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雑草の日:秋が深まり知る事実

2018-10-09 06:29:15 | 日記
不純な動機

 足元に生える草の名を順にスラスラ言えたら格好いい!そんないい加減な動機
で雑草の勉強を始めました。
学術的な探求心とは無縁な私です。
ミーハーな動機ですが、それでも今週も新しい名前をひとつ覚える事ができました。
 問題は本当にその名前が正しいのか否か、そこが学術的でない私の悩むところです。

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ナス科 ナス属 イヌホオズキ です。

 遊歩道脇に咲いた白い小さな花、これは何だと図鑑を開いてイヌホオズキの
名前を知りました。
 ホオズキと言えば秋に角ばった赤い袋を付ける同じナス科の植物ですが、とても
似ている草には見えません。
どのあたりに共通点を見つけて名前にしたのか、私には見当が付きません。
 直立した茎から枝が横に広がり、そこに葉が互生しています。
節間の途中から2、3センチの花柄が伸びて、花が咲いています。
もう少し秋が深まると6mm程のまん丸い果実が黒色に熟すると言います。
 日本にはかなり古い時代に入って来て、今では北海道から沖縄まで広く分布を
しているそうです。(Wikipedia より)

実が熟してから

 少しでも雑草の勉強をした方ならば、セットで覚えている草があるのだとか。
近い仲間のアメリカイヌホオズキです。
 こちらは近年日本に入って来た様ですが、イヌホウズキですら初めて知った私に
すれば全く馴染みはありません。
どんな姿なのかと調べると、確かに似ています。
図鑑やネットには両者の見分け方が詳しく書かれています。

 アメリカイヌホオズキは歴史が浅い割には分布が広いと言います。
こんな記述がありました。
<2008年の実施調査で、比企丘陵と武蔵野丘陵を歩いたところ、9割9分が
アメリカイヌホオズキで、イヌホオズキはたったの4株だけ。>(身近な雑草のふしぎ より)
 10年前に埼玉県内で行った調査結果でこうなのですから、今はもっと勢力圏を
広げていると思われます。
 紛らわしい事に、他にも仲間の草が海を渡ってやって来ていると言います。
<イヌホオズキの近縁の帰化植物が急速に分布を拡大している。
場所によっては本種より普通に見受ける。
アメリカイヌホオズキだけでなくオオイヌホオズキやテリミノイヌホオズキなど種類
が多く、形態が似通っているので見分けが難しい。>(重井薬用植物園 より)

 先の見分け法によると、一番確実なのは果実を比較する方法。
これなら素人でも判別がし易いと書かれていました。
 今週はイヌホオズキを覚えたと喜びました。
でも本当にそうなのか、それともよく似た近縁の別種なのか、それは盛りと咲いた花が
散った後に漸く分かる事実です。
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