東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

明日から授業再開です、そしてちょっとしたご報告

2012-08-19 22:05:27 | 日記
 いよいよお盆休みも終わり、明日から授業再開です。
休み明けで心配なのは「そろばんのはじき方を忘れていること」なんですね。休み期間も少しは練習してくれればいいんですが、なかなかそうはいきません。というわけで、これから1週間は「わかりません!」の波状攻撃が期待されます(笑)。先生も全力で頑張りますから、しっかり思い出してはじいてくださいね!

 ところで、このブログは「gooブログ」を使用させていただいております。このブログやっている方はご存じかと思いますが、毎日のアクセス数ランキングがわかるんです。先日お盆休み期間中に

『25434 位 /1752554ブログ』


という順位を記録しました!。読んでくださっていますたくさんの方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。
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「暑い」夏が「熱く」終わりました

2012-08-17 13:18:07 | 日記
 今日は教室の片づけをしていたら、お客様がきました。



 そう、甲子園出場を果たした教え子、真鍋 毅くんがきました!

いろいろとお話をしましたが、たくましく成長した姿を感じました。お疲れ様!そしてありがとう!!
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残念でした…

2012-08-16 00:46:12 | 日記
(小さいけれど、教え子の打席です)


 今日は教え子の、甲子園二戦目!というわけで応援にいってきましたが残念ながら敗戦となりました。


 まあ、成長の様子を見ることができたのでヨシ!!
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お盆休みなので、「更新が控えめ」かも。というわけでちょっと長めのブログです

2012-08-13 11:14:25 | 日記
 夏祭りで送迎に来てくださったお母さんからよくいただいたお言葉が
「暑いのに大変ですね」と「どうしてそろばんの先生を、しかもそろばんだけを教えるんじゃない、そろばんの先生をしてるんですか?」というものでした(後者は5名!)

というわけで、お盆休み特別ブログ!(いや、別に誰も望んでないよ!とかいうツッコミは無しでお願いします!)私がそろばんの先生を志すまで~。について熱く(暑苦しいというツッコミも無しでお願いします。暑苦しいのは体型だけです…)語りたいと思います。

 先生になりたい!と思ったのは小学5年生くらいだったと記憶しています。その時は「学校の先生かそろばんの先生になりたい」と漠然と思っていました。

 中学2年生が最初の転機でした。当時私はチョッと書くのははばかられるようないじめにあっていました。その当時の担任の先生がいろいろと策を講じてくださいまして、解決に至ったわけです。そして、その先生にあこがれを抱きました。その先生は今私の教室からそう遠くない中学校で校長先生をされています。(最近お会いしました!)

 進路はそろばんをしていたこともあって、商業高校を希望していたんですが、3年時の担任の先生に「その進路は後で変えたい!と思った時に柔軟性がなくなるから、高校は普通科にしておいたほうがいいよ」というアドバイスを受け、府立清水谷高校へ進学します。

 そして、第2の転機が訪れます(中学3年生の担任の先生のおかげでもありますが)。私は高校時代、理科の授業として地学をとったんです(大阪府下でも地学を開講している高校は非常に少なく、清水谷高校に進んだのもまた縁なんでしょうね)。
 その先生の授業が私の琴線に触れたんです。
 薄片(はくへん)というものがあるんです。岩石を光が通るくらいまで薄く薄く削り、その透過光を顕微鏡で観察するんです。それを私たちに見せるべく、顕微鏡にセットしていたんですが、その顕微鏡をのぞきながら先生が「本当にきれいですね~」と言いながら、10秒くらいじっと顕微鏡をのぞき続けたんです。その姿が「本当に理科が好きで私たちに伝えたいんだな」と物語っていたんです。

 それで、それまでは社会の先生を目指していたんですが、理科もいいなあと思うようになったんです。でも社会は文系・理科は理系です。当時の私は文系選択なので、「理科の先生は無理かなあ」と思っていたんです。

 ところがところが、奈良教育大学では当時理科の専門教員を養成していたので、物理・科学・生物・地学それぞれの教科ごとに専攻科が分かれていたんです。結果的にこれを知ったことで、受験は社会・理科の両方を受けました。そして結果としてはこの地学教員養成課程に合格します。

 そして、大学院まで学び修士免許状を取得しました。大学時代は担当の先生に恵まれました。そして今でも心に留めている教えがあります。

 まずひとつが
 「できる」と「できない」は実は「できる」というほうが「できない」というよりはるかに簡単なんです。だって「できない」はすべての可能性を否定しないと言えませんが、「できる」は偶然であろうが必然であろうが「できて」しまえばいいんです。だから「できる」というほうが簡単なんです。

 なるほどでしょ。だから私は「できない」理由を探す前に「どうやればできるか」をいつも考えるようにしています。

 二つ目は大学院時代です。私は大学院時代、教育学の講座にいながら地震と断層の研究をしていました。そしてその当時「教育学概論」という授業をしてくださった教授に「君は教育学の研究科にいながら、どうして教育の研究をしないで、専門の研究をしているの?教師を目指すなら教育に関わる研究をすべきじゃないの?。専門の研究を教育大学で行うのはおかしいのじゃないのかな?」と聞かれたんです。これに関しては常日頃考えていたので即答したのを覚えています。
 「理科の教師を目指すものは、理科が心から好きじゃないと子供に伝わらないと思います。自分で疑問に思ったことを徹底的に研究して、自分で納得できる答えを見出す。その一連のプロセスを自分で経験していない先生が、子供たちに理科の面白さを伝えられるわけがないですよね。机の上だけであ~だこ~だ考えるより、自分の体で理科を体感する。その経験を生かして子供に語りかければ、教科書の丸暗記を指導する先生にはならないと思うんです。ほかの教科でもそうです。自分で発見・考察した経験のないものが先生になることのほうが僕はおかしいと思います。」という感じだったと思います。
 その先生はしばらく考えてから(だいぶ長く感じましたが、だぶん1分もなかったと思います)
 「君の意見も確かに正しいと思う。でも私はその考えに100%の賛同はできない。なぜならば、君のやっていることは教育大学で行う研究ではないと考えるから。でも、その考えをぶれずに持ち続ければ少なくとも、理科の教師としては問題ないと思います。あなたはあなたの考える教師像に向かって突き進むべきです」とお答えになりました。
 結局この授業は「秀」の最高評価をいただきました。この考えを口にしてから、「子供たちに胸をはって大学時代の研究の話をするんだ」と、研究により燃えたのを覚えています。

 三つ目は大学修了後の1年間の非常勤講師時代です。
 当時、某大規模中学(公立ですよ)に勤めました。人数が多くて生徒のできは正直ピンキリでした。でも3年生も夏休みを過ぎると、勉強のできない生徒でも「高校へは行きたい」となるわけです。そこで、何人かの生徒が「先生、俺でも高校いけるかな?」と聞いてきたので「行く気があればなんとかなる。行きたいと思う気持ちが本当なら九九からやりなおしてみるか?」と聞くと「うんやるわ」と答えたんです。荒れたて生徒も勉強したかったんですね。授業が分からないから面白くない。それを先生に叱られて嫌になる。だから荒れる。という悪循環に子供たちがはまっていることを感じました。
 校長先生に、放課後の自習に教室を使用する許可を願いました。校長先生は即答でした「お願いします。保護者のクレームは私が引き受けますから、希望する生徒は全員相手してくださいね」と。次の日の職員会議では協力してくれる先生を校長先生が募ってくださいました。
 当時3年生は8クラス317名でした(ね、多いでしょ)。最初は10名程度だった参加者が、年が明けるころには教室2つに入らないくらいになっていました。
 この時に、「お前がこんなこと始めるからめんどくさいねん。あほはほっときゃいいのに…」と、耳を疑う言葉を発し、最後まで協力しなかった先生もいたんです。ここまでひどくなくても「我関せず」という方も結構いました。指導に参加する先生は私を入れて、常時は6名ほど。できる日はいくよという先生が10名ほど。全体の4分の1でした。
 この経験で「私は学校の教師には向いていない」と悟ったんです。だったら自分で、自分の思う教育をやってみようと決心したのがこの頃でした。
 結局、この教室に参加した生徒は、第一志望にはいけなかった生徒もいましたが、全員高校に進むことが出来ました。あの「ほっときゃいいねん」と言った先生が、絶対に受からん!と言い放った生徒も、きちんと合格したんです。そりゃうれしかったですね。生徒の喜びようったらそれはすごかったですね。(いまは大工さんやってます)

 そして、荒れていた生徒を指導していて気づいたことがいくつかありました。
・本気で大人に(親も含めて)叱られた経験がないか、異常に少ない。または叱られっぱなし(経験が極端であるということ)
・基本的な生活習慣が全くできていない(時間割をあわせることや、朝食を食べること。中には制服のまま寝て、次の日も下着も変えずにそのまま学校に来るという生徒もいました)
・親との会話がほとんどない。そして褒められた経験がない(ほぼない)
・小学校時代の担任の先生の記憶があまりない(かまってもらってないか、悪い生徒と判断されて相手にされなかったのかもしれません)
・漢字の読みや九九といった、小学校低学年で身に付けるべきことが身についていない
 (そのほかにも、辞書が使えない。カタカナ・アルファベットが書けない。四則計算でつまづくなどもありました。ただし、半年の勉強でこのレベルはクリアできたので、LDやADHDといった発達障害の所見はありませんでした)

 というわけで、私がこれまでの経験で出した結論は
 「得意のそろばんを教えながら、基礎基本の徹底を図る」、「親御さんと懇談を実施して、親御さんの希望を聞きつつ、子供たちに有益な情報・助言を提供し続ける」、「指導を決めつけるのではなく、子供たちの話を聞きながら、最良の方法を悩み続ける」、「当たり前のことを当たり前と想える心を持ってもらう」、「褒めるときは思いっきり褒めて、叱るときは全力で叱る」、「子供たちに約束を守らせる。こちらがミスした時はきちんと謝って、子供たちと信頼関係を築く」
 この方針で教室を運営して、保護者の皆さんに支持を得られなければ「私は現代に必要とされていないんだな」とあきらめる気でいました。

 そろばん教室を開いて12年が経過しました。今のところ、運営できているということは、少なくとも私のようなめんどくさい先生でも、必要としてくださる方がいるんだなということだと思っています。

 こんな長いブログを最後まで読んでいただいた方にお願いです。何かお気づきのことがあれば、(できれば批判のほうがありがたいです。ただ打たれ弱いので、誹謗・中傷は勘弁してください)教えてください。懇談はチョッと…。という方は、無記名で結構ですので、コメント欄に何かお書きいただければ幸いです。

 では、今週はお盆休みをいただきます。

 明日は、教え子の甲子園2戦目です。応援に行ってきま~す。明日こそ打てよ!!
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今週はお盆休みです

2012-08-13 00:47:58 | 日記
 今週は1週間お盆休みをいただきます。

 お盆休みが長いですね。というご意見をいただきましたが、夏祭りは2時間半(授業2回分)の時間で行っています。学年を超えて、順番を待ちながら遊ぶこともまた、授業の一環と考えています。したがって1回分の授業は振り替えて休んでいる感覚なので、正味1週間未満のお盆休みと考えています。
 
 でも、確かにそろばんを触らない時間が長くなるのは事実ですね。来年からはお休みの前後に練習会などを企画しようと思います!
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