さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

パワースポット「石馬寺」

2015年02月10日 | 巡拝日記

   

滋賀県東近江市五個荘に1400年の歴史を持つとされる

パワースポット・「石馬寺」を訪ねて来ました!

 石馬寺の石碑を見て参道らしき道を先に進みます!

かつては山門があった跡地に車を停めて長~い石段へと進みます!

およそ1400年前の推古2年(西暦594年)に聖徳太子は

「霊地は近江にある」と占い、馬の蹄に任せて

鎮護国家、仏教興隆を祈る道場を探していたそうです 

  ある日、繖山(きぬがさやま)の麓に来ると、馬は突然、進まなくなったのて゜

傍らの松の木に馬をつなぎ、歩いて山を登って行き、道場に相応しい地で

あることを確かめて下山すると、松の木につないだはずの馬は

そばの池に沈んで石になっていたそうです

太子はこの奇怪なことに霊気を感じ、「御都繖山」(ぎょとさんざん)と

名付けて寺を建立、馬が石になった寺として「石馬寺」(いしばじ)

号されて、その霊気霊験が今に語り継がれているそうです  

 「かんのん坂」

乱れ石積みの階段は古くから僧や行者、信者たちが

信仰を求めて登った古道です

かんのん坂の途中、石仏に可愛らしい前掛けがかけてありました! 

六所神社に行く処の「亡者の辻」という四つ角を

右に入り「始終苦(四十九)坂」という石段を更に上ります 

 330段ほどの石段を上り切ると「本堂」と「宝仏殿」が

目の前に現れます!

阿弥陀如来坐像

   

宝仏殿には数々の文化財が並んでいます!

役行者大菩薩像 

本堂の厨子 

石馬寺の扁額 

 行者堂

「石馬の石庭」 

禅風の中に石馬寺の縁起を描いているという石庭は

暫し、現実を忘れさせてくれて心癒される空間です!

 サクラや紅葉の時期にはまた違った趣きが見られる境内です

二年前に参拝した折には新妻のお庫裏さんでしたが・・・・・

なんと・・・二歳の男の子のお母さんになっていました

庫裏の玄関に小さな靴があったり、三輪車があったりで

微笑ましく、ホッコリとした気持ちで下山してきました!

     

                    

 

石馬寺からの帰路の途中、能登川町に入ったら吹雪いてきました!

前が見ずらくて道路が白くなりかけてきた時に・・・・・

言葉では言い表せない不思議な感覚に包まれました!

誰かが話しかけてくれたような・・・・・

   目の前は雪で見通せないのに・・・・

心の中の様々な事がスッキリと晴れ晴れとした瞬間でした!

私にとって嬉しく、いい事なんですが・・・

当分はナイショです・・・ 

       

コメント
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