舞台の裏のウラ話（№８）

新人さん２人が、何を考えたか？

これ、たぶん、誰も想像できないと思います。
ホントに、なんちゅうことを思いつくのやら　


私たちはうんとリアルに芝居をしようね
だから、カードも毎回違うところに隠すから
本当に探してね！


・・・で、毎回、本当に隠して！
本当に探してたんだそう　


よくこれまで、さらっと見つかったこと　

あのねぇ、リアルっていうのはね、と、
おとなたちが口を酸っぱくして教えたのは、
言うまでもありません　


それもそのとき、見つからなかったのは当たり前で、
彼女が隠した箱のような小道具は、
その寸前にハケられて（なくされて）いたんです。


みんなを青ざめさせたカードは、
終演後、舞台そでの箱の中から発見されました　



まあ、さすがにこれは、かなり特殊なケースです。

でも、だいたいにおいて、重要な小道具の管理などは、
ベテランさんほど、気を遣っているように思います。

きっと、いろいろゾッとするような経験をして、
身につけていくんでしょうね。


ただ、それほど重要ではないもの、

・・・なーんて言ったら、
「重要じゃないものなんてないんだっ！」
と怒られそうですが、

でもやっぱり、優先順位はあるんですよね。

で、ささやかな忘れ物なんていうのは、
みんなチョコチョコやってます。

はいっ、今度はささやかな忘れ物編！

なぜ「ささやか」と言い張るかと言えば、
何を隠そう、私のポカだからでございます
　

（つづく）