埼玉県比企郡の比企三山の一つに数えられている
岩窟寺院の古刹を巡拝しました!
比企三山とは九番の慈光寺、十番の正法寺と共にここ安楽寺を
合わせて「比企三山」と呼ばれています
「比企」の地名は源頼朝の乳母であった比企尼がこの地に
下向した事によって名付けられたと伝わっています
坂東三十三霊場 十一番札所
「岩殿山 安楽寺」 (いわどのさん あんらくじ)
安楽寺の創建は806年に行基菩薩が東国巡錫の折に
聖観音像を刻み岩窟に安置した事によって始まった
と伝わっています
「本堂」
「本堂前の十三重石塔」
1624年に再建された「三重塔」
境内の全てが綺麗に掃き清められていて清涼感に溢れており
清々しい思いで満ち足りた参拝となりました!
十一番の安楽寺を出る時、既に陽が落ちかけており
拝観と納経の終了時間を気にしながら
「さいたま市」へと車を走らせました!
札所の2Km手前で何とも不運にも交通渋滞に巻き込まれて
拝観終了時間の午後五時を過ぎてしまいました・・・・・
苛立つ渋滞の最中、電話で「少し遅れます」とお伝えして
御朱印帳への記帳をお願いしながら札所へ向かいましたが・・・
既にタイムオーバーで境内は真っ暗
諦めかけたその時、納経所に電気が灯りました!
【巡拝の冊子より撮影】
坂東三十三霊場 十二番札所
「華林山 慈恩寺」 (かりんざん じおんじ)
時間の遅れをお詫びし、不躾にも納経帳への記帳を
懇願しました 厳しい表情ながらも親切な言葉で
応対して頂き、遠方からの巡拝を労ってくれました
美しい見事な達筆で素晴らしい御朱印を頂くことが
出来て感謝、感激しました 一生涯、記憶に残る
有り難い出来事が大きな大きな励みとなりました!