穏やかないい天気に誘われて岐阜市大洞の
中将姫ゆかりのお寺「願成寺」に行って来ました!
願成寺裏山の墓地公園から望む白山の山々が綺麗に見えました! (1月5日撮影)
仁王尊の山門
願成寺(がんじょうじ)は西暦672年、地元の豪族・村国男依が山間堂を建てて
観音像を祀ったのが始まりとされ、後の西暦752年には聖武天皇の命によって
「如意山 願成寺」と改称されたと寺史にありました。
「如意山」 山号の扁額
本堂
桜の名所なのか華やかな感じの内陣でした!
中将姫誓願桜
山桜の一種が変異して20~32弁もの八重の花ビラで咲くのが特徴で国の天然記念物。
中将姫(ちゅうじようひめ)は奈良の藤原豊成の娘で天平時代の西暦756年に継母の迫害
から逃れてこの地に辿り着いた。 中将姫は婦人病を患っていて願成寺観音に祈願し快癒
したお礼に桜の木を植えたことから中将姫誓願桜と呼ぶようになったそうです。
中将姫が植えた桜の木は樹齢1250年を超えるそうですが親木から採った
種子から発芽はこれまで一度もなかったそうですが・・・・・・・
平成20年11月に宇宙飛行士の若田光一さんが居る宇宙ステーション(きぼう)に種子を
打ち上げして255日間も宇宙に滞在させて平成21年7月に若田さんと共に無事、帰還
したとのことです。 帰還した種子を蒔いて大事に育てたところ250粒の内、2粒だけが
奇跡的に発芽し、その内の1本が願成寺に里帰りしていました。
今春、開花時に再訪して八重咲きする中将姫誓願桜を是非、観てみたいと思っています!
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