さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

尾張三十三観音霊場巡り 完

2011年09月14日 | 巡拝日記

    いよいよ結願で~す!

   第31番 聚福院(じゅふくいん)

  

  聚福院は1584年に尾張の清洲に開設された後に

  昭和42年現在の長久手の地に移転したそうです。

  閑静な住宅街に違和感もなく多くの参拝客が癒しを

  求めて訪れているようでした。 

                

      本尊の聖観世音菩薩は室町時代の作で木彫り62㎝の立像です。

     本堂や境内は綺麗に掃き清めてあり清々しく感じました。 

                     

  

  聖観世音菩薩の右隣りには恵比須さんと大黒天さんの二尊が大きな体を

  寄せ合うようにして並んで祀られているのを初めて見ましたよ!!!! 

 

    尾張の旧家、神野家より譲り受けた二尊は江戸中期の作とかで開運繁昌の

  神様として多くの参拝者が訪れているそうです。

  

  第32番 仏地院

  白壁に囲まれた山門付近には さつき、もみじ、いちょう、楠の木などが

  植えられていて一瞬、名古屋市内の都会の中を忘れるほどでしたよ!!

 

  仏地院本堂  

    境内の樹木が暑い日差しを遮って日陰を造ってくれていましたよ。

 

          

 

     第33番 興正寺

        知多四国八十八所霊場の結願札所でもあって多くの

                       参拝客が訪れていました!!!!

        

         興正寺のシンボル的存在の五重塔は1808年の建立で

       総高は30mあり東海地区唯一の木造塔だそうですよ!!!

 

   八事興正寺は尾張高野とも呼ばれて高野山の別格本山になっているそうです。

 

  観音堂

   尾張三十三観音霊場を全て巡礼して暫し、充実感を味わいました。

   昨年、美濃の三十三観音を巡り、今年は今回の尾張を巡ることができたので

   来春までには三河の三十三観音も巡りきって「東海百観音」の結願をしたい

   と願っています。

                                

    

 

コメント
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