全員は揃ってない状態で、これです。
(ウチのチーム、前の3人しか写ってないし)



そして、青☆組チーム
  (画像が悪くてスミマセン!)

 

手前みそではありますが、チームワークと仲の良さでは、
トップだったと自負しております。



ラストは、コロさんと小夏さん

 

「人間失格」で見事な演技を見せたコロさん。

すでに小劇場界のスターでもある彼女ですが、、
公演中は、ゆっくりとお喋りすることができました。

うん。やっぱりね。
注目される人は違います。

才能は努力に裏付けされるんですね。


この打ち上げでも、
みんなが飲んで騒いでいる中で、
小夏さんのところにやってきた彼女。

「青☆組さんでは、どんな稽古をやってるんですか?
 稽古前のトレーニングは、やるんですか?
 小夏さんの演出は、まず何を役者に求めるんですか?」

などなど、とにかく真面目な質問攻め。


誤解を恐れずに言ってしまうと、
私は、全出演者の中で、
彼女が一番の実力をもっていると思っています。

マスコミにも取り上げられ、
チヤホヤもされているでしょうが、

常に愚直なほど真面目に芝居に向かっているんです。

公演中にポツポツと話してくれたプライベートな話も、
本当に真面目そのもの。


もともと注目していた役者さんですが、
素顔を知って、一気にファンになりました。

本当にすてきな人です。
(基本、真面目な人が好きなので )



 そして、
ひとつ、お詫びしなければなりません。

「アンケートにも書きましたが」といったお話を、
何人もの方から伺ったのですが、

申し訳ありません!


今回、役者はアンケートを読めませんでした 


この人数にアンケートを読ませたら、
収拾がつかなくなるのは目に見えています。

なので、これは仕方のないことだと思います、が、

書いてくださったお客様には、
大変失礼な結果となってしまいました。

どうか、この事情をお察しの上、ご了承下さいませ。



そして、
今になっても、どうしても読ませたいんだっ!

という内容がございましたら、
申し訳ありませんが、コメントをお寄せ下さい。

ただし、立ち直れないほどのダメ出しは禁止です(笑)


延々と続いたウラ話にお付き合い頂き、

         本当にありがとうございました!!
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あと少しウラ話・・軍艦マーチ♪

2010-11-14 11:11:18 | 舞台・ウラ話
 
もうちょっと、今さらながらのウラ話を続けます


今回、とても重要な曲だったのが「軍艦マーチ」

普通は、まず聞かないし、歌わない曲ですが、
出の前の緊張をやわらげるというか、

自分がのっていくのに
こんなにピッタリな曲はありませんでした。

マーチって、やっぱり人間の感情を鼓舞するように、
作られているんでしょうね。
 

出の前、

みんなが金魚のフン状態で並んで、

普通ならシーンとして、

どうしても緊張が高まるんですが、

そんなところに、
ジャンジャン、ジャンジャカジャンジャン、ジャンジャンジャンジャンジャーン!
と始まると、

それぞれ何となく体を動かし始めて、
そのノリで「よっしゃぁ、行くぜっ!」という勢いが出るんです。


まさか、こんなに「軍艦マーチ」に親しむことになるとは、
このトシになるまで夢にも思いませんでした 



でも、ただ1人、これに苦労した人がいまして・・・。


妹の想像上の人物M・Tとして、これの口笛を吹く、
後見役のシロー(荒井志郎)ちゃん。

口笛、それもソロですからね。
かなりのプレッシャーだったようです。

もともと、舞台というのはやたらと乾燥しまして、
そのために、霧吹きでバシャバシャ水をまくんですが、
それすら、すぐ乾いてしまうくらい、カラッカラなんです。


乾燥している中での口笛というのは、
環境として最悪らしいですね。
(自分が吹けないので、わからないんですが)

その上、緊張するとダメらしい 
ま、だいたい、緊張してうまくいくものなんてありませんけど。


彼、本当は口笛の名手で、
稽古のときも、すごくきれいに吹いていたし、

本番でも、こちらが聞いている限り、全然問題なかったのですが、

本人いわく「本番になるとうまくいかない」そうで、

音が出せる開場寸前まで、
いつも彼の練習する口笛が響いていました。



・・・その日も開場寸前、

「どうもプレッシャーに弱いんだよなぁ」
とぼやきつつ、いつものように口笛を吹いていると、


そこに舞台監督さんが通りかかりました。


そして、去りぎわにひと言。

「そういえば、シローちゃんの口笛、音、狂ってない?」


おおおおおーーーーい 

な、なんちゅうことを!

本番前ですぞーーーっ



案の定、

「えええーーーっ」

と絶句しちゃったじゃないですかぁ!



・・・あちゃぁ・・・。


といって、
こんな状況で、

「そんなことないよ」とか、

「冗談だよ」とか、

「うまいんだから大丈夫」とか、


我々がフォローしたら、
それだけ状況を悪化させるのは目に見えています。


とにかく、仲のいい座組みなので、

ここはもう、カラッと大笑いして、
本人の立ち直りを待つしかない 


あちゃぁ・・・という雰囲気のまま、
とってもやさしい空気が、彼を包みました(笑)



まぁ、本番はちゃんと大丈夫でしたが、

・・・ホントに音が狂ったときがあったのかなぁ。


・・・たぶんあったんだろうなぁ。


舞台監督さんと彼は、もともとよく知っている間柄なので、
そんなことで崩れるヤツじゃない、という確信があって、
ケロッとああいう発言をしたんでしょうね。


しかし、それにしても、
なんちゅうことを言ってくれるのやら 


それ以来、口笛の稽古が一段と増えたのは、
言うまでもありません(笑)



(上の内容とは無関係の)思い出の1枚

打ち上げでの、シローちゃんとみんみん。

「昭和の二枚目」なんて言われていましたが、
言われてみれば、そんな感じかも(笑)


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15時間!

2010-11-13 23:43:34 | 演劇・舞台・小劇場
今日は早朝から、珍しく撮影に行ってきました。

そして先ほど、やっと帰宅。

15時間労働・・・

疲れたぁーー。
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