比叡山東麓の坂本から大津市に向かい瀬田川沿いにある
紫式部ゆかりの寺・石山寺を訪ねて来ました!
石山寺は西国三十三ヶ所観音霊場の十三番札所でもあり
6年前に巡礼で訪れて以来、久し振りの訪問となりました
東大門
石山寺は聖武天皇勅願により良弁僧正によって開基された由緒ある古刹です
建立されたと伝わっています
東大門から真直ぐに伸びる参道
参道の脇には「つつじ」・「さくら」が植えられています
境内の奇岩、天然記念物の硅灰石は「石山」という寺名の由来になっています
滋賀県最古の木像建築物の本堂
内陣は平安中期に造られたもので外陣は淀殿が補修したと伝わっています
紫式部が源氏物語を書いたとされる源氏の間
人々が使用する部屋であったそうです
国宝の多宝塔
西暦1194年、源頼朝によって建立された日本最古の多宝塔で
美しい均整美を持った日本三大多宝塔の一つになっています
重層袴腰で檜皮葺き、入母屋造りの鐘楼
多宝塔のある高台からはゆったりと流れる瀬田川が望めました
瀬田川から吹き上げてくる冷たい風を受けながら
川の流れに合わせるかのように
何故かゆったりとした気持ちになっていました