さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

剣豪が修行した古寺

2013年02月22日 | 巡拝日記

         あの宮本武蔵が修行したと伝わる古寺を訪ねて来ました!     

    大仙寺の総門            

      総門は1679年、当寺第九世の泰翁和尚が建立。

      大仙寺は岐阜県八百津町の山里に在って1461年、如幻尼によって不二庵という寺を

      建立したのが始まりでその後、1510年には聖澤派の派祖、東陽英朝が山号と寺号を

      改め開山し、美濃守護・土岐政房が土岐家祈願所として栄えたそうです。

    参道   総門を潜り参道に踏み入ると修行道場らしく凛とした雰囲気が漂っていました。

               正眼寺、永保寺と共に美濃三道場の一つと称されています。

     外観    

    参道の坂道を登り  

        第二門に向かう途中の外観は石垣と白壁が見事に調和して美しい!

        

         大仙寺の寺名が彫られた大きな石碑にビックリ!

    宮本武蔵の座禅石

 

                 

     剣豪、宮本武蔵は当時天下第一の禅僧と云われた大仙寺の第八世愚堂国師に

       参禅問法のために入門を請い、三日三晩座禅をしたと伝わっている。    

  第二門の山門   1722年に第12世の晩英和尚が建立。

                     門が額のようになって模様木づくりの松が目を引きます!              

      本堂 

              本堂内部 

    本堂前には見事な樹木が多種、立ち並んでいます!                

          冬枯れの時期にこれだけ見事だと開花時、新緑の頃はもっと凄いでしょう!

     本堂からの眺望  八百津の山々を借景にいい感じの庭が素晴らしい!

    境内には数多くの蓮の鉢が置かれていて7月上旬頃には開花するそうですよ!

     鐘楼 

                  庫裡  

    境内には "ネコヤナギ" が咲き始めていました! 

    冬の山寺にこんな句碑もあってこころが和みました!

      このお寺は四季折々、いつ訪れても楽しめて癒される貴重な場所になりそうです!!

                                

コメント
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