徳川家康が若かりし頃(1570年頃)、武田軍に追われて逃げる途中に満光寺という
お寺に宿をとった。 そして家康は寺の住職に「一番ドリが鳴いたら起こせ」と頼んだ。
ところがニワトリは突然、夜半に鳴き出した・・・・・。
住職に起こされた家康一行は大急ぎで闇の中を駆け抜けて夜明けと共に寺を包囲
した武田軍から危機一髪、逃れて命拾いをした。
その後、家康は助けてくれたニワトリに寺領三石の扶持を与えた。
こんな逸話の残るお寺に行って来ました!!
青龍山 満光寺 西暦860年 平安時代の創建。 1500年頃には戦乱で焼失。
1532年領主、鈴木長門守が現在地に再建。しかし1782年に三門だけを残して再び火災で焼失。
三門
1707年の建立
参道の石段から見上げた三門は趣のある佇まいでした!
満光寺 本堂
本堂内部
このお寺にも何故か "駕籠" がありました??
本堂の前に石像の「庭観音」
初めて目にする耳にする観音さんでした!!
本堂前の境内にはこんな句碑もありました!!
鶴亀蓬莱式の回遊林泉庭園
冬枯れの時期にこれだけの景観だと諸々の草花が開花する時期はもっと凄いと思った!
庫裡の裏山の斜面を利用した庭園には綺麗に刈り込んだ「さつき」がかなり多く使われて
いるので五月の開花時に再訪して拝観したいと思うお庭でした!!