望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

メリクリ☆チロル

2008-12-25 19:00:24 | 暮らし・花・趣味


右のボックスを見てくださいね 
 
お友達が、送ってくれました。
クリスマスプレゼントに、

クリスマスチロル~
 
中に限定のチロルが入ってるので、
ちょっと狙っていたのですが、
これを買ったら食べ過ぎる 
と、ガマンしてたボックス。

夢にも思わなかった人から、
サプライズのプレゼントでした 

限定品は2種類。



クリスマスソーダ 
   と
クリスマス島の塩 

ソーダとクリスマスの関係は??ですが、
間違いなくソーダでした。

そしてクリスマス島の塩、おいしかったぁ 

まぁ、別にどこの天然塩でも変わらないのでしょうが、
そこは、ね

いいんですよ。クリスマスなんだから

それに何といってもチロルなんだから 
コメント (2)
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鮮魚コーナーから愛をこめて

2008-12-24 15:50:59 | 暮らし・花・趣味
 クリスマスですね~ 

    でも、

今日の私のお出かけの予定は、
近所のスーパーのみ 

    でも  

こんなものを鮮魚コーナーで見つけたぞ 



ツリーは、わかめ。
オーナメントは、ほたてやサーモンやまぐろ。

少々生臭いけど、
とれたて新鮮。海の幸ツリー 


 ささやかな遊び心に拍手 


  メリークリスマス  

        
 
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私的「放浪記」劇場編、つづき

2008-12-20 21:43:12 | 演劇・舞台・小劇場
ちょっと時間が空いてしまいましたが、
わが「放浪記」も、今回でひとまず終了。

またいくらでもネタは増えるので、
その他の失敗談と共に、
折に触れバラしていきます。
(今日も新宿からシアターモリエールまで、
 10分以上かかったし 


  さて・・・と。


この前は何の話だったかといいますと・・・。


  そうでした!


上手と下手をよく間違える、って話でした!


上手下手っていうのは、
なにかと厄介なものでして、
人間の出ハケの問題だけじゃないんです。

舞台進行上必要な、
その公演で使うものは、衣裳も、小道具も、
上手と下手にわけて、
使いやすいように置かれています 


置いておいたはずの小道具がないっ
誰よっ、勝手に動かしたのはっ!

出番も迫るし、殺気立って探しているうち、
   ・
   ・
   ・
 ・・・あれ? 周りの景色が違う 

   と気がつくんですねぇ。


「周りの景色」というのは・・・、

舞台でこのシーンが展開しているときは、
自分は裏で、この場所で、この仕事をしている、

  ・・・みたいな決まった流れを、
役者は、ごく自然に体に覚えこませています。

  だから例えば、

裏でこの台詞を聞いているときには、
上手のモニターの横で、上着を着替えて、
小道具置き場のバッグに、さっき舞台でもらった鍵を入れる、とか。
 
そういった仕事の内容とか段取りで、
芝居の進行を計っているんですね。
この時点でこれをやっていれば大丈夫、って。


早替え(速攻の着替え)の連続なんてときは、
表にして貼り付けたりもしますが、
意外に、この体の感覚が一番確かだったりするんです。


  で、さっきの話にもどると・・・。

あれ? 周りの景色違う・・・ってことは・・・、

ここは・・・、
     ・
    ・
   ・
    上手だぁーーー

で、どーーーっと下手に走り、小道具を握り、
何食わぬ顔をして登場・・・と相成るワケです 

もう~ねぇ~。
こんなことは、しょっちゅうです。


一度は、どうしてもタップシューズが見つからず、
時間切れで、ジャズシューズでタップを踏んだことも。
群舞だと、意外にわからないものなんですよ(おいっ!)。

これはねぇ。
舞台のそでが暗い、ということもあるんです。

そでは、舞台にその明りが漏れないよう、常に暗いので、
本当に薄暗がりで探すことが多いんです。

もっとも、小道具などは、モノがいろいろ違いますから、
       
「ないっ!」ってときには、すぐわかります。

困るのが、お揃いの衣裳とか、靴  
ストレートプレイではあまりないことですが、
ミュージカルだと、よくあるんです。

もちろん置き場所は決めているんですが、

秒単位の忙しさで、大勢が、一気に、
同じ形の靴を探す、なんてことになると
       

もう~、年に一度のバーゲンセールかっ!
みたいなバトルが繰り広げられます。

自分の靴を探しているうちに、
誰かにヒールで顔を蹴られた、なんて、
その後の関係が悪化しそうなこともあります。
(オンナの世界はこわい・・・


あれ? そういえば、方向オンチねたが、
いつの間にか変わっちゃいました~。

そうそう、タップシューズが見つからなかったとき!

そのときも、そんな喧騒の中で探して、
タイムオーバーであきらめたのですが、

ジャズシューズで踊り終わってから、
登場したときとは反対の上手に退場すると・・・。

そのソデには、1足、主を待つタップシューズが・・・。

上手で履く予定だった靴を、下手で探しても、
最初からないわけで・・・。

両方のソデから、大勢でわーーっと登場する演出だったから、
誰も気づかなかったけど、

 
私が出たのは・・・、
上手じゃなかったみたい・・・


コメント (3)
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熱燗や

2008-12-15 17:47:59 | 演劇・舞台・小劇場
「熱燗や
  討入りおりた者同士」
   (川崎展宏)

 
昨日の朝日新聞、
「天声人語」で紹介されていた句。
(川柳といった方がぴったりくるけど)

華やかな「忠臣蔵」もいいけれど、

 なんか・・・、

  この世界、好きだな。

演劇って、
  こういう世界を描くものじゃないかな?

・・・などと、勝手に決め付けてみたりして。

(結局、芝居の話になってしまう私

・・・って、

この暮に、こんな呑気なこと、やってていいのかーーーっ
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ラ・カージュ・オ・フォール

2008-12-12 23:00:17 | 演劇・舞台・小劇場
 
「放浪記」をちょっとお休みして、
私としては珍しい、舞台の感想です。

これは、映画「バードケイジ」のミュージカル版。

10年ほど前に観て、すごく楽しかったので、
今回も観ようかな、とチラシを見てみたら、
なーんとビックリ!

友人が、とってもいい役に抜擢されて、
出演しているではありませんか!

アンサンブルで出るのも難しい東宝ミュージカルに、
メインキャストの1人として出てるんです 
これがどれほど大変なことか!
どんなにすごいことか 


これはぜひ観なくてはと、彼にチケットを頼んで、
久しぶりに日生劇場に行ってきました。


うーーむ。
もう、これはねぇ。
予想以上どころか、予想の何倍も楽しめました

はっきり言って、前回の公演よりも、
圧倒的に良くなっていました。

大舞台のミュージカルも、たまに観るのですが、
職業病なのか、どうも観る目が厳しいらしく、
最近は、納得できる公演に出会えないでいました。

でも、やっと 
久しぶりに出会えた気がします

 
ミュージカルとは思えないほど、
みんながきちんと役作りをしているので、
芝居が浅くならないんですね。
だから観応えがある。

そして、オカマちゃんたちの群舞は、
男性の筋力のすごさを思い知らされるほど、
すさまじい迫力。
(もちろん、それを計算済みの振付)

  そして・・・、
 
友人の彼は、東宝ミュージカル初出演だというのに、
主役に劣らぬ存在感で、客席を沸かせていました。

身内びいきではなく、
彼が一番すばらしかった 

その自由な体と計算された動き。
この大舞台で、トップの俳優さんたちと堂々と絡んで、
見劣りどころか、一番光っていた 


「まったく無名の僕に、この役を下さった演出家の、
度胸のよさを、すごいと思います」
なーんて、終演後、笑いながら話してくれたけど、
演出家に抜擢させたのは、彼の実力に他ならない。

そして、たぶん、演出家の想像以上のものを、
今の彼は見せていると思う。


プロってこれだよな・・・。

彼に限らず、久しぶりにプロの公演を観た気がしました。


さぁっ! 小劇場の私たち!

これだけのプロの芝居を、
     私たちも見せているかな?
仲間の中で、楽をしていないかな?

どこまで突き詰めて、プロの芝居ができるか。

  また、やっているか。

彼の好演を、涙が出るほど喜びながら、
自分で自分に問い直した時間でもありました。
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私的「放浪記」 劇場編

2008-12-10 14:21:42 | 舞台・ウラ話
方向オンチねたを吐露する快感に目覚めて(?)
最後におまけを。

同じパターンばっかりでネタバレではありますが、
でも! 私にとっては、その一つ一つに、
冷や汗と涙のドラマがあるんです。 
(そこまでのハナシか??)


方向オンチというと、
やはり「道で迷う」のが王道(?)でしょうが、
私のような人間は、どこにいても迷います 
  
スポーツクラブの広いロッカールーム。
広い駐車場。 
こういう「同じ風景が連なっている」所は、
完全に「自分の場所」を見失います。

それも、こういう所は、
毎回違う場所を使わなきゃいけない   
だから、毎回迷わなきゃならない 
(いや、別に誰に頼まれてもいませんけど)


駅の構内だって、
迷ってくれといわんばかりの構造じゃないですか!

渋谷駅、新宿駅、池袋駅→ 私にとっては迷路です。
吉祥寺駅で30分、    
同じ所をぐるぐる回ったこともありました。 
 
  そして! 

私にとっては、
     劇場の中も迷路なんです。
 
というか、だいたい劇場の裏って、迷路なんですよね。
舞台裏、とか、楽屋裏、とか言うだけあって、
ぐっちゃぐちゃな上に、荷物だらけ。

  そんな中で、

このシーンでは上手に退場したあと、
奈落を通って下手から登場、とか、



このシーンでは、楽屋を通り抜けて客席から、とか、
いろいろと、決まっています(当たり前!)

 
こういう「出ハケ」は、誰でも混乱する上に、
劇場に入ると、稽古場とはまったく勝手が違うので、
それぞれチェックは怠りません。

だから、劇場に入ると役者たちは、
自分の出番を順番に思い出しながら、
何度も出たり入ったりして確認します 

  それで、いざ本番

となるのですが、
 ・・・それでもわからなくなるんですねぇ。
  ・・・人によっては 

 
もう5、6年前のこと。

大勢で、わいわい喋りながら登場するシーンがありました。

方向オンチな上に、小心者の私は、
常に、早め早めに舞台のソデにスタンバイします 

その日も、
「お~~、また私が一番乗りぃ~~

で、舞台を観ながら、自分の台詞を復唱したりして、
みんなを待っていました。

   が・・・、

あれ? どうしたのよ、みんな  

もう、ここまで芝居が進んじゃったよ~。
んったくぅ。だらしないんだから 

  ・・・って、

おいおいっ
もう時間ないぞーー
やばいよーー    
もうすぐ出番だよーーーっ
 

  どうすんのよーーっ

っと、怒りながら舞台の向こうのソデを見ると・・・、
 
いつもの顔ぶれが、全員で、
私に向かって、必死の形相で 

 「おいで、おいで」 

をしている・・・。

  出るのは、上手。

で、ここは・・・

 下手だぁぁぁぁぁぁぁ

比較的単純な造りの劇場だったので、
猛然とダッシュして間に合いましたが、

あれが奈落を通らないと上手に行けない、
なんて場所だったら・・・、
私は一人で、ワル目立ちをしながら登場、するところでした。
 

自慢じゃないけど、
私、上手と下手をよく間違えます 

これまで何とか、出トチリせずに済んでいますが、
青ざめることは、数知れず。

  ん?

 あれ?
 
あまりに長くなりすぎました。

もうちょっと書きたいので、また今度。

いつまで続く、放浪記っ 
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私的「放浪記」 (^_^;)

2008-12-03 13:21:35 | 演劇・舞台・小劇場

前回の日記に続いて、方向オンチのネタを・・・。
(なぜか聞いてもらいたい衝動にかられてる私 
 

たとえばコンビニに入ります。
買い物を済ませて外に出ると、
もうどっちに行けばいいのかわからない・・・

だから、入る前に、
「ゴミバコのある方へ行く」とか、
必ず目印を決めておくんです。


それなのに、
それだけひどいのに 
困ったことに、私、
一人歩きが好きなんですねぇ。はははは

特に稽古中は、
みんなとワイワイも嫌いじゃないのですが、
1人になりたがる傾向が、より強くなりまして・・・。

ちょっと疲れていたり、
1人で役のことを考えたかったりすると、
賑やかなカンパニーの一団を背に、
別のルートで帰ったりもするんです。 

もちろん〈絶対にわかるルート〉しか選びません。
自分の実力は知っていますから。

押上の巻 

その日も、稽古が終わった夜の10時すぎ。
以前に何度も通ったことのある道を、1人で帰りかけると・・・、

「あれ? こちらなんですか?」
とカンパニーの若手が声をかけてきました。

「オレもこっちなんですよー(満面の笑み)」

(ちっ、1人で帰りたかったのに)

「今日はこっちから帰ろうと思ってね。
じゃあね、私、ここを左だから(早く逃げたい)」

「はいっ、お疲れさまでした!」

(はぁ~、やっと1人になった~
と10メートルほど進んだとき。

「あのーー、望子さぁぁぁぁん、どちらに行かれるんですかぁ?」
という彼のでかい声が。

(うっさいなぁ 
 
「だからぁ、押上よ~」

「押上なら、反対方向ですよ~」

「・・・・・・え?」

そのときには既に、彼がそばまで走ってきていました。

「いや、あっちには駅がないんで、どこ行くのかなぁ、って。
うるさく聞いたら失礼かな、って思ったんですが」

「あ、あ、あ、あ、あ 

声が出ませんでした。


 もし彼が、
  そのまま声をかけないで帰ってしまったら・・・、

 私は、夜の10時過ぎ。
  広い、人気のない道路を延々と、
   到着する当てのない駅に向かって、
      歩き続けるところでした 

それも、間違いないと確信しているだけに、
平気で延々と歩いたに違いありません。


なんてコトじゃ・・・。
夜中の放浪記・・・。
背中に冷たいものが走りました 


(邪険にしてごめんねーー。
   あなたは恩人ですぅぅ

「ホントにホントにありがとう
こっちなんだね わかった。じゃあね」

「いや、待ってください!
オレ、駅までご一緒しますから」

いくら大丈夫といっても聞かず、
駅まで送ってくれた彼。
もちろん、1人で帰りたいなんて気持ちは、
きれいさっぱり吹き飛んでいました 

 
池袋の巻

池袋の芸術劇場。
ご存じの方はおわかりでしょうが、
あそこ、池袋駅から見えるんです。
徒歩1分。っていうか、地下ではつながってる。



でも、私ぐらいになると、迷うんですよ。
不思議がられますけど、迷えるんです(イバってどうする!)


あるとき、芸術劇場で夜の回が終わり、
キャストたちもそれぞれ、帰り支度を終えたころ、
またしても「1人で帰りたい」気分になっちゃったんですね。
たしか、その回の出来が悪かったか何かで。

既に劇場入り口は閉まっているので、
反対側の楽屋口から、ふらりと外へ。
もちろん、さすがに迷う不安なんてありません。


いろんなことを考えながら、歩くこと10分 
(それだけ歩いた時点で気づけよっ!)
 
なんと、こちらに向かって歩いてくるのは、
ついさっき別れたカンパニーの面々・・・。
  
 「あれ~? 望子さんも呑みにいくの?」
 「行かないわよ。私、帰るの」

 「だって、駅、後ろだよ」
 「え・・・・

 「今、どこで呑もうかって、店を探してたのよ~。
  まさか望子さんを保護するとは思わなかったわ~」

 「うそ・・・

 「だけどさぁ。ここで迷いますかぁ?フツー」

 「う、る、さーーーいっ


言い訳するわけじゃありませんが、芸術劇場って、
出口がいろいろあるんです。
で、違う出口から出ると、ほんっとにわかんなくなるんです。

でも、あの時も、たまたま「保護」されなければ、
夜の池袋を延々と徘徊することになりました。
翌日も本番があるっていうのに・・・ 
 

「まさか~、ブログ用の誇張だろう」
と思う方があるかもしれません。
でも、事実は小説より奇なり(おいおい

今でも、その保護してくれた連中からは、
「芸劇(芸術劇場)で迷った女」と言われています。
 

その昔。
やはり別の劇場から、
霞ヶ関の駅に行く予定が、
なぜか東京タワーにたどり着いたこともあります。


1人になりたがるワリに、
人さまに助けられつつ、なんとか生きてる私です  
 
コメント (4)
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