さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

心の風景「出羽三山 月山」

2021年12月15日 | 古寺・名所の回顧

      

江戸時代中期の頃から「西の伊勢参り、東の奥参り」と

称されて多くの参拝者で賑わったと云われる出羽三山は

「羽黒山=現在」「月山=過去」「湯殿山=未来」とされ

三山を巡ることは死と再生を辿る「生まれかわりの旅」

として信仰を集めてきたと伝わっています

              

月山神社には観光道路が整備されており8合目辺りまで

バスや乗用車で登ることが出来ます

眺望は抜群で遠く庄内平野まで見えました!

バスを下車して徒歩で天空の楽園と呼ばれている

弥陀ヶ原の景観を楽しみながら歩きます

標高約1400mの8合目の地で高山植物をめでながら遊歩道を

歩きますが、山頂1984mの標高にある月山神社(本宮)には

片道でおよそ3~4時間も掛かるそうで2千m級の登山には

それなりの服装、装備も必要とのことでした

カメラの望遠モードを最大限にして撮った本宮はすぐ近くに

見えますが片道3~4時間もの道のりと聞き驚きました!

月山の頂上登山が難しい場合は古くから頂上の「本宮」に

参拝したのと同じご利益があるとされる月山「中の宮」に

鎮座する御田原神社への参拝コースがセットされている事

を聞き、ちょっと気落ちした感が残りました!

中の宮 「御田原神社」

月山の頂上を見上げながら八合目に鎮座する御田原神社に

参拝した後、高山植物の宝庫とされる「弥陀ケ原」の散策

で見渡す限りに広がる紅葉の景色が懐かしく思い出されます

この日は「鳥海山」の姿も遠くに観ることが出来て

良い月山詣でになりました!

   

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