脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

脳内ミクログリアの低下が症状の一原因かも?

2023年07月01日 | 研究者の皆様へ
脳内ミクログリアの機能低下が認知症の病態進行の鍵だとしたら、

脳脊髄液が漏れて減ってしまった脳でも、
脳内ミクログリアの機能低下は起きているかもしれない。

髄液漏れにより、脳内ミクログリアの機能低下が起こった事で、

日常生活もままならない激しい倦怠感や
鎮痛剤も効かない、激しいさまざまな痛みが引き起こされ、

それを、
慢性疼痛やら
慢性腰痛やら、
慢性頭痛やら、
慢性疲労症候群やら、
線維筋痛症やら、
さまざまな病名が、

脳脊髄液減少症の症状を知らない医師により名付けられてしまっているかもしれない。

そして、患者も、医師の「診断」に洗脳されて信じきってしまっているかもしれない。

ふと、そう思った。

慢性疲労症候群や線維筋痛症は
脳内ミクログリアの炎症ではなく、
脳内ミクログリアの機能低下のせいかもしれない。

そして、その脳内ミクログリアの機能低下は、脳脊髄液漏出による、脳脊髄液減少によって起こるとしたら?

脳脊髄液漏出症が原因での症状としての、慢性疲労症候群、線維筋痛症の可能性もあると思う。

とにかく、私は自分の症状の経験と回復から、
脳脊髄液漏出症と、線維筋痛症、慢性疲労症候群が、
全く別の病態だとは、
サラサラ思っていない。


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脳内ミクログリアと脳脊髄液減少症

2023年07月01日 | 研究者の皆様へ
自分の症状と、
この論文を読んで考えた事



日経サイエンス
1996年1月号


精神疾患の新しいモデル
ミクログリア仮説


今から27年前にこれを書いた、加藤隆弘 神庭重信(ともに九州大学)お二人は、
1996年当時、脳脊髄液が漏れて減ると脳にさまざまな機能障害が起こる事など、
想像した事もないでしょう。

最近の論文

ミクログリアによる脳の恒常性維持とその破綻としての脳疾患


安藤 めぐみ,小山 隆太

東京大学大学院薬学系研究科薬品作用学教室 ◇ 〒113–0033 東京都文京区本郷7–3–1


脳脊髄液が漏れて減った状態が長く続くと、
脳内ミクログリアをはじめ、さまざまなのになんらかの異常が起こるのではないか?

それによって、あの日常生活もままならないほどの
激しいだるさ、倦怠感、
全身のさまざまタイプの痛みが出て、

その患者の訴えに対して、
脳脊髄液減少症の知識がない医師が

慢性疲労症候群とか
線維筋痛症とかの

病名をつけてしまい、
その病名によって、医師も患者も
納得と思い込みが起こり、

ますます、
髄液漏れという、症状の大元の原因に、
医師も患者も気づきにくくなる可能性を

私は強く感じています。

同じように、精神科の症状に対しても、
大元の原因が髄液漏れにあったとしても、
それに気づけて、適切な治療に結びつける事ができる医師も、患者もほとんどいないのが現状だと思います。

髄液漏れによる症状はさまざまで、各診療科にまたがるため、全ての医師が、脳脊髄液漏出によって起こる自分の診療科の症状を知っていなければ、
早期発見は望めないと思います。
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