脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

「適応障害」という誤診

2020年12月11日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
先日、
認知症でないのに、長年自分は認知症だと信じ込んでいた例が、テレビ放送された。


医師によって一度病名がついてしまうと、
それが誤診だったとしても、
誤診に気づかない患者の方が多いだろう。

そりゃそうだ。

自分より医学知識があるはずの医師がそういうのなら、と素人が信じ込んでも当たり前だ。

だけど、実際、私は何人もの医師に、脳脊髄液漏出症を見逃された。

だから、認知症でないのに、認知症と診断されていた人がいても驚かない。
むしろ、誤診された人がいて当たり前だと思う。

脳脊髄液減少症になると、しんどくて長く起きていられないから、外出がままならなくやり、家にひきこもりがちになる。

学校にも職場にも行くどころではない体調だから行けないし、
家の中でも家族のいる場所は眩しいし、音がうるさくてつらいから、
カーテン閉め切った自分の部屋にひきこもるしかない。

それは、自分を守るためのいわば、見えない敵から身を守るための本能的、正当防衛だ。

寝ても寝ても眠いから、はたからみたら寝てばかりいる怠け者に見える。

あるいは、以前のように、活発には動けないし、体調の予測ができず、
予定があっても体調が急に悪化しドタキャンする。

だから、この状態は、ひかこもりや不登校の他、医師の考えによっては適応障害とされても少しもおかしくないと思う。

認知症の診断が実はあいまいであるように、
はっきりと医師に「適応障害」と診断されてる人だって、
実は誤診の可能性だってあるはず。


適応障害は生理的反応ともいえます。よって医学的に鑑別できる検査はないです。

ここに書いてあった。

なあんだ、適応障害って認知症の診断よりあいまいなんだ。

でも、まだ、誰も適応障害という、誤診の存在の可能性なんて視点を持たないらしい。

権威ある医師が、とあるお方を「適応障害」と診断したら、
もう、その診断はけっして覆らないのか?

もし、誤診だったら、その診断名に固執するあまり、ミスミス回復の可能性まで見逃していないか?

精神科でうつ病とか、統合失調症とか、内科で自律神経失調症とか、小児科で起立性調節障害とか、

いろいろな病名に診断されていた人たちか、別の専門家の医師の視点で実は原因が脳脊髄液減少症だったってことはよくあるはず。

表に出てこないだけで。

患者は「今まで誤診されてました!」って自分からあまり言わないから。

適応障害についても、別の視点の
精神科ではない医師の視点での
再検証しないのかな?

あの方は本当に 適応障害 ですか?

脳脊髄液減少症になると、
普通の社会にも、生活にも、
精神的肉体的不調で適応できなくなるのを、
私は体験しているんですが?

脳脊髄液減少症患者が最後にたどりつきやすい精神科の、
世界中の医師のすべてが、

脳脊髄液減少症で人間に起こりうるすべての現象を把握しておいていただかないと、
いろんな病名に隠された
脳脊髄液減少症の早期発見と早期治療は難しいと思う。

脳脊髄液減少症は誤診されてる当たり前、
患者の主訴によって、
第三者(医師)からの見え方(病名)が変わる。

それが脳脊髄液減少症だと私は思う。

だから、適応障害 って誤診もありうると思う。

コメント
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