腱を伸ばして、背筋も伸ばして

ウォーミングアップ

　日に日に朝夕の涼しさが増して来ました。
これからの時期はどうしても体が縮こまってしまうので怪我もするし、見た目にも
老けてしまいます。
怪我をせずに若々しく歩く為には、十分なストレッチで体を温めるのが大事です。
　私も出発前には念入りに行っていましたが、実はそれだけでは不十分でした。
片手落ちのストレッチでは厄介な問題が生じると言います。

　毎週月曜日は専門知識の欠片も持たない私が、ウォーキングを通じて健康長寿を
手に入れようと奮闘するお話です。
今週は「ストレッチとウォーキング」です。

　運動前にストレッチをする目的を大雑把に言えば、全身に血液を送って体を温め、
筋肉や腱を伸ばして可動域を広げ、けがを予防する事です。
口では簡単に言えますが、実際には結構面倒な作業です。
　例えば普段使わない太ももの裏の筋肉を伸ばすには＜左かかとを一歩前に出して
脚の付け根に左の掌を添えて押しながら、ゆっくりと腰を落として１０秒。
ふくらはぎや太ももの裏、それにお尻まで一度に伸ばします。＞
　肩甲骨や股関節もしっかり伸ばします。
どうしても時間が無い時には３分間足首を回すだけでも違うそうです。
（おとなのスタイル　より）

クールダウン

　出発前にはしっかりとするけれど、帰宅後もストレッチをしている人はそれほど
多くはないでしょう。
私はもちろん「しない派」なので、家に着いたらさっさとシャワーを浴びてビールの
グラスを傾けたい気分です。
　しかし運動後のストレッチは忘れてはいけないと言います。
ストレッチをしてクールダウンすれば、緊張していた筋肉がほぐれて血流が良くなり、
疲労を残さずに回復し易くなります。(CLUB　Panasonic　より)
　ところがそれをしないでいると筋肉の柔軟性が徐々に減って行き、繊維組織が短くなって
しまいます。
筋肉組織の短縮とは、恐ろしい言葉が出て来たものです。
＜筋肉を包む筋膜はコラーゲンを多く含む。
何らかの理由でコラーゲンが余分に着くと伸張性を失い組織が硬くなる。
これがいわゆる筋肉の短縮だ。
それを防ぐには５～７秒の短時間ストレッチを何セットか行うのが効果的。＞
（資格のマナビバ　より）

　運動後のストレッチの重要性が何となく理解できました。
明日からはウォーミングアップに加えて、クールダウンでも腱や筋肉をしっかり
伸ばすつもりです。
　ついでに背筋もピンと伸ばします。
体中の伸ばせる所を全部伸ばして歩けば、歳より幾らか若く見えるかもしれません。
鼻の下だけは伸ばしても無駄ですが。