大仏殿や二月堂で有名な東大寺に匹敵する西の大寺として
建てられ繁栄していた西大寺(さいだいじ)は参拝客もなくて
何故かひっそりと寂しい佇まいでした!!
東塔址 創建時に高さ45mもの五重塔が建っていた跡地
大きな基壇が規模の大きさを物語っているようです!!!
東門
南門
南門が正門 室町時代の中期に建てられたようで現存する最古の建物
南門から望む本堂
1752年に再建。土壁を使わずに板壁のみで建てられているのが特徴
五重塔の跡地と愛染堂 愛染堂は1769年に近衛家から移築されたお堂
四王堂
1674年の建造で称徳天皇が造立した金銅四天王像が安置されている。
参道は綺麗に掃き清められているが活気がなくて寂しい感じでした。
1200年ほど昔の創建時には約50万平方メートルもの寺領を有していたのに
現在はその1/30ほどになってしまったのは何故だろう?
東大寺に匹敵して数多くの伽藍を有し隆盛を極めていたのに何故、この寺
だけが何度も災害にあって伽藍を失い衰退してしまったのだろう??
東大寺が今も隆盛なだけに西大寺の寂しげな佇まいが気になった参拝でした!