望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

あら、こーんな所に劇場が

2010-02-06 22:22:01 | 演劇・舞台・小劇場
このタイトルでメロディーが出てきた人は、
それなりの年齢でしょう 
(知らない人はスルーしてください 

そして、ウラ話じゃなくてごめんなさい 



スカイツリー、初めて見ました~


このすぐ近くに、大きな稽古場があって、
今日はそこに行ってきました。
といっても、稽古じゃなくて、お芝居を観に、です。

そこは、だだっ広い敷地に、
大きな倉庫がいくつも並ぶ倉庫村なのですが、

その倉庫群の半分くらいが、
実は中が稽古場になっていて、

広い舞台を使う公演などでは、
実寸がとれる稽古場として、よく使われています。


そこで「公演します」という連絡に「???」だったんですが、
行ってみたらなんと、

稽古場のひとつが、
いつの間にか劇場に変わっていました 




中はやっぱり倉庫っぽいけど、
ちゃんと照明も吊れるようになっていて、
一番大きな違いは、中が暖かかったこと 


実を言うと、この稽古場は、あんまり好きじゃないんです。
駅から遠いし、元々が倉庫だから、
冬は底冷え、夏はうだり・・・エアコンが効かないし 


でも、久しぶりに来てみると、
懐かしいですね~。
ここで稽古した、いろんな公演がよみがえります 


うーーん。

うずくぜ、芝居のムシが。
寝た子を起こしちゃったぜ 

どこかからオファー来ないかな~
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舞台の裏のウラ話(№5)

2010-02-06 01:23:03 | 舞台・ウラ話
もうひとつ、新人さんのネタです。

どんな世界でも、
「知らない強みだよな~」
と言われる人がいますよね。
若いころ、私も言われました。


ただ、「知らない」って、確かに強いけど、
言い換えれば、単なる「怖いもの知らず」 
もっと言い換えれば、単なる「無知」 


いや~、ほんっとに、何をやらかしてくれるんだか。

まぁ、こんなことは、
後にも先にもこの経験だけでしたが、
怖いもの知らずの若者に、
全員が大汗をかかされたことがあります 



と・・・、
この話をする前に、

ちょっと、
このときのお芝居の内容に触れておきます。

舞台は戦後すぐの沖縄。

米軍に対抗するレジスタンス勢力と、
それを阻止しようとする米軍との戦い、

といったストーリーで、
騙し騙されの、波瀾万丈の大活劇でした。

で、そのひとつの山場が、

レジスタンスのアジトに米軍がやってきて、
持っていてはならないカードを見つける 

・・・というシーン。

                 

   部屋の奥を探していた米兵が大声をあげる。

米兵 「隊長!○○のカードがありました!」
   と、高くカードを掲げる。

隊長 「やっぱりあったか。
     おい、なぜ、これがこんな所にあるんだ?」

レジスタンスのリーダー
   「へぇー、それが○○のカードなのかい?
     初めて見たぜ。なぁ、みんな」

   口々に賛同し、米軍をひやかし、笑う面々。
   隊長、拳銃をかまえる。

隊長 「我々をなめるんじゃないっ!」

                 

とまぁ、うろ覚えながら、こんな感じのやりとりでした。

TVのNG番組でいえば、
これが「OKシーン」ってことになります。
(ちなみに私はレジスタンスグループの1人でした)


ところが、ある回で、


カードを持ってくるはずの若い兵士が、
いつまでたっても持ってこない。

後ろを向いたきり、
ずっとゴソゴソと探しているではありませんか。

おいっ、どうしたっ 
(我々の心の声)

(つづく)
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